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【2024開催】夏の風物詩、浅草「ほおずき市」の日程・アクセス・見どころは?
浅草の浅草寺で毎年夏に開かれるイベント「ほおずき市」を取材してきました。涼しげなほおずきを見に、浅草を訪れてみてはいかがでしょうか?
浅草・浅草寺で2024年も開催!
「ほおずき市」は夏の風物詩
夏が始まるころ、浅草の浅草寺がいつもと少し違った様子でにぎわいを見せるようです。訪れてみると、行き交う人々の手には植物の苗が。それは「ほおずき」という、赤い袋状の実がなる植物です。「浅草寺」では、毎年この時期に「四万六千日(しまんろくせんにち)・ほおずき市」が開かれています。
目次
1.ほおずき市とは
2.ほおずき市の日程(2024年)
3.アクセス
4.ほおずき市のはじまり
5.浅草寺のほおずき市
6.ほおずきを買おう
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ほおずき市とは
ほおずき市は、寺社でお祓いをうけたほおずきが売られる行事です。訪れた人々は厄よけのためにほおずきを買い、家に飾ります。
たくさんのほおずきが並べられていて、見て回るだけでも楽しい、浅草の夏の風物詩です。人々はほおずき市に来ることで、梅雨が明け、夏が来ることを感じはじめます。
夏から秋にかけて実のるほおずき。ほおずきの袋はじつは萼で、開くとなかにまるい果実が入っています。昔の子どもたちは、このほおずきを笛にして遊んでいました。
ほおずき市の日程(2024年)
2024年の浅草寺ほおずき市は、開催予定です。
日程:2024年7月9日(火)、10日(水) 8:00〜21:00(※ほおずきが無くなり次第終了)
詳細は、公式HPをご確認ください。
アクセス
「【浅草駅完全ガイド】4つの駅と浅草寺へのアクセス紹介」より
浅草寺(雷門)へは、東京メトロ銀座線「浅草駅」、A4出口が便利です。
そのほか、都営浅草線「浅草駅」A4出口から徒歩約5分、東武伊勢崎線「浅草駅」中央口から徒歩約3分、つくばエクスプレス「浅草駅」A1出口から徒歩約10分で雷門へ行くことができます。
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ほおずき市のはじまり
日本では昔から赤いものは縁起がいいとされ、厄よけの象徴とされてきました。そのため、人々は赤黒いとうもろこしを天井からつるして雷除けをしていたようです。
江戸時代にはそのとうもろこしが売られていましたが、明治初期にとうもろこしが不作になったため、かわりにほおずきが売られ始めたと言われています。
浅草寺「四万六千日(しまんろくせんにち)・ほおずき市」
各地で開かれるほおずき市ですが、特に有名なのが浅草寺でひらかれるほおずき市です。
浅草のほおずき市は、毎年7月9日と10日です。もともとは10日と定められていました。しかし、参拝者があまりにも多く、前日から気合いをいれて訪れる参拝者が多かったため、二日間になりました。
この日に参拝すると、4万6千日(約126年分)参拝したのと同じ功徳が得られるそうです。4万6千という数は、お米一升分の米粒の数だと言われています。
毎年、大勢の人が参拝します。この日にちなんだ特別な掛け札やお札を求めてくる参拝者も多くいます。境内には、100件を超えるほおずきの店が軒を連ねています。
ほおずきを買おう
浅草のほおずき市で売られているほおずきの苗はすべて一律2,500円です。なるべく実が多く元気なほおずきを選ぶことがポイントです。徐々に色づくほおずきを鑑賞しながら、季節の移り変わりを感じるのもいいですね。
苗のほおずきを買うと、好きな風鈴を1つ付けてもらえます。飾っておくと、風に吹かれて「ちりんちりん」といい音がします。風鈴もかつては赤いものが主流で、厄除けの効果があるとされていたため一緒に売られるようになったと言われています。
苗が持ち帰れないという人には、枝や実のバラ売りもあります。こちらは苗のほおずきとは種類が違い、1つ1つの実が大ぶりです。
家に持ち帰り、しばらくはこの状態で楽しむことができます。
好きなほおずきを選んでかごに入れて持ち帰ります。
このまま飾っても可愛いですね。 食用のほおずきもありますが、ほおずき市で売られているものは観賞用です。
ほおずき市は夜まで開催されていますが、ほおずきが無くなり次第終了してしまうので、ほおずきが欲しい方は余裕を持って昼間に参拝することをオススメします。
参考:『三省堂年中行事事典』
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本記事は、2015年7月に公開された記事をリライトしたものです
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趣味は海外旅行と100均めぐりと物づくり。休日は読書、映画、陶芸を嗜む。おしゃべりで食いしん坊なおてんば系女子。