【2024年版】東北最大級の冬のお祭り！上杉雪灯篭まつり

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東北最大級の冬のお祭り、「上杉雪灯篭まつり」！この時期だけ見られる雪灯篭の幻想的な景色と、ステージイベントや米沢グルメを堪能できるテント村など、見どころ盛りだくさん！冬のアクティビティと共に、米沢を楽しもう！

ライター

東北地方の中でも、重要なサムライの遺産が数多く残る米沢のまち。東京から新幹線で約2時間で到着する、非常にアクセスの良い東北地方の観光地です。甲冑や着物を身に着けてみたり、合戦に参加してみたり、寺社仏閣を巡ってみたり。かつて、日本のサムライたちが過ごしたストーリーを、米沢で追体験してみませんか。

目次
全国から人が集まる東北最大級のお祭り！上杉雪灯篭まつりとは？
必見！冬の米沢をあたたかく照らす雪灯篭
祭りの誕生秘話！雪灯籠が生んだ幻想的な光景の始まり
米沢のご当地グルメとステージイベントも盛りだくさん
次回は2025年2月に開催！
スノーアクティビティと共に、冬の米沢を満喫しよう！

全国から人が集まる東北最大級のお祭り！上杉雪灯篭まつりとは？

上杉雪灯篭まつりは、米沢市で毎年2月に開催される東北最大級のお祭りで、全国から20万人を超える人々が訪れます。当日は、雪で作られた灯篭が会場をあたたかく照らし、ローソクの灯が幻想的な景色を作り出します。

会場では、地元料理を提供する屋台やステージパフォーマンスなども披露され、これまで40年以上にわたって地域の方が続けてきました。

この記事では、上杉雪灯篭まつりの見どころを紹介いたします！

必見！冬の米沢をあたたかく照らす雪灯篭

雪灯篭まつりの見どころといえば、ずらりと並んだ雪灯篭・雪ぼんぼりの数々。場所は、米沢の代表的な観光地でもある上杉神社で実施します。一度訪れたことのある場所でも、お祭り期間中の景色は格別です。

この雪灯篭、実は地域の方が1つずつ手作りで制作しています。お祭りまでの天気や気温などを考慮し、雪を冷やし固め、削り出す作業を通して約3日間かけてできあがります。

もちろん、気温が上がるにつれて雪は溶けてしまうので、この雪灯篭が見られるのは冬の時期だけ。寒さの厳しい季節だからこそ出会える、米沢らしい景色は必見です。

祭りの誕生秘話！雪灯籠が生んだ幻想的な光景の始まり

長く続く雪灯篭まつり。その始まりはどんなことからだったのでしょうか？米沢にはこんな話が残っています。

1977年のとある月夜、小さな酒宴が開かれていました。参加者たちが、雪の美しさについて語り合いながら酒を楽しんでいると、「雪を愛でながら酒を楽しむにはどうすれば良いか？」という話題が持ち上がります。早速一人が「雪の中にローソクを灯したらどうだろう？」と提案しました。試しに庭に出て、深く積もった雪に頭ほどの穴をくり抜き、その中にローソクを立てて火を灯してみます。すると、雪と灯りが織りなす幻想的な光景が広がり、その美しさに皆が息を呑みました。これが、のちの上杉雪灯籠まつりへと発展していくのです。