日本で大人気!味の素冷凍食品の「ギョーザ」が愛される理由は?イベントも紹介
ラーメンと並ぶ日本の人気グルメ「餃子」。特に味の素冷凍食品がつくる「ギョーザ」は、日本初の冷凍餃子として、今は世界で人気となっています。本記事では、そんな「ギョーザ」の人気の秘密や、世界各地で販売されているパッケージ、また「ギョーザ」関連のイベントなどを紹介します。
餃子とは?
餃子は小麦粉で作った皮の中に、ひき肉や刻んだ野菜を練った餡を詰めて焼いた食べ物。ペリメニやモモ、サモサ、マンドゥなどと似た料理です。
餃子は、ラーメンと同じく、その発祥は中国です。しかし、第二次世界大戦後、庶民の料理として人気に火が付き、ラーメン同様、いまや日本ならではの味わいが楽しめる独自の料理として発展しました。
本記事では、そんな餃子を日本の家庭に広める立役者となった、味の素冷凍食品の「ギョーザ」について紹介します。
目次
こんなに人気⁉日本の家庭で愛される餃子
Photo by Pixta
餃子の魅力は、餡に無限のアレンジの可能性があること。そのため、日本には各地に名物・ご当地餃子があり、観光の名物になっています。餃子に関するイベントもたくさん開かれています。
もっとも、餃子は、けっして非日常を彩るだけの食品ではありません。
実は、餃子は皮や餡をつくるのに手間がかかることから、かつては主に外食で食べるものでした。しかし、1970年代に初めて冷凍の餃子が登場すると、家庭でも楽しめる食べ物として、餃子は日本でますます人気となっていったのです。
日本初・今は世界で愛される味の素冷凍食品の「ギョーザ」
実はこの、日本初の冷凍餃子こそ、今や世界で人気となった味の素冷凍食品の「ギョーザ」です。皆さんも、自分の国のスーパーで見たことがあるかもしれません。
味の素冷凍食品の「ギョーザ」が発売されたのは1972年。そのころはまだ、電子レンジも普及していませんでした。
そんな中、「冷凍食品で日本の食卓を豊かにしたい!」という想いの下、味の素冷凍食品は当時の家庭にある調理器具だけで簡単に餃子が楽しめる「ギョーザ」を開発したのです。
その後、グルメ大国・日本の消費者たちに揉まれながら、「ギョーザ」は味・調理の簡単さの両方で改良が続けられました。そして、今や日本で年間200億円以上を売り上げる人気の食品となっています。
また、「ギョーザ」は、世界の多くの国でも販売されています。2021年に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック」の選手村でも「ギョーザ」は提供されました。その際、米国の選手が「世界で一番おいしい餃子は、オリンピック選手村にある」とSNS投稿をするなど、日本以外の多くの人も「おいしい」と認める味となっているのです。
楽しく調理できる!「ギョーザ」の3つの特徴
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
約50年の歴史の中で、改良が続けられてきた味の素冷凍食品の「ギョーザ」。そこには、さまざまなこだわりが詰まっています。
特に調理のしやすさに関しては、3つの特徴があります。
1.No Oil(油なしで調理可能)
「ギョーザ」を焼く時には、フライパンに油を引く必要がありません。袋から取り出したギョーザをそのままフライパンに並べて焼くことができます。
2.No Water(水なしで調理可能)
「ギョーザ」の特徴は、冷凍してある餃子を焼く時に水がいらないことです。ギョーザをフライパンに並べたら、すぐに火をつけられます。
3.No Problem(簡単に「羽根」がつくれる)
油なし、水なしで焼いても、「ギョーザ」はフライパンにこびりつきません。それどころか、「餃子の羽根」と言われるパリパリした部分がきれいに出来上がります。
「ギョーザ」は楽しみ方もレシピも多彩!
