【展覧会「印象派」開催中~2025年1月5日】大阪の中心「天王寺」で出会う日本・世界の芸術作品「あべのハルカス美術館」
大阪、天王寺の高層ビル「あべのハルカス」の16階にある「あべのハルカス美術館」。日本・東洋・西洋美術、現代アートなど、多彩な展覧会を開催し旅行中の鑑賞におすすめです。開催中の展覧会を紹介します。
展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」(2025年1月5日まで)
19世紀後半、モネへの酷評に始まるも西洋美術の伝統を覆した印象派。フランスに留学していた画家たちは、革新的な表現手法を持ち帰り各国で独自に展開していきました。本展では、1898年にアメリカ・ボストン近郊に開館して以来、早くから印象派の作品を収集してきたウスター美術館の所蔵品を中心に出品。とくにアメリカにおける印象派の諸相に注目し、その衝撃と影響をたどります。
モネ、ルノワール、カサット 名だたる画家たちの作品が集結
ウスター美術館のコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示します。そのほかクールベ、コロー、シスレーなど40人以上の画家の作品が集結します。
チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年油彩、カンヴァス Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87 ウスター美術館所蔵/Image courtesy of the Worcester Art Museum (左)
クロード・モネ《睡蓮》1908年油彩、カンヴァスMuseum Purchase, 1910.26 ウスター美術館所蔵/Imagecourtesy of the Worcester Art Museum (右)
海を越えた “アメリカ印象派”の作品を堪能
フランスで生まれた印象派は、海を越えて広がり、アメリカ各地で独自に展開していきました。その技法はニューイングランドの田園風景や西部の自然の驚異など、アメリカらしい主題にも応用されていきます。本展では“アメリカ印象派”の知られざる魅力を堪能いただく貴重な機会となります。
ジョゼフ・H・グリーンウッド《リンゴ園》1903年油彩、カンヴァス Bequest of Ruth G. Woodis,2017.25 ウスター美術館所蔵/Image courtesy of the Worcester ArtMuseum
日本初公開!ウスター美術館コレクションを鑑賞
ウスター美術館は、開館当初から印象派の作品を収集し、1910年にはモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入しました。本展は、ウスター美術館の珠玉の印象派コレクションを紹介する日本で初めての機会となります。
ポール・シニャック《ゴルフ・ジュアン》1896年油彩、カンヴァス Gift from the Chapin and Mary, Alexander Riley Collection, 1964.27 ウスター美術館所蔵/Image courtesy of the Worcester Art Museum (左)
ポール・セザンヌ《「カード遊びをする人々」のための習作》1890-92年油彩、カンヴァス Museum Purchase, 1931.104ウスター美術館所蔵/Imagecourtesy of the Worcester Art Museum (右)
あわせて読みたい
わたしたちは、経営環境の変化に即応し、さらなる成長を実現するために、近鉄グループホールディングス株式会社のもと、運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャーなど、暮らしに関わる多様な事業を展開するグループ各社が、皆様にご満足頂けるよう力を尽くすとともに、各社間の連携によりグループの総合力を発揮いたします。これからも、皆様の日常を誠実に支えるとともに、暮らしに新たな喜びや豊かさを提供し、社会の発展に貢献いたします。