Snow Peakの日本限定アパレルシリーズ「LOCAL WEAR」と、お土産におすすめアイテムや人気店舗を紹介!
「LOCAL WEAR」は、アウトドアブランド「Snow Peak」の日本限定アパレルシリーズです。新潟県と岩手県の地域文化とファッションを融合させています。 本記事では、LOCAL WEARの着こなし方や、お土産にも人気の職人技を感じさせるマストアイテム、人気店舗の「スノーピーク表参道」を紹介します。
キャンプ好きなら誰もが知る、日本最高峰のアウトドアブランド「Snow Peak」
「Snow Peak(スノーピーク)」は、1958年に設立された日本のアウトドア用品ブランドです。機能性とデザイン性を兼ね備えた製品を取り扱っています。
テントから照明器具、調理器具、アパレルに至るまで幅広いアイテムを展開し、その数は実に1,000点以上にのぼります。どのアイテムも細部にまでこだわりが感じられ、モダンなデザインと伝統的な職人技が融合しています。アウトドア愛好者からの評価も高く、多くの支持を集めています。
近年は、サステナブル製品の開発にも力を入れており、日本各地の郷土性や、織物文化の振興にも取り組んでいます。
日本限定「LOCAL WEAR」は、新潟・岩手の職人技を取り入れたアパレルシリーズ
Picture courtesy of Snow Peak
近年、Snow Peakは、アウトドア用品だけでなく、新潟県や岩手県の地域文化を取り入れた「LOCAL WEAR(ローカルウェア)」というアパレルシリーズにも力を入れています。
LOCAL WEARは、地域の文化や自然環境からインスピレーションを得たアパレルシリーズです。日本のものづくりの技術やその土地の素材を商品に活かしつつ、現代的なファッション要素も取り入れています。
また、土地の気候に適した着心地を追求しているのも特徴です。地域のアイデンティティやライフスタイルも尊重し、さらには地元コミュニティとのつながりも大切にしています。
2024年の「LOCAL WEAR」は新潟から。焚火にインスパイアされたアイテムを展開
2024年のLOCAL WEARのアイテムは、新潟県で生産されています。糸染めは五泉(ごせん)市で、織布と仕上げの加工は見附(みつけ)市で行われています。
このシリーズの素材は、100%綿です。綿は、通気性に優れ、蒸れにくいという特徴があります。さらに柔らかく快適で、ナチュラルな質感も魅力です。
このシリーズは、先染め織物(※)の特色を生かして全体の色数を焚火から着想を得た炭黒と灰色の2色で構成しています。 タテ糸、ヨコ糸の配列を工夫して作られた、単色の布、オックスフォード布(※)、縞模様を巧みに組み合わせてデザインを作り、雰囲気を演出しています。
色の展開は、グレーと黒の2色です。
※先染め織物……糸を先に染めてから作られた織物。違う色の糸を組み合わせて模様を作る
※オックスフォード布……タテ糸とヨコ糸を2本ずつ引き揃えることで織られた中厚手の生地
「LOCAL WEAR」を日常に!コーディネートのアイデアを紹介
LOCAL WEARシリーズのサイズ展開は、MサイズとLサイズの2つです。ユニセックスで、男女ともに着用することができます。
150〜160cmの一般的な身長の女性にはMサイズを、身長175cm以上の男性にはLサイズをオススメします。
グレーと黒の色調は、落ち着きと洗練さを兼ね備えています。さまざまな服装に合わせやすいので、日常のあらゆるシーンで活躍します。
それでは、実際にコーディネートを紹介していきます!