「ギョーザ」は焼きあがった後、フライパンをひっくり返すだけでお皿にきれいに盛り付けられます。これはアトラクションのように楽しむ人も多く、こんな点も人気の一因となっています。
また、「ギョーザ」は、単純に焼いて食べても十分おいしいですが、実は、ほかの食材との組み合わせのバラエティも富んでいて、多彩なレシピがあります。
トマトだれギョーザ
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
野菜と一緒に楽しみたければ、おすすめは「トマトだれギョーザ」。トマト1個と調味料だけでアレンジできるおすすめのレシピです。トマトの酸味が食欲をそそり、ギョーザをさっぱりと食べられる、夏にもぴったりの1品です。
焼きギョーザ ベーコンとバルサミコソース
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
意外な組み合わせが楽しみたければ、おすすめは「焼きギョーザ ベーコンとバルサミコソース」。バルサミコソースをかけたお皿に「ギョーザ」を盛り付け、ハーブを散らせば、オシャレ気分で食事が楽しめます。
鬼おろしGYOZA 特製ポン酢
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
日本的な味わいを楽しみたければ、「ギョーザ」に大根おろし、ポン酢をかけて食べてもよいでしょう。
なお、味の素冷凍食品では、「ギョーザ」を楽しむためのスペシャルなポン酢のレシピを開発しています。料理好きな人は、そのレシピを使って「鬼おろしGYOZA 特製ポン酢」を作ってみてもよいかもしれません。
このほかにも、「ギョーザ」には多彩なレシピがあります。気になる人は、味の素冷凍食品の公式HPのレシピページ(日本語)を見てみてくださいね。
見つけてみて!あなたの国の「ギョーザ」
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
「ギョーザ」は2024年7月現在、世界30か国以上で販売されています。パッケージは国ごとに違っているので、見比べてみると楽しいですよ。
なお、「ギョーザ」には全世界共通で「AJINOMOTO」のロゴが入っています。探す時は、このロゴを目印にしてくださいね。
日本の「ギョーザ」
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
日本ではオーソドックスな「ギョーザ」のほか、「生姜好きのためのギョーザ」「黒胡椒にんにく餃子」「シャキシャキやさいギョーザ」などが販売されています。
アジアの「ギョーザ」
フィリピン、インドネシア、ベトナムの「ギョーザ」は、パッケージに筆で書いたような勢いのある「GYOZA」の文字が特徴的です。
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
タイでは、日本語で「ギョーザ」と書かれています!
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
ヨーロッパの「ギョーザ」
ヨーロッパの「ギョーザ」はポーランドでつくられ、各地に流通しています。スマートなデザインのパッケージで、おしゃれな雰囲気ですね。
Picture courtesy of 味の素冷凍食品株式会社
日本で「ギョーザ」を楽しめるイベント(2024年8月・名古屋近く)
日本人に大人気の味の素冷凍食品の「ギョーザ」。その人気ゆえに、日本では「ギョーザ」に関する大小さまざまなイベントが開催されています。
ここでは、近い日程で開催されるものを紹介します。訪日観光客・日本人、どちらも楽しめますよ!
2024年8月2・3日 @中部国際空港(セントレア)
Picture courtesy of 中部国際空港株式会社
名古屋周辺と世界を繋ぐ中部国際空港(セントレア)では、2024年8月2・3日にイベント「GYOZA-Airport」が開催されます!
ここでは、味の素冷凍食品が期間限定で日本の縁日を感じさせる特別ブースを出展。来場者は、ユニークな「ギョーザガチャガチャ」を楽しめます!
また、ギョーザのかぶり物や巨大ギョーザパッケージなどアイコニックなアイテムもあり、思い出に残る楽しい写真が撮れます。SNSでシェアして、みんなと一緒に楽しみましょう!
※試食はありません。
イベント詳細
イベント名:GYOZA-Airport
場所:中部国際空港 セントレア 第1ターミナル4F イベントプラザ(愛知県常滑市セントレア1丁目1)
日程:2024/8/2(金)~8/3(土)
時間:10:00〜17:00
参加費:無料