千年の日本を一日で旅する
昨日は北海道でスキー、今日は沖縄でサーフィン、1日で3,000キロ以上を移動する、そんな経験があるかもしれません。 しかし、一日で千年を体験し、さまざまな時代の素晴らしさに触れたことがありますか?
神代ー神々と神社
大分県の北部にある国東半島は、千年以上もの歴史の足跡が数多く残り、時をめぐる旅が楽しめる場所です。
多くの神話が眠る神代の島と言われる「姫島」。全国に4万社あまりある八幡様の総本宮「宇佐神宮」。
古代ー六郷満山
約1300年前に宇佐八幡神の化身とされる仁聞菩薩(にんもんぼさつ)によって数々の寺院が開かれ、石仏約69,000体を作って、「六郷満山」文化の礎を築いたと言われています。
僧侶の修験道をベースとしたトレッキング「国東半島峯道ロングトレイル」が体験できます。
中世ー田染荘
宇佐神宮が大切にした千年前と変わらない荘園「田染荘」(たしぶのしょう)。千年前もこの場所で同じ風景を見ていた人たちがいて、今もなお変わらない営みを守り続けています。
近世ー城下町
サムライたちが天下統一を夢見た戦国の乱世が終わり、天下泰平の時代となった江戸時代。
中津、杵築、日出にはそれぞれ政治・経済・文化の中心となった城下町があり、それぞれの場所ならではの暮らしや営みを感じることができます。
近代ー温泉、昭和の町
海の城下町から電車で約15分のタイムトリップ。
湯けむりが立ち上り、かすかに硫黄が香ります。別府といえば世界一の源泉数と世界第2位の湧出量を誇る日本屈指の温泉王国。
豊後高田の「昭和の町」は昔から変わらないコロッケが人気の精肉店、子どもたちでにぎわっていたアイスキャンデーを売る店、老舗のお茶屋などなど、リアルな昭和を体感できます。
豊の国千年ロマン観光圏
神代、古代、中世、近世、近代5つの時代を一気に体験できるコンセプトで8つの市町村を跨るDMO(Destination Marketing/Management Organization)「豊の国千年ロマン観光圏」は様々な体験商品をご提案しています。
★島んじいちゃんばあちゃんとつくる!姫島郷土料理『いもきり』作り体験
★菊炭窯元見学・体験 良質なクヌギから生まれる最高級の茶の湯炭
★江戸時代から続くお茶屋で茶道体験 お茶ひとすじに280年。江戸時代から続くお茶の老舗「とまや」
★耶馬渓の里山をめぐるサイクリングツアー(ガイド・軽食付)〜神仏習合のふるさと・地域の暮らしや人々に触れる旅〜
2018年4月、インバウンド(訪日外国人旅行)を推進する大分県内の個人・企業の集合体として「インバウンド推進協議会OITA」が設立されました。その後、2023年7月に一般社団法人「インバウンド全国推進協議会」と改組・改称し、観光産業における4つの課題「観光人材の育成」「観光素材の発掘、情報収集」「情報発信、プロモーション」「受入環境の整備」の解決へ向け、その具体的な方策に基づいた様々な事業について全国を対象に展開しています。