【2024年版】スマホで撮れる!夏は天然ホタルとエモい思い出を残そう!
6月~7月にかけて見られる、夏の風物詩でもある蛍(ホタル)。しかし、星や花火と同様、スマホで撮ろうとすると真っ暗…。なんて経験はございませんか? そこで今回は、山形県米沢市で開催される「小野川温泉ほたるまつり」に向けて「つい誰かに見せたくなるエモいホタルの撮り方」について紹介していきます。
【2つだけ】準備するもの
「持ち物はスマホだけ!」と言いたいところですが…。実はホタルをプロ並みにエモく撮るためにはもう一つあるモノが必要になります!
準備するのはこの2つ
①スマホ
②スマホを固定する三脚
スマホを固定する三脚は安いもので大丈夫!今回、この三脚が必要な理由として、iPhoneの「ナイトモード」を使用するためになります。手で撮影するとどうしても手振れが発生してしまい、ナイトモード(30秒)が使えなくなってしまうので、ぜひこちらも準備しておきましょう。(※写真のスマホ三脚は3coinsにて330円で購入。)
【ここ行って】撮れる場所は?
準備ができたら、エモく輝くホタルたちにさっそく会いに行きましょう!2024年夏の映えスポット、山形県米沢市「小野川温泉」にさっそく行ってきました。
撮影場所は?
おすすめの撮影場所は、ホタルの名所でもある「ほたる公園」です。小野川温泉街から徒歩数分の場所にあります。
なんと足湯まで用意されていた!
公園を入ってすぐのところに、なんと無料で温泉気分が味わえる足湯が。少し早めに来て、小野川の平和な風景を眺めながら、暗くなるまでゆっくりするのもアリですね〜。
湯加減は39℃前後。めっちゃ気持ちいい…。
足湯に入るならタオルを準備しておくといいかもしれません。
【夕食後に】ホタルが出現する時間帯は?
おすすめは20時以降
山形県米沢市の日没時間は19:30〜20:00頃。ほたるまつりのこの時期には、竹で作られたライトが。日没に合わせてライトが灯り、そろそろホタルたちが姿を見せてくれる合図になります。
撮影日は2024年7月1日。この日はおおよそ19時半に日が暮れ始め、20時には完全に日没。
20時を境めに、徐々に温泉街の方から夕食終わりの観光客がホタルを観賞しに集まり始めました。
【ベストは〇〇側】おすすめの撮影場所は?
山側付近がおすすめ
ホタルは街灯の届かない静かできれいな水辺を好みます。深すぎない川底に砂や大きめの土粒子があり、餌となる巻貝のいる穏やかな清流に多く現れるそうです。
足湯の斜め奥に、山側にロープで規制されたところがあり、ここにホタルが沢山出現するとの情報が。今回はこのロープの辺りで三脚を構え、撮ってみることにしました。安物の低いスマホ三脚でしたが、草にかからずギリギリ撮れそうな感じ。果たしてホタルは現れるのか・・・?
【映え確定】ホタルを撮影してみよう!
ホタルを撮影する際のルール
ホタルにフラッシュの光などを向けてはいけません。また、音にも敏感な生き物ですので、観賞や撮影をする際には下記ルールやマナーを必ずお守りください。
☑︎ホタルの発生地内をライトを付けたまま車で走ってはいけません。
☑︎ホタルの発生地内で車のハザードランプを点灯させてはいけません。
☑︎ホタルや周囲に向けて懐中電灯を照らしてはいけません。
☑︎懐中電灯に赤いセロファンを巻いて照らしてはいけません。
☑︎ストロボを焚いて(携帯電話も同様)ホタルの写真撮影をしてはいけません。
☑︎ホタルを採集してはいけません。
☑︎棒や傘などを振り回し、ホタルを傷つけてはいけません。
☑︎発生地内の至る所に立ち入ってはいけません。
☑︎発生地内にゴミ・煙草の吸い殻を捨ててはいけません。
【超簡単】iPhoneカメラ設定
日が暮れ、ホタルが出現し始めたらさっそくエモい写真を撮っていきましょう!
カメラ設定は簡単3ステップ↓
①カメラを起動したら、上にあるマークをタップ
②下のナイトモードをタップ
③iPhoneを三脚に固定して、最大(30秒)になるまでスライドしたらOK!
ナイトモードで30秒後…
上記手順で撮ってみた結果↓
お、おお!きちんと撮れてます!
30秒の間にホタルが活発に動いてくれたおかげで、普段は「点」で光るホタルが、ペンライトの残像のような「動線」となっております。普段のカメラワークでは撮れない、思わずSNSに投稿したくなるような、そんなエモーショナルな一枚を残すことができました。
【通常撮影ver.】ナイトモード無しだと…
ナイトモード無しの場合はこんな感じ↓
やはりホタルを捉えることができず、ナイトモードで撮った場合と比較しても、全然違います。
ナイトモード最大(30秒)で確実にホタルを撮るために、安くてもいいのでやはりスマホを固定する三脚は必須です!(三脚があれば、花火大会など別なシーンでも活躍してくれそう…!)
今年の夏は「温泉×ホタル」で、親は温泉でゆっくり、子どもの夏休み自由研究、そういった旅行もいいかもしれませんね。
【アクセス】小野川温泉ほたるまつり
【電車・バスの場合】
JR山形新幹線「米沢駅」で下車→山交バス「白布・小野川温泉 行き」(約26分)→「小野川温泉」で下車
【お車の場合】
東北中央自動車道「米沢中央IC」で降りる→小野川温泉へ道なり直進(約20分)で到着します。温泉街の旅館組合駐車場にご駐車ください。
東北地方の中でも、重要なサムライの遺産が数多く残る米沢のまち。 東京から新幹線で約2時間で到着する、非常にアクセスの良い東北地方の観光地です。 甲冑や着物を身に着けてみたり、合戦に参加してみたり、寺社仏閣を巡ってみたり。かつて、日本のサムライたちが過ごしたストーリーを、米沢で追体験してみませんか。