トップス:現代のワークT-Shirt M Grey
ボトムス:現代のワークパンツ Wide M Grey
半袖の「現代のワークT-Shirt」は、袖の部分が和服のような作りになっているのが特徴です。立体的なシルエットが印象的で、普通のTシャツとは一味違う、スタイリッシュな雰囲気を感じさせます。
もちろん、使いやすさも兼ね備えています。左胸と右腹の部分には、眼鏡やハンカチなどの小物を入れられるポケットが付いていて、とても便利です。
一緒にコーディネートされた「現代のワークパンツ Wide」は、ウエスト部分がゴム仕様になっているため、簡単に着脱ができます。さらに、股下にはマチが付いていて動きやすさも抜群です。
普段使いはもちろん、アウトドアでも快適に過ごすことができます。
トップス:現代のワークシャツ M Grey
ボトムス:現代のワークパンツ Wide M Grey
「現代のワークシャツ」は、前立て(ボタン部分に付けられた帯状のパーツ)が特徴的なシャツです。ユニークな印象でありながら色合いが落ち着いているので、可愛らしい雰囲気も感じさせます。
ポケットも使い勝手がいいように作られていて、ちょっとしたものを入れるのにも便利です。
トップス:昔のワークシャツ JIBAN M Grey
ボトムス:現代のワークパンツ Regular M Grey
「昔のワークシャツ JIBAN」は、明治時代からある作務衣(さむえ)(※)、襦袢(じゅばん)をシンプルに洋風にアレンジした、和洋折衷のデザインとなっています。JIBAN(襦袢)とは、シャツや下着のような意味合いで、和服用の下着の1つです。このアイテムは1枚で存在感が十分なので、無地のTシャツと合わせるだけで、個性的なスタイルが完成します。
「現代のワークパンツ Regular」は、アクティブな印象のWideタイプよりもスリムにできています。より落ち着いた雰囲気を与えます。
Regularタイプも同様に、股下にマチが縫い付けられているので動きやすいです。一方で、細身で落ち着いた印象もあるため、仕事や学校などのシーンにも向いています。
※作務衣……作業着として始まった和服の一種。もともとは修行僧の作業衣だった
トップス:昔のワークジャケット JIBAN L Black
ボトムス:現代のワークパンツ Regular L Black
「昔のワークジャケット JIBAN」は、軽量で通気性の良い素材が使われている長袖のジャケットです。軽く羽織れるので、日焼け対策にも適しています。
さらにそのデザインから、お祭りなどのイベントでもぴったりの一着です。
「現代のワークパンツ Regular」の黒は、主張しすぎない色調なので、ほかのアイテムとの相性も抜群です。動きやすく快適な着心地で、日常のさまざまなシーンで使えます。
トップス:昔の防寒着 HANTEN L Black
ボトムス:現代のワークパンツ Regular L Black
左:昔の防寒着 HANTEN L Black 右:昔のワークジャケット JIBAN L Black
「昔の防寒着 HANTEN」は、100%ポリエステルの中綿を使用しています。そのため、軽量でありながらも非常に優れた保温性を誇ります。
HANTEN(半纏、はんてん)とは、日本伝統の防寒着のことです。着脱が容易で、動きやすさにも優れています。
ギフトにも自分用にもぴったり!機能性やデザイン性の高い厳選した商品を紹介
LOCAL WEARのほかにも、Snow Peakには日本の職人が精魂込めて作り上げたキャンプ用品や日本らしさを感じられるアイテムが数多くあります。どれも実用性と美しさを兼ね備えたものばかりです。自分用にはもちろん、贈り物としても最適です。
ここからは、数千点の商品から厳選した購入必須のリスト「Japan Selection」を紹介していきます。
すべての商品に、永久保証(※)とアフターサービスが付いています。長期にわたり安心して使用できるのも大きな魅力です。
※永久保証…素材の経年による劣化やご使用による激しい損傷など、稀に修理を承ることができない場合がございます。製造上の欠陥が原因の場合は、無料で修理または交換させていただきます。その他の場合には適正な価格で修理させていただきます。
和武器 M
登山用語で「武器」はカトラリーのことを指し、「和武器」は箸を意味します。
この「和武器 M」は、箸を2つに分解できる設計が特徴のアイテムです。刀のように収納することができ、携帯しやすく、持ち運びの手間をとりません。
さらに、収納袋には首にかけられるストラップが付いているのもポイントです。アウトドア中でも、ストラップを首にかけていれば、失くす心配がありません。【2009年グッドデザイン賞受賞】
スタッキングマグ雪峰M
二重構造のチタン製で、低めのデザインが特徴のマグカップです。二重構造は保温・保冷効果が高いので、幅広い種類の飲み物をホットやアイスで楽しむことができます。
さらに注目すべきは、熱い飲み物を注いでも、カップの縁が熱くならない点です。カップの縁が冷えるまで待つ必要がなく、すぐに飲み物を味わえます。
容量は、写真左から順に400ml、300ml、200ml。カップは重ねて収納できるため、外出時の持ち運びにも非常に便利です。【2005年グッドデザイン賞受賞】
フィールドコーヒーマスター
ドリッパーが内蔵されたコーヒーボトルです。パーコレーター(※)とドリップの2つの方式でコーヒーを淹れることができる、なんとも優秀なアイテムです。
コーヒーフィルターは抽出の速さにこだわり、ひとつ穴デザインになっています。
※パーコレーター……お湯を循環させてコーヒーを抽出する方法
