日本で最も美しい村!濃い小代に恋するおじろ旅!
兵庫県北部に位置する香美町小代区は、四方を山に囲まれ、小さな棚田が広がる静かな田園地帯。地名の由来は、その名の通り「小さいたんぼ(代)」!日本で最も美しい村連合に加盟しており、四季折々の小代の風景を肌で感じます。こんどのお休みは小さな田んぼの小さな町でここちよい時間を過ごしてみませんか。
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目次
- 小代は日本で最も美しい村!のひとつです
- 小さな村から生まれた奇跡の牛!
- 電動バイクでスイーっと。新しい旅のかたち「おじろプチたび」
- イベントに参加して小代を満喫しよう!
- 体験・見学できるスポット♪
小代は日本で最も美しい村!のひとつです
「フランスの最も美しい村」運動に範をとり、日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指すNPO法人「日本で最も美しい村」連合。小代は2012年に兵庫県で初となる認定を受けました。「和牛のふるさと」としての小代、区民が作り上げてきた「みかた残酷マラソン全国大会」、この2つが登録地域資源となったのです。小代が「和牛のふるさと」とされるのは、全国の黒毛和種繁殖雌牛の99.9%の個体が、小代の牛「田尻」の血統に繋がることが確認されているから。また「みかた残酷マラソン全国大会」は、距離24㎞、高低差400mのうねりのあるコースを周回するハードなマラソン大会。地域の小中学生が、2,400人の参加選手一人一人に応援メッセージ を送ったり、当日は給水所などを集落ごとに設営し、工夫を凝らした応援とおもてなしを行い、全国から参加する選手と住民が一緒にゴールをめざす大会となりました。
小さな村から生まれた奇跡の牛!
「弁当忘れても傘忘れるな」
但馬ではそういう言葉が伝えられるほど雨が多く、昼夜の寒暖差が大きいところ。山々には豊富な水、野草や薬草も多くありました。田畑を耕し、子牛を生んで生活を支えてくれる牛。農家の人たちが毎日愛情深く、マッサージをしていたので皮膚や毛は柔らかく肉質も柔らかくなったといわれます。豊かな自然と、愛情深い人々が暮らしていたことで素晴らしい牛ができたといっても過言ではありませんよね。
そんな小代の魅力を伝えるため、地元住民らで結成された「小代ガイドクラブ」。畜産農家の協力も得ながら「和牛のふるさと」として、より多くの方に但馬牛のルーツを知っていただくため、ガイド活動をしています。多くの方とかかわりあいながら、奥深い小代を肌で感じてもらえるツアーです。
小代ガイドクラブのツアーは「和牛の聖地を巡るツアー」と「小代の絶景を巡るツアー」の2コースがあります。
※要申込。詳しくは、小代ガイドツアーのHPをご覧ください。
電動バイクでスイーっと。新しい旅のかたち「おじろプチたび」
小代の豊かな自然に触れる新しい旅の形が電動バイクを使った周遊サービス「小代ぷちたび」。スクータースタイルの電動バイクに乗って、観光協会が設定した90分、120分、180分の3つのモデルコースを巡り心地よい時間を過ごせます。90分コースは、初めての方におススメ。観光協会を出発し、白山神社、安明神社を巡って、久須部渓谷へ。清流と滝に癒された後は、ふれあい温泉おじろんで寛いで帰ります。120分コースは、日本の棚田 100選にも選ばれている「うへ山の棚田」を巡るコース。名牛「田尻」号が生まれ育った棚田でもあります。棚田にぽつんとある天空のバス停も巡ります。そして180分コースは、棚田から、吉滝(裏見の滝)、神社や古刹など小代をぐるっと一周巡るコースです。お弁当をテイクアウトして、気持ち良い景色の中でのぷちたびランチも最高です!
※詳しくは香美町小代観光協会(0796-97-2250)へお問合せください。
イベントに参加して小代を満喫しよう!
小代内各地区では、昔から伝わる個性豊かな伝と行事が今なお続いている地区が多くあります。各地区での盆踊り、秋祭り、毎年一月に行われる、牛の安全を祈る『大日祭』など、小代を深く知り、生活を理解するカギとなるような祭りもありますので、ぜひ参加してみてください。新緑の季節の『みかた残酷マラソン』『小代渓谷祭り』、秋の紅葉シーズンには『おじろマルシェ』など、小代の自然も満喫しながら楽しんでみてください。また冬には、雪合戦大会など雪国ならではのイベントも。豊かな自然を一緒に参加して楽しみましょう!
体験・見学できるスポット♪
近畿の北側「丹波」「但馬」「丹後」「若狭」の魅力を伝える、任意の観光団体です。 北近畿の味覚は、冬の海の味覚の代表格「カニ」だけに終わらず「カキ」「ブリ」「フグ」、夏の「とり貝」「岩ガキ」「白いか」とそして、山の味覚は「丹波栗」「丹波黒豆」や夏のフルーツ「砂丘メロン」と、年中グルメが楽しめるエリアです。 そんな、広い北近畿を何度も訪れ、線の旅ができる情報発信が出来ればうれしいです。