国産ジーンズ発祥の地 倉敷・児島でオリジナルジーンズ作り体験
国産ジーンズ発祥の地、倉敷市児島にある「ベティスミスジーンズミュージアム&ヴィレッジ」では、国産ジーンズの歴史に触れながら、自分だけのオリジナルジーンズを作る体験ができます。ボタンやリベットを打ち込んだり、革パッチを選んだり……体験の様子を詳しくレポートします。
思わずびっくり!駅もバスもジーンズ一色!
玄関口のJR児島駅は、駅名標に自動販売機、改札、階段、ありとあらゆるところにジーンズモチーフが配されています。今回訪れるのは、国産ジーンズの歴史に触れながら、オリジナルジーンズ作りができる「ベティスミスジーンズミュージアム&ヴィレッジ」。児島エリアを周遊するジーンズバスに乗り込み、いざ出発!
「ベティスミスジーンズミュージアム&ヴィレッジ」へ到着
ベティスミスは1970年に創業。1965年に児島で初の国産ジーンズが作られて以来、相次いで児島で創業した3つの老舗ブランドの一つです。今回は、ヴィレッジの一角にある体験工場でジーンズ作りを体験します。
自分のサイズに合ったジーンズを選びます
体験工場では、まず素材となるジーンズの中から自分に合ったサイズを選びます。腰に当てたとき横幅がぴったり合うかどうかが、適切なサイズを見極めるコツです。試着室でフィッティングしてみると、馴染み具合と生地の柔らかさにビックリ! ストレッチの利いた着用感で履き心地も抜群です。
ジーンズの顔・前ボタンと、ジーンズの表情の要・リベットを選びます
次はいよいよ、デザイナー気分を味わえる「パーツ選び」。ジーンズの顔とも言える前留め用のボタンと、6箇所分のリベット(生地の重なりが厚い部分を補強する金具)を選んでいきます。ボタンとリベットは24種類ずつ。先にボタンを決め、その後に色合いを見ながらリベットを決めるのがコツだそうです。
意外と力とコツが要る! プロの凄さを体験するボタン打ち&リベット打ち
次は、選んだボタンとリベットをジーンズに打ち込んでいきます。目印と打ち機の位置を合わせ、2段階でレバーを踏みます。1度目のポイント合わせまではスムーズですが、2度目の打ち込みはかなり力がいります。思い切り蹴り出すようにしてレバーを踏み込むと、ようやく「ガチャン」という音とともに一箇所の取り付けが終わります。
ドキドキ・ワクワク、デザイナー気分! ジーンズのバックスタイルを司る革パッチ選び
工程も大詰め、続いてはジーンズのバックにつける革パッチを選びます。革パッチは約50種類。サイズも材質も様々で、仮当てする度ジーンズの印象が変わります。人気があるのはキャラクター入りのものや、地名が入ったシンプルなもの。革パッチは取り付けに技術がいるので、こちらはプロの方にお任せします。
いよいよ、世界に一つだけのオリジナルジーンズが完成!
ついに、オリジナルジーンズが完成! たくさんのパーツから好みの組み合わせで作り上げたジーンズは、手に取った瞬間から愛着が溢れてきます。脚を通せばスッと肌になじみ、ずっと前から履き続けていたかのような素晴らしい着用感。新たな相棒を身にまとい、ジーンズミュージアムへと向かいましょう!
できたばかりのジーンズを履いて、ジーンズミュージアムへ
ミュージアムに入ると、おしゃれに加工されたジーンズや大型の機械たちに目を奪われます。もともと繊維産業が盛んで「学生服の町」としても名を馳せ、ファッションの先駆けの地となる土台を存分に持っていた児島。この町が世界からも注目されるジーンズの聖地となるまでの流れが時代ごとに詳しく説明されています。
オリジナルジーンズ作りを終えて
児島の誇る手しごとによるジーンズ作りを自ら体験でき、オリジナルジーンズのお土産付きという、お得感満載の体験です。ぜひ児島の歴史を感じながら、世界に一つのとびっきり愛らしいオリジナルジーンズを作り上げてみませんか?
体験動画
お申込み方法
オリジナルジーンズ作り体験は、下記よりご予約いただけます。・所要時間:1時間・料金:8,800円(税込)~
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!