サヨウ
透明度の高いティーポットセットです。注いだお湯の色の変化や、茶葉が上下する様子を楽しむことができる、目にも楽しいアイテムです。
ポットの蓋と茶こしが一体になっているので、お茶を淹れるのはもちろん、ポットを手軽に洗えるのも大きなポイントです。
もちろんお茶だけではなく、カフェオレやロイヤルミルクティー、カクテルなどのさまざまな飲み物にも対応しています。
HITA GETA(日田下駄)
九州、大分県の日田(ひた)地域で生産される日田杉を使用した下駄です。木目が美しく、軽量でありながらしっかりした作りになっています。
ソールは、世界をリードするVibram(ビブラム)社のラバーソールを採用。卓越したグリップ性能を実現していますよ。散歩やショッピングなど、日常の様々なシーンで活躍します。
オーロラボトル800 オーシャン
従来の製品に比べて、CO2排出量を50%以上削減できるリサイクルチタン素材「TranTixxii®-Eco」を使用した、チタン製のシングルウォールボトルです。
800mlの大容量で、アウトドアなどのシーンで大活躍すること間違いなしのアイテムです。
酒筒 Titanium・お猪口 Titanium
シンプルでありながら洗練されたデザインの酒筒(さかづつ)です。日本酒を美味しく飲むために設計され、日本酒が注ぎやすい構造になっています。
また、金属臭のないチタン素材を使用しているのも特徴です。このため、日本酒はもちろん清酒やウィスキーなど、さまざまなお酒を、最良の状態で堪能できます。【2015年グッドデザイン受賞】
酒筒と一緒に購入したいのが、チタン製お猪口です。二重保温構造によりお酒を適温に保ち、風味が落ちにくくなっています。最後の一滴まで美味しく飲めるでしょう。
お猪口は重ねて収納ができるので、持ち運びが便利で、スペースもとりません。数人でのお酒を楽しむ際にも、最適なアイテムです。
訪れるべきSnow Peakの日本の人気店
【東京】Snow Peak 表参道
神宮前交差点近くにある表参道店は、Snow Peakのアパレルシリーズの主力店舗です。店内の中心部には、LOCAL WEARがずらり。アウトドアに適した高機能な衣類だけではなく、普段使いできる着心地の良いウェアも提供しています。
上記で紹介した商品も販売しています。
住所:東京都渋谷区神宮前6-2-6
営業時間:11:00~20:00
公式サイト:https://sbs.snowpeak.co.jp/omotesando/shop/index.html
【東京】Snow Peak LAND STATION TOKYO
Picture courtesy of Snow Peak
Snow Peak LAND STATION TOKYOは、東京の人気商業施設「KITTE」内に位置しています。キャンプ用品やLOCAL WEARなどのアイテムが揃います。
カフェが併設されているのも特徴です。北海道産の牛肉を使用した「アウトドアカレー」や、近年注目を集めている日本産の茶葉でつくった紅茶「和紅茶」を味わうことができます。
さらにこの店舗では、江戸紫(※)で彩られた「スタッキングマグ雪峰H300 TOKYO」など、店舗限定商品も販売されています。
※江戸紫……青みを帯びた紫色
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワーKITTE4F
営業時間:11:00~20:00
公式サイト:https://www.snowpeak.co.jp/landstation/tokyo/
【京都】Snow Peak LAND STATION KYOTO ARASHIYAMA
Picture courtesy of Snow Peak
京都の嵐山にある店舗です。キャンプ用品はもちろん、和傘や茶桶(さつう)(※)など、京都の伝統工芸品とのコラボ商品も販売されています。
併設のカフェでは、柚子やりんごなどのフレーバーを楽しめる抹茶ドリンクや、京都の人気洋菓子ブランド「マールブランシュ」とコラボしたデザートが味わえます。そのほか、朝日酒造と共同開発した「久保田 雪峰」や「爽醸 久保田 雪峰」などの日本酒やクラフトビールも楽しめます。
庭には、世界的建築家・隈研吾氏とSnow Peakが共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」があります。 外の世界が眺められるように設計された窓など、こだわりが詰まった仕様になっています。
住箱-JYUBAKO-では宿泊プランが用意され、この特別な空間で自分だけの至福の時間を楽しむことができます。
※茶桶……茶の湯において、薄茶を入れるための器
地図:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀(いまほり)町7
営業時間:10:00〜19:00
公式サイト:https://www.snowpeak.co.jp/landstation/arashiyama/
台湾、アメリカ、イギリスにも実店舗あり! 海外のSnow Peak
Snow Peakは日本全国をはじめ、アジア(台湾、中国、韓国)、アメリカ、イギリスに店舗を展開しています。
もちろん海外の店舗でも、日本の高品質なアウトドア製品を購入することができ、現地の文化を取り入れたショッピング体験ができるでしょう。
ですが、ぜひ日本の店舗にも立ち寄り、日本限定のアイテムを実際に手に取ってブランドの魅力に触れてみてください。
Sponsered by Snow Peak