【2024年版】3種の蛍が舞う!山形県米沢市の「第44回 小野川温泉ほたるまつり」
「小野川温泉ほたるまつり」は、山形県米沢市で開催されている伝統行事です。3種類の蛍が棲息する小野川温泉で6月中旬から7月中旬に開催。今年で44回目となるお祭りで、地元有志による「ほたる鑑賞ガイドツアー」、温泉街を歩行者天国にしての「お祭りイベント」など、多くの観光客が訪れます。ほたるまつりの概要・日程・楽しみ方などを紹介します。
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目次
- 世界的にも稀有な小野川温泉のほたる
- 小野川温泉ほたるまつりとは?
- 2024年 小野川温泉ほたるまつりの日程・スケジュール
- 小野川温泉ほたるまつり会場までの行き方
- 小野川温泉ほたるまつりのの楽しみ方
- 2024年 小野川温泉ほたるまつり イベント詳細
世界的にも稀有な小野川温泉のほたる
山形県を南北に横断する最上川の源流に位置する小野川温泉では、豊かな自然と清らかな清流が蛍を育んでいます。ほの暗い温泉街を散策して楽しむ夏の風物詩。では、いったい何がすごいのかを解説します。
見ただけで違いがわかる!3種類の蛍
小野川温泉に棲息するほたるは、3種類。
ゲンジボタル、ヒメボタル、ヘイケボタルです。一番大きいゲンジボタルは、長く強く光り、最も鑑賞しやすいほたるです。ヘイケボタルは、ゲンジボタルと同じ色ですが、1秒間隔で短く光ります。ヒメボタルは、オレンジ色で0.1秒間隔でパパパッと光ります。
運がよければ、3種類同時に発生し、一緒に見ることができます。7月上旬がチャンスです。
鑑賞ポイントは宿の裏!歩いて1分、驚異の近さ
小野川温泉は、ほたるの里として環境省「ふるさと生きものの里」に認定されているほど自然が豊かです。
メイン会場は、ほたる公園ですが、宿の裏にある小川にも蛍が棲息しており、なにげなく歩いていて「こんなんところに?」という場所で発見できます。鑑賞ポイントは、時期によって数が変わるので地元の方に「今夜のおすすめ」を聞いてください。
歩いて1分の距離なので、夕食後の散歩として気軽にお出かけください。車椅子でも気軽に鑑賞できるバリアフリーなほたるツアーです。
長期間、楽しめる!鑑賞期間は1ヶ月
ほたるの鑑賞期間は、通常は約2週間程度ですが、小野川温泉ではゲンジボタル、ヒメボタル、ヘイケボタルの順に異なる時期に発生するため、約1ヶ月の長期に渡り、ほたる鑑賞を楽しむことができます。発生ポイントも複数あるので、高確率でほたるの乱舞を楽しめます。
小野川温泉ほたるまつりとは?
小野川温泉ほたるまつりは、日本の山形県米沢市で毎年開催される祭りです。3種類の蛍が棲息する小野川温泉で6月中旬から約1ヶ月開催されます。今年で44回目を数え、地元有志による「ほたる鑑賞ガイドツアー」、温泉街を歩行者天国にしての「お祭りイベント」など、多くの観光客が訪れます。
【第44回 小野川温泉ほたるまつり ポスター】
2024年 小野川温泉ほたるまつりの日程・スケジュール
2024年の小野川温泉ほたるまつりは、6月15日~7月15日で開催します。
ほたるガイド
ほたるガイドは、月・金・土・日曜日の20時から。地元ガイドが、その日の鑑賞ポイントにご案内します。
詳しくは、公式HPをご確認ください。
キッチンカー
6月22・23・29・30・日は、ほたる公園にキッチンカーが登場。ほたる鑑賞をしながら、軽食を楽しめます。
温泉街イベント
温泉街を歩行者天国にしてのイベントは、7月6日・7日。7日は、スペシャルゲストとして「レギュラー」のお2人がやってきます。「あるある探検隊」をお楽しみください。
小野川温泉ほたるまつり会場までの行き方
小野川温泉ほたるまつりの会場は、小野川温泉です。
【電車・バスの場合】
①JR山形新幹線「米沢駅」で下車②山交バス「白布・小野川温泉 行き」にて約26分。「小野川温泉」で下車
【お車の場合】
東北中央自動車道「米沢中央IC」で降りて、小野川温泉へ道なりで直進。約20分で到着します。温泉街の旅館組合駐車場にご駐車ください。
小野川温泉ほたるまつりのの楽しみ方
ほたるまつりのメインは、ほたるです。マナーよく鑑賞してください。
絶対やめてほしいのが以下の3点。①ほたるを触れたり、捕まえたりしないでください。②撮影時にフラッシュを使わないでください。③大声で騒いだり、ゴミを捨てたりしないでください。
スマホで撮る際は、フラッシュを使わず、ナイトモードで撮ると綺麗に撮影できます。
2024年 小野川温泉ほたるまつり イベント詳細
・日程: 2024年6月15日~7月15日
・見ごろ: 20:00~21:00
・開催場所:山形県米沢市・小野川温泉
・最寄り駅:米沢駅→路線バスで約20分
・公式サイト:https://onogawa.jp/firefly/
東北地方の中でも、重要なサムライの遺産が数多く残る米沢のまち。 東京から新幹線で約2時間で到着する、非常にアクセスの良い東北地方の観光地です。 甲冑や着物を身に着けてみたり、合戦に参加してみたり、寺社仏閣を巡ってみたり。かつて、日本のサムライたちが過ごしたストーリーを、米沢で追体験してみませんか。