滑川市で地域活性化を目指す「なめりかんスクール」開校!
2024年4月24日(水)、TOYAMATOによる取り組みで、地域の未来を担う学生たちと共に滑川市の未来を夢想する場「第1回なめりかんスクール」が開催されました。このイベントは、滑川市と包括連携協定を結んだ当社がスポーツ振興の一環として実施したもので、未来志向のディスカッションを行う場として注目を集めました。
なめりかんスクールの背景
当社は、2023年5月に滑川市と包括連携協定を締結し、世界で活躍するプロゲーミングチーム・BURNINGCOREを誘致しました。2023年11月24日に「BURNING CORE TOYAMA GAMING BASE」が誕生し、競技会場やイベントスペースとして活用されています。この施設を拠点に、滑川市の未来を学生たちと共に夢想し、実践する「なめりかんスクール」を開校しました。
キックオフイベントは2023年11月24日に開催され、「eスポーツと滑川」をテーマに議論が行われました。当社代表取締役社長の青井茂氏とBURNING CORE代表取締役社長の堺谷陽平氏をゲストに迎え、滑川市の学生が世界のeスポーツの現状を学びながら、滑川市と自身の関わりについて語り合いました。
第1回なめりかんスクール
2024年4月24日に行われた第1回のテーマは「eスポーツと滑川」、「食と滑川」の二つのテーマを掲げ、100年後の未来を見据えたディスカッションが行われました。参加者は高校生4名、中学生4名の計8名で、ゲストにはBURNINGCORE TOYAMAの代表堺谷氏と、現役eスポーツプロ選手2名、そして「小杉寿し・和み」の大将井黒和人氏が招かれました。滑川市の水野市長も参加し、冒頭で挨拶を行いました。
eスポーツと滑川
eスポーツの歴史から現役プロ選手の生活まで幅広く議論されました。学生たちからは、「100年後のゲームはメタバースの進化で意識丸ごとゲームの中に没入するフルダイブ環境になるのでは?」といった未来志向の意見が飛び出しました。さらに、地方の人口減少問題と、ネットワークの進化により場所を問わないeスポーツの相性についても現役プロ選手の視点を交えながら議論が深まりました。
テーマ2「食と滑川」
次に、滑川の食文化について議論が行われました。特に滑川の代表的な食材であるホタルイカについて、100年後も獲れるのか、漁師の担い手はいるのかなどが議論されました。井黒大将は、東京で開催されたイベント「一夜一会」で滑川の食材を使ったホタルイカ料理が一人4万円で大盛況だったエピソードを紹介。これにより、学生たちは身近なホタルイカの新たな価値に気づかされました。滑川の食文化の継承と、そのために必要な取り組みについても意見が交わされました。
なめりかんスクールは、滑川市と世界を繋ぎ、学生たちの未来を共に創造する場です。今後も様々なテーマで議論を深め、滑川市の発展に寄与するスクールとして成長していくことを目指しています。
詳しくは滑川市の公式サイトや当社のHPでご覧ください。今後の開催予定も随時発表いたします。
詳細・お問い合わせ
滑川市公式サイト/ city.namerikawa.toyama.jp
富山にゆかりのある株式会社アトム 代表取締役 青井茂、富山を代表する北日本新聞社、富山出身のプロ野球選手・石川歩の異業種三者によって設立。私たちは富山と何かをつなぎ、富山と共に新しい事業を創造するチームです。 国内の各地域が東京の一極集中に歯止めをかけるため、それぞれの特徴を生かして持続的な社会を作ることを「地方創生」と定義するなら、TOYAMATOがめざす「地方覚醒」はまったく異なる概念を持つ。そこでは自治体や行政が主導するのではなく、富山を愛するマインドを持った多くの人たちが富山の魅力を再発見し、誇りに思い、みずからの意思で世界中へ発信していく。あくまでも主役は「人」であり、さまざまな人が混ざり合う多様性が、富山の魅力を高めていくと考える。