4月下旬まで桜が楽しめる!圧巻の八重桜トンネル「羅生門さくら公園」
今回は新見市にある羅生門さくら公園に行ってきました。開花時期が異なる様々な種類の桜が植えられているため、3月下旬から4月下旬までの長い期間、桜を楽しめます。あなたも圧巻の八重桜のトンネルを見に行きませんか? (一部過去写真を使用しています)
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目次
- 「羅生門さくら公園」とは?
- 地元の方々による運営
- 淡く幻想的なソメイヨシノ
- 白いベンチ
- ソメイヨシノのライトアップ
- 4月下旬のカンザン(八重桜)は圧巻!
- カンザンのライトアップ
- 羅生門さくらまつり
- 「羅生門」にも行ってみよう!
- 国指定天然記念物の石門
- 「羅生門さくら公園」の所在地・アクセス
- 駐車場
- おわりに
「羅生門さくら公園」とは?
「羅生門さくら公園」は、新見市にある国指定天然記念物「羅生門」のすぐ近くにあります。約10種類、700本もの桜が4月下旬まで順々に咲いていくので、長い期間楽しめます。桜というと白やピンクを思い浮かべますが、黄色っぽいウコンや、緑がかったギョイコウなどの珍しい桜もあります。
地元の方々による運営
なんと、この美しい公園は「羅生門をまもる会」という地元の方々によって運営されています。会長さんにお話を伺いました。「羅生門さくら公園」は地元の方々の共有地で、平成21年から27年にかけて「羅生門をまもる会」が桜を植栽し、お手入れや草刈り、剪定、防虫などをしています。10年、20年…50年と、この先長く、守っていきたいとおっしゃっていました。地元の皆様が愛情をこめて大切に桜を育て、守っていらっしゃる様子が伝わってきました。
「羅生門さくら公園」の桜は無料で楽しむことができますが、地元の方の多くのご苦労によって、この美しい桜が守られています。公園の入口に協力金の募金箱がありますので、どうかご協力をお願いします。
淡く幻想的なソメイヨシノ
入口左手の坂道を上った先には、淡い白の幻想的な世界が!私が訪れた時に7分咲きだったソメイヨシノです。曇りの日だったからでしょうか。ここは、おとぎ話の世界かな?というくらい、白い空間で素敵でした。晴れた日の青空と桜も良いけれど、曇りの日の桜も美しいです。
白いベンチ
ベンチも設置されていて、座ってゆっくりと眺めることができます。腰掛けて写真を撮ると、素敵な雰囲気の写真になりますよ。これらのベンチも、来園者が楽しめるように「羅生門をまもる会」の方がご準備してくださっています。今年は赤い番傘と緋毛氈が敷かれた縁台も新たに購入し、設置されるそうです。
ソメイヨシノのライトアップ
夜になるとこのように艶やかな姿を見せてくれるソメイヨシノ。ライトアップのための照明を、夕方に一つ一つ設置されていました。深い紺色の空と白ピンクの桜を眺めるこの時間は、まさに春宵一刻値千金。
(春の宵は気候もよく、その楽しさ美しさは、いくら金を積まれても代えがたい)
こんなに素敵な夜桜を楽しめるのは、地元の方々のご苦労のおかげです。ありがとうございます!
4月下旬のカンザン(八重桜)は圧巻!
4月上旬のソメイヨシノから始まり、次々と花を咲かせていく桜たちですが、最後に咲く八重桜のトンネルは圧巻の美しさです!カンザンという種類で、目にも鮮やかな濃いピンク色の大輪です。 こんな素敵な八重桜のトンネル、他で見ることはできません! 「羅生門さくら公園」ならではの絶景です。
カンザンのライトアップ
カンザンもライトアップが行われます。ソメイヨシノの白さとはまた違い、ピンク色をしたポンポンのようなかわいらしい八重桜。道の左右から手を伸ばし合って訪れる人を歓迎してくれます。桜がライトアップされるだけでなく、竹細工の照明も設置されていましたよ。
羅生門さくらまつり
現在開催中の「羅生門さくらまつり」では、羅生門ガイドツアーや特産品販売などもありますので、お花見以外にも楽しみがたくさんありますね!ライトアップをしていない日もあるので、詳細はリンク先にてご確認ください。
開催期間:2024年3月31日(日)~4月29日(月・祝)
ライトアップ期間:2024年3月30日(土)~4月28日(日)
ライトアップ時間:18:00~20:00
※実施しない日もあります ※雨天時中止
「羅生門さくらまつり」期間の週末は、グルメ屋台やキッチンカー、イベントなど盛りだくさんです。うどんや焼きいも、大きくてアッツアツのたこ焼きもありますよ!
「羅生門」にも行ってみよう!
「羅生門さくら公園」を訪れたら、近くにある「羅生門」にも行ってみましょう。駐車場から徒歩約5分ほどで行けます。駐車場入口の反対側に、「羅生門」へ続く道があります。
進んでいくと道案内の看板が出てくるので、右折して細い道を下ります。坂道・階段があって、滑りやすいところもありますので道中お気を付けくださいね。
国指定天然記念物の石門
国の天然記念物にも指定されている「羅生門」は、高さ約40mの天然の石門です。圧倒される大きさ! 巨大な岩のアーチに自然の神秘を感じます。
「羅生門」を臨む展望台もありますよ。ウグイスの鳴き声の響きを聴きながら、自然の偉大さを感じるひと時でした。「羅生門さくら公園」に行ったら、ぜひお立ち寄りください。なんと、このさくらまつり期間中には、「羅生門」周辺の非公開エリアを特別公開する「羅生門ガイドツアー」もあります。申し込みが必要ですので、詳細はリンク先をご参照ください。
「羅生門さくら公園」の所在地・アクセス
所在地:岡山県新見市草間4484-1
TEL:0867-74-9001(草間台エコミュージアムセンター ※平日昼間のみ)
アクセス(車):中国自動車道新見ICから約30分道中に、道案内が出てきます。道が細い場所がありますのでお気をつけください。可能であれば平日にお越しいただくと、車のすれ違いが少なく安心です。
駐車場
今年は新たに駐車場が増設されていました。安心してゆっくりと楽しめますね。
おわりに
「羅生門さくら公園」、いかがでしたでしょうか。街中の桜が散ってしまった後も、数週間桜を楽しめます。八重桜のトンネルは、他ではなかなか見られない美しさです。まだまだ桜を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね!
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!