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【ええやん!大阪商店街発】人々が行き交う街道にノスタルジアな想いを馳せる「能勢街道」
【ええやん!大阪商店街】に掲載中!大阪に来たなら一度はやってみたい商店街のいち推し体験や観光スポットを紹介!見る、食べる、遊ぶ、大阪の商店街をめっちゃええやんに楽しむ情報を発信しています。ここを読めば今すぐ大阪に来たくなる!
阪急宝塚線にある「岡町駅」から市役所までを繋ぐ道に「岡町商店街」があります。岡町商店街と交差する道が、昔大阪と岡町、池田、能勢方面を結んだ歴史の深い街道「能勢街道」があります。
その「能勢街道」に沿って建つのが、境内へと続く朱色の鳥居が印象的な「原田神社」です。
原田神社は、白鳳12年(西暦684年)に天武天皇の頃の創建だと伝えられている由緒ある神社で、境内には国指定重要文化財の慶安5年(西暦1652年)に再建された本殿、市指定文化財の摂社十二神社本殿と大鳥居があり、昔から大勢の人たちが参拝に訪れています。
江戸時代中期になると、この地域は物産の集積場となり、炭・薪・寒天・栗・酒といった物資を運ぶ人々が集まっていました。
上方落語の『池田の猪買い』にも、能勢街道が登場します。大阪から能勢街道を歩いて池田まで猪肉を買いに行く話には、人や物、情報が行き交う様子がありありと表現されています。
大坂町奉行所が直轄する町場も置かれ、それが「岡町」という地名の由来。この岡町が、桜塚村や周辺の村々と作ったのが豊中村です。村はやがて豊中町となり、現在の豊中市へと発展しました。
豊中市のルーツともいえる能勢街道には桜塚碑や、江戸時代から続くうどん店「土手嘉」をはじめとする歴史を感じるお店や観光スポットがあります。
いにしえの人々が行き交い、交流した街道で歴史の1ページを覗いてみませんか?
大阪の商店街は、府民の暮らしや雇用を支え、地域のインフラとして重要な役割を果たすとともに、地域の方々の交流の場としての魅力を備えています。このたび、2025年大阪・関西万博の開催も見据え、大阪の商店街や店舗の魅力発信やデジタル化などの取組みとして、ポータルサイト「ええやん!大阪商店街」をオープンしました。 「こんな商店街あったんや!今度行ってみよ!」 今まで知らなかった商店街、地元の商店街の新たな一面の発見など、商店街との素敵な出会いのきっかけに、「ええやん!大阪商店街」をぜひご活用ください。