【高知県土佐清水市】足摺岬の見どころ紹介(天狗の鼻展望台編)
足摺岬展望台の東側にある隠れ絶景スポットである「天狗の鼻」 2023年12月にリニューアルオープンした天狗の鼻展望台と、アクセス方法について紹介します。
はじめに
みなさん、こんにちは。土佐清水市観光協会です。
足摺岬の見どころを紹介するシリーズ、第二弾は「天狗の鼻 展望台」をご紹介します。
「天狗の鼻 展望台」は足摺岬展望台の北東側にあり、足摺岬展望台に比べると行き方が少し分かりづらいこともあり
立ち寄らずに帰ってしまう方も多いと思います。
しかし、天狗の鼻も足摺岬展望台に負けず劣らずの絶景スポットなので、ぜひ立ち寄っていただけるように
その魅力を紹介させていただきたいと思います。
天狗の鼻展望台について
足摺半島の南端近く、足摺岬展望台から北東側に約150mほどの位置にあります。
そのため、足摺岬展望台の立つ切り立った断崖絶壁や、違った角度からの足摺岬灯台を眺めることができます。
また、2023年12月にリニューアルが行われ、新たにいろいろなベンチが整備され
絶景を眺めながら一休みするのにも最適なスポットへ生まれ変わりました。
天狗の鼻展望台の概要
天狗の鼻展望台は、24時間無料で開放されています。
しかし、駐車場からのアクセスが容易な足摺岬展望台と違い
最短ルートでも明かりのない遊歩道を10分弱歩く必要があるため
暗い時間帯は事故等の危険がありますので、明るい時間帯に行かれる事をお勧めします。
駐車場について
駐車場は、金剛福寺や足摺岬のほかの施設との共用となります。
駐車料金は無料ですが、20台未満程度の駐車スペースしかないため
連休や、お盆、年末年始などの混雑時には利用できない可能性があります。
少し離れた場所に、東側駐車場という広い駐車場がありますので、そちらも利用可能です。
なお、東側駐車場を利用される場合は、天狗の鼻展望台の方が近い為
こちらを先に見てから足摺岬展望台方面へ向かうのも良いと思います。
トイレについて
天狗の鼻展望台付近にトイレはありません。
入口となるジョン万次郎銅像前の広場、もしくは金剛福寺前の駐車場にある公衆トイレをご利用ください。
天狗の鼻展望台への行き方
天狗の鼻展望台へは、いくつかのルートがあります。
ここでは、いくつかのルートを紹介します。
足摺岬展望台の登り口から左側に入るルート
一番人通りが多いのが、足摺岬展望台の登り口から左側に入るルートです。
一部段差と、少しの勾配はありますが、おおむね歩きやすいルートになっています。
ここが、足摺岬駐車場から一番近いルートで、分岐からおよそ7~8分で天狗の鼻展望台に行くことができます。
県道から直接入れる遊歩道
足摺岬東側駐車場から、足摺岬方面へ続く県道27号から
直接遊歩道へアクセスできる入口が3か所あります。
(大体100mおき位の間隔です。)
各入口にはこのように案内看板や、標識が立っています。
(1つめの入口)
(2つ目の入口)
(3つ目の入口)
このうち、1つ目と2つ目のルートから入った場合、途中で階段を上る必要があります。
そのため、階段の上り下りに不安のある方は3つ目の入口から遊歩道に入るのが良いと思います。
なお、県道は道幅が狭く、歩道がありませんのでご注意ください。
遊歩道について
基本的に、危険な個所はありませんが
遊歩道が苔に覆われている場所もありますので、雨天時等は十分に注意してください。
なお、明かりはありませんので、あまり暗い時間帯にはいかないようにしてください。
周辺情報
ビロー自生地
ルート上には南国の植物、ビローが自生している場所があります。
こちらも、いずれ解説したいと思います。
皇太子殿下の歌碑
天皇陛下が皇太子時代の昭和52年に歌会で詠まれた歌碑です。
天狗の鼻展望台のすぐ近くにあります。
アクセス
Google map
自家用車でのアクセス
足摺岬駐車場まで、土佐清水市市街地より、県道27号線を通って20分程度です。
東側駐車場は、さらに500mほど進んだ場所にあります。
全区間で片道1車線のルートは県道27号線の西回り(中浜・大浜方面)です。
県道27号線の東回り(窪津方面)からもアクセス可能ですが
途中で数か所、道がとても狭くなっている部分がありますのでご注意ください。
先述のとおり、メインの駐車場は駐車できる台数が少なくなっております。
満車の場合は、路肩等へ駐車せず「足摺岬東側駐車場」へお回りください。
公共交通でのアクセス
高知西南交通バス「足摺岬」停留所から徒歩15分程度
※遊歩道を利用したい方は「足摺東口」停留所からの方が近いです。
土佐清水市街地より乗車時間30分程度
四万十市(土佐くろしお鉄道 中村駅)より乗車時間1時間30分程度
高知県幡多地域は四国の西南端に位置し、東は土佐湾、西は豊後水道に面する太平洋に突き出た半島で、四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の3市2町1村から構成されています。 全国的に有名な四万十川や足摺岬をはじめ、沿岸を流れる黒潮の恵み、全国でもトップの森林面積を誇る山の恵み豊かな自然大国です。