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台湾人にとっての日本就職の魅力とは?台湾発人材サービスに聞いてみよう
昨今の少子高齢化により日本における人材不足の問題が深刻化になっていく中で、外国人の採用が重視されています。外務省「令和 2 年 - 4 年のビザ(査証)発給統計」によると、台湾の就労ビザ所有者数は 3 年間で約 53% 成長しました。台湾人は文化や生活面において親日傾向があり、日本への就職を希望する人も少なくありません。
この記事では、日本での就職が台湾人にとって魅力的なポイントを 2 つ紹介します。台湾人の採用を検討中の方は、ぜひご一読ください。
魅力① 日本での生活や海外勤務への憧れ
台湾が日本に近いという事実は、単なる地理的特徴にとどまらず、近年では日系企業の台湾進出やコロナ後の国際交流の再開などの影響で、台湾人にとって日本がますます魅力的に映るようになっています。本稿では、台湾人が日本での生活や就職を考える理由について、2 つの理由をまとめてみました。
日本文化に親しみを感じている
日本台湾交流協会が提供する「2021 年度台湾における対日世論調査」によると、日本が台湾の最も好きな国ランキング 1 位となっています。さらに、動画配信サービスの普及によって、日本のエンタメ作品が多くの年齢層に受け入れられているなど、日常の中に日本文化が根付いています。このように日本を想い続ける現象は「哈日」と言え、これから数十年に渡って続くのではないかと考えられます。
「この外国語を学びたい!」ランキングで日本語が常に上位
台湾における外国語教育及び試験を実施する財団法人「語言訓練測験中心」の調査レポートと新聞記事によると、 2022 年度日本語能力試験の受験者数が 37,000 人を超え、日本を除く海外の国の中で一番多く、そして今後も増えていくと言われています。
魅力② 市場価値の高い人材になれる職場環境で、キャリアを築きたい
日本では人材が適材適所に配置される一方、台湾では理系人材の需要が高い傾向があります。高給料水準やワークライフバランス等を求めている台湾の新卒や転職希望者にとって、日本は海外勤務先となっています。以下に、台湾の文系・理系人材にとって魅力的なポイントを紹介します。
日本就職が文系人材にとっての魅力は?
日本では、新卒や中途採用を問わず、文系にふさわしい職種はポテンシャル採用で行われる傾向があります。台湾では、基本的に大学で学んだことと職種がリンクしている必要があります。その点、日本ではそういった学んできたことの関連性よりもポテンシャルを重視する会社が多いので、より幅広く職種を得られるというメリットがあります。
また、新卒向けの研修が手厚いのも日本の特徴ですが、そういった人材育成に力を入れている姿勢もひとつの魅力とされています。他にも、異国環境の刺激による自己成長や、会社と伴走していく中での市場価値の向上などが挙げられます。
IT ×語学力〜理系人材にとっての魅力は?
日本では、IT 技術の革新と企業のデジタル変革がトレンドとなっています。特に、サイバーセキュリティやインターネット関連の事業が著しい注目を浴びており、近年は SaaS やベンチャー企業などが急速に台頭しています。
当社の調査によると、日本での就職を希望する台湾出身の就職者の中で、約 9 割の IT 業界経験者が日本の IT ・ Web 関連企業への転職意向を示しています。また、JobMenta の10年以上の職務経験を持つ人材コンサルタントによると、台湾の理系人材が日本での就職を考える動機付けとしては、台湾と日本の会社数はそもそもの母数が大きく違うため、IT 関連の仕事の数も日本は多く、就職しやすいことや、他国に比べて市場規模がまだ大きいことも理由のひとつです。
近年の日本は人材不足の緩和に向けて取り組んでおり、特に理系職の労働環境改善に注力しています。ワークライフバランスが充実している企業での就職は、台湾の理系人材にとって極めて魅力的なメリットと言えるでしょう。
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