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自転車で巡る遠野の文化と伝説:遠野観光サイクリングモデルコース
遠野の魅力を自転車で発見!遠野駅から出発し、遠野市立博物館や伝承園、カッパ淵などを巡るサイクリングコース。自然と伝説に包まれた遠野の風景を楽しみながら、充実した一日を!
たっぷり1日コース。所要時間(目安):6時間程度
まずはココで自転車を借りましょう。
貸出時間…8:30~17:00※雨天・冬期(12月~3月)は貸出不可
料金…シティサイクル(4時間:720円、17:00まで:1,120円)
電動アシストシティサイクル・電動アシストクロスバイク(4時間:1,100円、17:00まで:1,500円)
※遠野市内に宿泊の方は10%割引
日本屈指の民俗専門の博物館。「遠野物語」を軸にして資料を展示しているため、最初にここを訪れることで遠野の文化やその背景を知ることができ、物語への理解がより一層深まります。
- アクセス:JR遠野駅から約0.7km/徒歩で約9分
- 営業時間:9時00分~17時00分(入館受付は16時30分まで)
- 料金:一般 310円/高校生以下 160円※未就学児童無料
- お問合:0198-62-2340
お昼は市内で名物の「遠野ジンギスカン」をぜひ味わいましょう!
民話の世界が体感できる施設。園内には国指定重要文化財の南部曲り家や佐々木喜善記念館、オシラサマを祀った御蚕神堂(おしらどう)などがあります。
伝承園にあるお食事処「おしら亭」では、「ひっつみ」などの優しい味わいの郷土料理を食べることができます。名物の「かっぱ焼き」もぜひご賞味ください。
この小川の淵にはカッパが多く住んでおり、人々を驚かし、いたずらをしたという話がたくさん残っています。さらさらと流れるカッパ淵は、うっそうとした茂みに覆われ、いつカッパが現れてもおかしくはない雰囲気。
常堅寺
「カッパ淵」は常堅寺という延徳2(1490)年に開山した曹洞宗の由緒ある古寺の裏手を流れる小川です。
常堅寺の境内には、頭部に円形状のくぼみがあり、そこに水が溜まるとカッパの皿のように見えることから「カッパ狛犬」と呼ばれる狛犬があります。
かっぱの茶屋
伝承園とカッパ淵(常堅寺)の間にあるお休み処「かっぱの茶屋」でひと休み。かっぱの茶屋の一番人気は座敷わらしの大好物「小豆」をたっぷり使った「座敷わらしソフトクリーム」です。
やさしい味わいのソフトクリーム。着物に見立てた赤いコーンのあしらいが可愛いです。
※7~8月上旬頃まで、目の前のホップ畑のグリーンカーテンを眺めることができます。
この地にあった造り酒屋の蔵を改築し、遠野地方に古くから伝わる昔話を中心に映像や音で楽しむ体験型施設です。
複数の建物からなるこの施設には、昔話の世界を体感できる「昔話蔵」、遠野物語の著者である柳田國男ゆかりの建物を移築した「柳田國男展示館」、昔話や郷土芸能を楽しめる「遠野座」、お土産処「遠野旅の産地直売所」のほか、お蕎麦の美味しいお食事処「伊藤家」や遠野のビールが楽しめる「Brew Note 遠野」もあり、子どもから大人まで楽しめる複合施設です。
今回は1日コースとしてサイクリングに最適なモデルコースを紹介しましたが、遠野市内での宿泊する魅力や、ドライブで行くスポットなどもあります。引き続きそちらの紹介もいたしますので、ぜひお見逃し無く!
このモデルコースで紹介したスポット
岩手県遠野市の物産振興や観光活性化を担う地域商社です。 遠野には河童や座敷わらしなどが登場する数々の伝承が残されているほか、盆地という地の利を活かした豊かな農畜産物が豊富で、特にビールで使われるホップは国内有数の生産量を誇ります。 このような遠野のヒト・モノ・歴史文化を織り交ぜ、地域ならではの価値を創出し、遠野ブランドを磨き上げ、地域を元気にすることを目指しています。