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「日本の美術工芸を世界へ 特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が開催中。 」
日本の美術工芸の国際的価値を高め、世界を惹き付ける文化資源コンテンツとして成長させることで市場拡大を目指す、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」は、天王洲を拠点に、多岐にわたるアート事業を牽引する寺田倉庫の「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERY」において、特別展「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」を、開催中。(7月16日(火)まで)
本展は、数々の美術館の館長を歴任し、数々のアートプロジェクトを手がける東京藝術大学名誉教授・秋元雄二氏が監修・企画し、工芸に特化したアートフェアやフェスティバルを手がける株式会社artness代表取締役の高山健太郎氏が共同キュレーターを務めます。本展では、伝統工芸の技法や素材をベースにしながらも、現代アートの表現力やコンセプトを取り入れた作家10名による作品を展示します。「うつわ」が持つ職人技の美をテーマに、工芸の特性をさらに発展させ、「包む」「飾る」という切り口で構成。自由な工芸表現を通して工芸の本質を問う新たな動きを提示します。
アーティスト
石塚 源太 Ishizuka Genta
近藤 高弘 Kondo Takahiro
佐々木 類 Sasaki Rui
四代 田辺 竹雲斎 Tanabe Chikuunsai IV
塚田 美登里 Tsukada Midori
中田 真裕 Nakata Mayu
中村 卓夫 Nakamura Takuo
畠山 耕治 Hatakeyama Koji
牟田 陽日 Muta Yoca
やまわき てるり Yamawaki Teruri
日本の美術工芸を世界へ 特別展「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」東京開催
会 期:2024年7月4日(木)〜7月16日(火) 11:00~19:00 ※毎週月曜日は休業日
2024年7月3日(水)12:30-13:30 メディア向けプレビュー(エントリー制)
14:00-19:00 VIPプレビュー(招待制)
会 場:TERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERY(東京都品川区東品川1丁目32-8 4F)
入 場 料:無料
公式サイト:https://artkogei.com/
日本の美術工芸を世界へ特別展「工芸的美しさの行方ーうつわ・包み・装飾」京都開催
会 期:2024年11月3日(日)~11月5日(火)
時 間:10:00~16:30受付終了(17:00閉門)
会 場:建仁寺 書院(京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町)
備 考:東京と京都で一部展示が入れ替えとなる可能性があります。
入 場 料:無料(別途、建仁寺の拝観料が必要となります)
主 催:日本の美術工芸を世界へ実行委員会
共 催:一般社団法人関西イノベーションセンター/京都府
後 援:寺田倉庫株式会社/株式会社ランドリーム/金沢市/富山市
協 力:京都仏教会/建仁寺
監 修:キュレーター 秋元雄史/共同キュレーター 高山健太郎 会場設計:鬼木孝一郎
キュレーター
監修・キュレーター 秋元 雄史 Akimoto Yuji
東京藝術大学名誉教授、金沢21世紀美術館特任館長
国立台南芸術大学栄誉教授、美術評論家
1955年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。1991年から直島の
アートプロジェクトに携わる。地中美術館館長(2004~2006年)をはじめ金沢21世紀美術館館長(2007~2016年)、東京藝術大学大学美術館館長・教授(2015~2021年)、練馬区立美術館館長(2017~2023年)を
歴任し、2021年から「北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI」の総合監修・
キュレーターを務める。主なプロジェクト・展覧会は、「スタンダード」「直島スタンダード2」(香川)、「第1〜3回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」(金沢、草屯・台湾)、「工芸未来派」(金沢、ニューヨーク・アメリカ)、
「ジャポニズム2018」の公式企画として「井上有一 1916-1985 —書の解放—」
(パリ、アルビ・フランス)、「あるがままのアート−人知れず表現し続ける者たち−」(東京)など。著書には『アート思考』(プレジデント社)など。
共同キュレーター 高山 健太郎 Takayama Kentaro
