美しい自然と長野ならではの美食を堪能!長野県・鹿教湯(かけゆ)温泉の楽しみ方8選
長野県上田市にある「鹿教湯(かけゆ)温泉」は、その素晴らしい泉質もさることながら、美しい自然や、長野らしい味覚を楽しめる名湯。湯治場らしい穏やかな時間が流れ、地元の方との交流をする機会もある鹿教湯温泉のおすすめスポットをご紹介します。
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目次
- 柔らかで肌触りの良い泉質が魅力の「鹿教湯温泉」
- 【自然】真っ赤に色づく紅葉と内村ダムの絶景を独り占め!
- 【自然】冬だけの絶景!五台橋の「氷灯ろう夢祈願」と「こたつバル」を楽しむ
- 【食】温かい接客と絶品料理、温泉に癒やされる「黒岩旅館」
- 【食】必ず食べたい!さいとう菓子工房のアップルパイ
- 【食】日本ワインの原点「シャトー・メルシャン」へ
- 【ローカル体験】地元民に人気のピザ屋(兼旅館)でゆったり過ごす
- 【ローカル体験】朝の体操や和太鼓体験で地元の方と交流してみる
- 鹿教湯温泉へのアクセス情報
柔らかで肌触りの良い泉質が魅力の「鹿教湯温泉」
長野県上田市にある「鹿教湯(かけゆ)温泉」は、江戸時代より湯治場として栄えてきた温泉地で、近隣の「大塩温泉」や「霊泉寺温泉」とあわせて、丸子温泉郷と呼ばれています。無色透明の弱アルカリ性単純温泉で、「身体の芯から温まる」「とても柔らかなお湯」として評判があり、国民保養温泉地にも指定されるほどの温泉地です。
そんな鹿教湯温泉は、温泉街やその周辺にも魅力的なスポットがたくさん!今回は、「自然」「食」「ローカルを楽しむ」の3つのカテゴリーに分けておすすめの観光スポットをご紹介します。
【自然】真っ赤に色づく紅葉と内村ダムの絶景を独り占め!
鹿教湯温泉がもっとも賑わう秋。10月下旬から温泉街を囲む山々は美しく色づいていきます。近くの山で採れた松茸の販売イベントなどが開催されることも。
鹿教湯温泉から少し足をのばした(徒歩30分程)場所にある、内村ダムはそんな季節にぜひ訪れていただきたいスポットです。赤や橙に色づく紅葉とそれを映す、コバルトブルーの水面は圧巻。人もそこまで多くないので、絶景を独り占めすることもできるかも!?
【自然】冬だけの絶景!五台橋の「氷灯ろう夢祈願」と「こたつバル」を楽しむ
冬の鹿教湯温泉も魅力的な行事がいっぱい!鹿教湯温泉のシンボルとも言える五台橋が幻想的にライトアップされる「氷灯ろう夢祈願」や、グランピングテントのなかにあるこたつに入って、鍋料理を楽しむ「こたつバル」など冬ならではの素敵なイベントが開催されます。
どちらも1ヶ月程の開催期間のため、事前に予定を確認しておくことをおすすめします。(過去の開催時期:氷灯ろう夢祈願2023年12月28日~2024年1月31日、こたつバル2024年1月5日~27日)
【食】温かい接客と絶品料理、温泉に癒やされる「黒岩旅館」
丁寧かつアットホームな接客が魅力的な黒岩旅館は、温泉やお部屋以外にも、素晴らしい料理をいただける旅館です。
大女将が育てた野菜や旬の味覚などを考慮し、毎日変わる献立は、一皿ごとに驚きと発見に満ちています。岩魚の塩焼きや信州牛のサーロインステーキも美味しいですが、丁寧に作られた前菜各種や野菜、お漬物まで素晴らしく、ここのお料理目当てのお客さんが多いことにも納得です。
【食】必ず食べたい!さいとう菓子工房のアップルパイ
りんごの産地でもある長野県。鹿教湯温泉にある、さいとう菓子工房では、信州産ふじりんごを贅沢に使ったアップルパイをいただくことができます。店内には、イートインスペースもあり、コーヒーと一緒に様々な種類のアップルパイを楽しめます。
一口ほおばると、りんごのシャキシャキとした食感と、やさしいバターの風味が広がります。パイ生地にもこだわりがあり、国産バターや松本産の卵などを織り込んだ生地を2日間かけて何度も折り込むことで(256層あるそうです!)サクサクの食感と柔らかな口溶けを実現しているのだそうです。
【食】日本ワインの原点「シャトー・メルシャン」へ
鹿教湯温泉の近くにある「シャトー・メルシャン 椀子(まりこ)ワイナリー」も外せないスポットです。世界最高のワイナリーを選出する『ワールド・ベスト・ヴィンヤード2023』において、日本のワイナリーで唯一4年連続で選出され、世界第38位、アジアNo.1に選ばれている椀子ワイナリー。
ワイナリーツアーでは、畑、醸造施設、樽庫を見学した後、ワインのテイスティングも楽しめます。お土産コーナーもあるので、そちらも要チェックですね!
