日本で本格的な撮影をする際の注意点。事前にしっかり確認しよう!
日本でプロのカメラマンに撮影をしてもらおうと思っている人、ウェディングドレスなど衣装を着て自分たちで撮影をしようと思っている人、ちゃんと撮影地に申請を出しましたか?日本での撮影は場所によっては撮影が禁止されていたり、事前の申請が必要だったりと、撮影地ごとにルールがあるところがほとんどです。この記事では、日本で撮影をしようと思っている人に向けて、事前に確認しておきたい注意点を紹介します。
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「Capture My Japan」での撮影については以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
撮影許可の確認
日本では、商業撮影やドレスなど衣装を着ての撮影の場合、撮影しても良い場所か事前に確認する必要があります。
撮影の許可申請が必要な場合も
個人の思い出のための撮影であれば問題ありませんが、ウェディング撮影などの大掛かりな撮影の場合、多くの撮影地において、事前に撮影の許可申請をする必要があります。
また、カメラマンなどとお金のやり取りが発生する商業撮影の場合は、大掛かりな撮影でなくても事前申請が必要なことがほとんど。商業施設やその他の私有地、公園や役所などの道路以外の公有地も、ほとんどが商業撮影においては許可取りが必要です。
中には撮影申請料が必要な場合もあります。上記に当てはまる撮影を考えている人は、事前にその土地の所有者や管理者に確認をすると良いでしょう。
撮影が全面的に禁止されている場所もある
そもそも、全面的に撮影が禁止されている場所もあります。
代表的な場所で言うと、国内外から多くの人が訪れる東京の明治神宮や京都の伏見稲荷大社は、商業目的やプロカメラマンによる出張撮影、ウェディングドレスを着ての撮影などが禁止されています。
商業撮影やドレスを着るなどの大掛かりな撮影を考えている人は、事前に公式サイトなどで確認し、分からなければ撮影地に確認するようにしましょう。
撮影機材の確認
撮影許可の申請だけでなく、機材に関しても確認しておきましょう。
三脚・一脚・ストロボなどの使用が禁止されている場所も
撮影が許可されていても、三脚や一脚、ストロボの使用が禁止されている場所もあります。
「三脚を使って夜景を撮りたい」と思う人が多い展望台でも、三脚の使用が禁止されている場所は少なくありません。また、ディズニーリゾートでは三脚や一脚の使用が禁止されているのは有名な話です。
その他にもストロボが禁止されている場所があるなど、場所によってルールが決まっていますので、カメラ機材の持ち込みに関しては気をつけましょう。
シーン別に注意点をご紹介
お金のやり取りが発生する商業撮影や、ドレスなどの衣装を着ての撮影の場合、撮影地への事前申請が義務付けられているところが多くあります。申請だけでなく、撮影の際に注意すべきこともありますので、代表的な場所ごとに紹介します。
寺社仏閣
撮影において特に気をつけたい場所が寺社仏閣です。神聖な場所であり、歴史的価値のある建物のことも多い寺社仏閣においては、撮影が全面的に禁止されていたり、条件付きで撮影申請を受け付けていたりと、ルールが決まっていることが多くあります。
商業撮影やドレスなどの衣装を着ての撮影を検討している人は、撮影が可能なのか事前に確認しましょう。公式サイトに書かれていることが多いですが、分からない場合は電話やメールなどで直接確認すると良いでしょう。
撮影が許可された場合でも、撮影の際には仏像や史跡を傷つけないよう十分気をつけてください。
また、寺社仏閣では参拝者が優先です。撮影で通路を塞ぐなど、参拝者の迷惑になるような行動は慎みましょう。撮影に夢中にならず、周りの状況をしっかりと確認しながら撮影をしましょう。
街中・公園・商業施設
商業施設や私有地、公園などといった道路以外の公有地は、事前の撮影申請が必要なことがほとんどです。中には撮影申請料の支払いが必要な場合もあります。
寺社仏閣と同様ですが、撮影地を管轄するところへ撮影可能か事前に確認しましょう。
また、人が多くいるこれらの場所では、他の人へのプライバシーや肖像権の配慮などが必要になります。なるべく被写体以外の人が写らないよう撮影する配慮を忘れずに。もちろん、他人を勝手に撮影しその写真を無断で使用することはやめましょう。
自然・動物
自然や動物を撮影するときであっても、商業撮影の場合は撮影申請が必要なこともあります。事前の確認を忘れずに行いましょう。
撮影の際は環境保護にも気をつけましょう。立ち入り禁止の場所は絶対に足を踏み入れず、ゴミは全て持ち帰ってください。動物に危害を加えることもやめましょう。良い写真を撮りたいからと野生動物に近づき過ぎず、一定の距離を保つことも大切です。
鉄道撮影
鉄道の写真を撮る際に、駅のホームで撮影をする人がいますが、身を乗り出しての撮影は大変危険ですのでやめましょう。駅によっては撮影が禁止されている場合もあり、その場合はその旨の貼り紙があることがほとんどですので、事前にしっかり確認を。
屋外で撮影をする場合でも、線路や踏切には立ち入らないで撮影をしてください。みだりに線路に入って写真を撮る行為は法律違反で処罰の対象になります。
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