株式会社artness 代表取締役
1982年大阪府生まれ。2004年公益財団法人福武財団に入社。2011年まで直島、豊島、犬島の美術館の立ち上げやアートプロジェクトに携わる。2013年にディレクターとして文化事業会社ノエチカの創業に携わり、「KOGEI Art Fair Kanazawa」や「KUTANism」など工芸に特化したアートフェアや芸術祭の立ち上げに8年間携わり、2021年4月アート事業会社の株式会社artnessを創業。主な展覧会やプロジェクトに、「北陸工芸の祭典GO FOR KOGEI」のキュレーションや、文化芸術界に特化した日本で初めてとなるジョブフェア「ART JOB FAIR」等を手掛けている。
展示コンセプト
アートがものの姿をとる以上、そこには技法・材料、制作動機としてのコンセプト、そして表現という3つの要素が存在します。一般的に、工芸は技法・材料を基にし、現代アートはコンセプトを基にしていますが、それらの要素をオリジナルな視点から探求し、バランスよく制作された作品は、高いクオリティをもっています。最近では、工芸と現代アートが交差し、両方の特徴をもつ優れた作品が多く生まれています。工芸的なこだわりを持ちつつ、現代アートの表現力やコンセプトを併せもつものです。この展覧会では、工芸が基点でありながら、ジャンルを超えて制作をしている10人のアーティストを紹介します。今回は「うつわ」形という工芸的な美しさをテーマにしています。この「うつわ」形は、造形芸術の視点から考えると、工芸のみに登場する特徴的な形態と言えます。それは単なる容器としての機能だけでなく、工芸的な形態の本質的な意味を含んでいます。例えば、我々は容器を人体の形と関連づけ、口や胴などの名称を与えたり、器に手足を加えて直接人体の表現を行います。そこには単なる道具としての器を超えて、イメージと表現が加わった「うつわ」形が存在します。そして、さらに工芸的な特徴を発展させ、「包み」という概念や「装飾」という観点からも今回の展示を構成しています。自由な工芸表現を通してその本質を問いかける新しい動向を紹介します。
公式SNS
Instagram:https://www.instagram.com/japan_art_kogei/
YouTube:https://www.youtube.com/@user-uo7gk6xk4m/videos
RED:https://www.xiaohongshu.com/user/profile/6172e75800000000020215e4
Bilibili:https://space.bilibili.com/1616473698
観光庁・特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業
我が国が誇る観光資源(自然、文化、食、スポーツ等)を早朝夜間や未公開・非混雑エリア等の十全な活用と組み合わせ、これまでにないインバウンド需要を創出し、特別な体験として提供するものです。特に、地方における体験コンテンツ等の消費を一層拡大・質の向上を図るため、地方の自然・伝統文化活用、食の地産地消、地域人材の活用等を奨励し、極めて付加価値が高く、地域の目玉となる様々な資源を集約した「地方プレミアム体験コンテンツ」の創出を促進します。
日本の美術工芸を世界へ実行委員会
「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」は、アフターコロナで各国からの訪日が活性化し、さらなる成長が見込まれる日本の文化資源を体験する様々な文化観光プロジェクトを推進しています。一連の取り組みは国内外で高く評価され、観光庁事業に3年連続で採択をいただいております。2023年度 採択事業「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」においては、のべ3000人を超える来場を記録しました。
これまでの採択事業
・2022年「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」採択
展示会「大本山天龍寺塔頭宝厳院における美術工芸展」
・2023年「観光再始動事業」採択
「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」
・2024年「特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」採択
「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」
会期中のご取材、その他に関するお問い合わせは、下記担当者までご連絡をお願いします。
担当者:椎野有希子
E-mail:info@artkogei.com
日本の美術工芸を世界へ実行委員会はより多くのインバウンド訪日客に美術工芸の素晴らしさを体験していただくと共に、作家や制作風景の動画をSNSで発信することで、その奥深い魅力を伝え、世界市場における認知向上と新たな価値創出に貢献してまいります。