【ローカル体験】地元民に人気のピザ屋(兼旅館)でゆったり過ごす
旅館・鹿鳴荘の一角で営業しているCAFÉ BOSCOもぜひ訪れていただきたいスポット。マルゲリータや照り焼きチキンといったレギュラーメニューの他に、信州きのこ、野菜といった季節のピザに、日替わりピザがあります。
今回注文したのは、マルゲリータ。オーダーが入ってから、トッピングをし専用のピザ窯で焼き上げてくれます。
焼き立てのピザは、チーズやソースのコクとバジルの爽やかさが素晴らしい一品。特に外側はサクサク、中はモチモチとしたピザ生地がたまらなく美味しく、あっという間に平らげてしまいました。
観光客だけでなく、地元民でも賑わう店内。CAFÉ BOSCOのオーナーさんは、鹿教湯温泉で様々なイベントを企画する中心的な人でもあるので、タイミングが合えばお話をうかがうのも面白いですよ。
【ローカル体験】朝の体操や和太鼓体験で地元の方と交流してみる
朝や晩に時間があれば、鹿教湯温泉にある交流センターへ。こちらでは、毎朝の9時から体操が行われており、地元民だけでなく、観光客も参加することができます。また、毎週木曜の19時半から和太鼓の体験(信州丸子太鼓「鼓城」)ができるので、事前に確認してから参加するのも良さそうですね。
鹿教湯温泉へのアクセス情報
東京から新幹線で行く場合
東京駅から、長野新幹線に乗り「上田駅」下車 。バス(千曲バス「鹿教湯温泉行き」)で1時間、タクシーで40分程。新宿から向かう場合は、「特急あずさ」に乗り「松本駅」で下車 。 バス(松電アルピコバス「鹿教湯温泉行き」)で50分、タクシーで30分程となります。バスを利用する場合は、本数が限られるため、バス会社のHPで時刻表を確認するようにしましょう!
東京駅から車で行く場合
練馬ICから向かう場合は、関越自動車道と上信越自動車道で東部湯の丸ICへ。国道18号・152号(丸子町方面へ)・254号(松本方面へ) で鹿教湯温泉へ(40分)。高井戸ICからの場合は、中央自動車道・長野自動車道で 松本IC または 安曇野I.Cへ。国道254号・三才山トンネルを経て鹿教湯温泉へ到着します(40分)。冬季は雪に気をつけて運転しましょう。
滞在期間や目的にあった交通手段を選んで、安全で快適な旅をお楽しみください!
国民保養温泉地とは、温泉利用の効果が十分期待され健全な保養温泉地として、「温泉法」に基づき環境大臣によって指定されています。全国に79箇所の温泉地が指定されています。(2022年10月現在) 国民保養温泉地の選定は、おおむね以下の基準によって行われています。 第1 温泉の泉質及び湧出量に関する条件 (1)利用源泉が療養泉であること。 (2)利用する温泉の湧出量が豊富であること。なお、湧出量の目安は温泉利用者1人あたり0.5リットル/分以上であること。 第2 温泉地の環境等に関する条件 (1)自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の観点から保養地として適していること。 (2)医学的立場から適正な温泉利用や健康管理について指導が可能な医師の配置計画又は同医師との連携のもと入浴方法等の指導ができる人材の配置計画若しくは育成方針等が確立していること。 (3)温泉資源の保護、温泉の衛生管理、温泉の公共的利用の増進並びに高齢者及び障害者等への配慮に関する取組を適切に行うこととしていること。 (4)災害防止に関する取組が充実していること。