昭和時代を楽しむタイムスリップしてみませんか?(3)
昭和時代は日本の年号です。(1926.12.25~1989.1.7)それは64年間続きました。大分県の豊後高田市には「昭和の町」というところがあります。まるでテーマパークみたいで、「昭和」という時代を見て、食べて、遊んで、買って、存分に体験できる商店街です。では、では、私と一緒に出発しましょう!レッツゴー! 今回は昭和の現役職人!
昭和の現役職人
昭和の町は単なる昭和の風情を作り上げたところではないのです。
元々、昭和の町にあるお店の大半はこの町で何十年も商売しているお店です。
だから、大衆食堂や肉屋さんから、電気屋さん、薬屋さんまで生活に関わる様々なお店が昔から存在しています。
昭和時代の初期の貧困から、中期の奮起、後期の繁栄に立会ってきた人々が居ます。
彼らはこの町でいまもお店で元気に腕を振るって、笑顔でおもてなしをしています。
82歳の菓子職人
「和洋菓子モンブラン」は昭和時代に創業した和菓子と洋菓子を提供するケーキ屋さんです。
初代はお亡くなりになりましたが、お母さんと娘さん親子で店を続けています。
初代が愛していた菓子の木型は大きくて、様々なモチーフがあったことから、豪華な菓子作りは昭和時代の結婚式等お祝いのトレンドだったことがわかりますね。
和洋菓子モンブラン
長年にわたり不動な人気を得た和菓子もあります。
和菓子の「富貴寺(ふきじ)」は、青のりを練り込んだパイ生地で白あんを包んだ、上品なお菓子となっています。
日本茶の優しい味とピッタリですね。
その他、ケーキ、カステラ、アイスクリーム等々様々なスイーツも品揃いです。特にたぬきをモチーフに作られたケーキ「ぽんぽこ」はなんとも可愛い!
お母さんは今年で82歳。
創業以来58年間店を守り続けています。海外の観光客にも人気です。
もし昭和の町に遊びに来たら、ぜひ昭和のお菓子現役職人に会いに来てね!
「昭和の町」はテーマパークのようでテーマパークではありません。
なぜなら、昭和という統一したテーマがあるので、昭和のテーマパークに居る気分になるのですが、ここに住んでいる人たちは、現代の普通の日常生活を生きているのです。
だから、ここにあるお店はテーマパークのように作り物の何かを演じているのではなく、古き良き昭和の時代の温かさや明るさと正直さを現代も変わらずに持ち続けてお客様のお迎えをしている素敵なところなのです。
昭和へタイムスリップするなら、大分県豊後高田市の「昭和の町」へ。
2018年4月、インバウンド(訪日外国人旅行)を推進する大分県内の個人・企業の集合体として「インバウンド推進協議会OITA」が設立されました。その後、2023年7月に一般社団法人「インバウンド全国推進協議会」と改組・改称し、観光産業における4つの課題「観光人材の育成」「観光素材の発掘、情報収集」「情報発信、プロモーション」「受入環境の整備」の解決へ向け、その具体的な方策に基づいた様々な事業について全国を対象に展開しています。