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浅草寺を隅々まで堪能してみませんか?浅草寺総合ルート案内
都内随一の観光スポット浅草寺。「浅草寺を思いきり楽しみたい!」という方のために、浅草寺を効率良くまわるコツをご紹介。
都内随一の観光スポットと名高い浅草寺。実は、あまりの広さに境内を隅々まで探索できない参拝客の方が多くいらっしゃいます。今日は「浅草寺を思いきり楽しみたい!」という方のために、浅草寺を効率良くまわるコツをご紹介します。
雷門
重さ約700キロの提灯が目印の「雷門」は、浅草の看板とも呼ばれるランドマーク的存在。門の前は記念撮影を楽しむ人で常にあふれています。
因みに、この巨大な提灯は松下電器(Panasonic)さんから提供されたもの。ご存知でしたか?
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仲見世
雷門をくぐると目の前に現れる「仲見世通り」は、日本で最も古い商店街の一つ。
こちらは、仲見世の人気店「あづま」のきびだんご。90店を超える露店が揃うこの通りで、浅草ならではの美味しいグルメやお買い物を楽しみましょう。
宝蔵門(ほうぞうもん)
仲見世通りでお腹を満たした観光客を迎えてくれるのは、宝蔵門。門の上部には防災設備が施された収蔵施設が設けられ、文化的に貴重な品々が秘蔵されているのだとか。
また、2500kgの藁(わら)を使用した巨大な「わらじ」は仁王様の力を表した魔除け道具の一つです。
おみくじ
宝蔵門をくぐった後は「おみくじ」に挑戦しましょう!
「凶」が出る確率が高いと噂の浅草寺のおみくじで、自分の運を試してみてはいかがですか?
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お水舎(おすいしゃ)
「お水舎」は本堂を参拝する前に身を清めるところ。龍の口から流れ出る水で手を洗ったり、口に含んだり…多くの方が集まっています。
水舎の中央に飾られているこちらの石像は、水をつかさどる「龍伸像(りゅうしんぞう)」です。
常香炉
本堂の手前に設置された常香炉の周りには、お香の「煙」を身体にかけようと人々が集まります。「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」という言い伝えが古くから信じられているためです。
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浅草寺本堂
本堂に到着したら、お賽銭を入れて奥の御宮殿(ごくうでん)に安置された観音さまにお祈りを捧げます。この際、胸の前で手を合わせて「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱える事が浅草寺では推奨されています。
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影向堂(ようこうどう)
本堂の西側階段を降りたあとは「ご朱印」が手に入る影向堂へ向かいましょう。
ご朱印とは、お寺の名前と参拝日の上から複数の印章が押されたもの。影向堂では、観音さまと七福神の一人「大黒天」さま、合わせて2種類のご朱印が用意されています。「参拝をした」と証明してくれるご朱印は、旅の記念にもなりますね。
薬師堂
影向堂の奥に佇む薬師堂は、今から約345年前に建設された、浅草寺の中でも最古の建築物の一つ。薬師如来(やくしにょらい)、薬師の十二の分身「十二神将(しんしょう)」や、死後の世界で死者を裁く十王(じゅうおう)の3人を祀っています。
淡島堂(あわしまどう)
薬師堂から更に奥へ進むと見えてくる淡島堂は、阿弥陀如来(あみだにょらい)像や淡島明神(あわしまみょうじん)を祀るお堂です。毎年2月8日には「針供養」という儀式が営まれ、使用済みの折れた「針」を豆腐やこんにゃくに刺して供養するのだとか。
五重塔を背景に眺める写経供養塔(しゃきょうくようとう)。先端のデザインがどことなく似ていますね。
銭塚地蔵堂
商売繁盛を祈願する人が多い銭塚地蔵堂は、淡島堂の北に向かって数分の場所にあります。石塔の下には寛永通宝という江戸時代の通貨が埋まっているため「銭塚」という名前が付きました。
こちらは、銭塚地蔵堂前の右側にある「カンカン地蔵」という石碑。訪れた参拝者は石碑の横に置かれた小石でお地蔵様を「かんかん」と叩き、その音が名前の由来になったと言われています。
浅草寺本堂裏築山周辺
銭塚地蔵堂を後にして、東へ向かって進むと公園のようなスペースが辺りに広がります。
広場の植え込み付近を歩きまわると、実にさまざまな石碑や石像が見つかります。木陰で休憩する場所として、のんびりとくつろぎましょう。
二天門
広場から本堂に向かって10分程歩くと左手に何やら立派な門が登場します。この「二天門」は、仏教の4人の守護神のうちの2人、持国天と増長天を祀る門として国の重要文化財にも指定されています。
神木
二天門から向かって右側、交番の前に大きくそびえ立つこの「いちょうの木」はなんと樹齢800年。源頼朝が浅草寺を参拝した際に挿した枝から育ったものと言われています。戦災にも耐えた神木からは、生命と自然の底知れないパワーを感じますね。
弁天堂(べんてんどう)
本堂から向かって東南の弁天山に立つ「弁天堂」は関東三大弁天の一つと呼ばれ、「老女弁財天」を祀っています。もとは、音楽智恵財物の神としてインドで広く信仰された女神である弁財天様。日本では七福神の神様の一人として慕われています。
お堂の横には迫力のある鐘楼(しょうろう)が設置されています。その音色を耳にすることができるのは、毎朝6時と年末の除夜の鐘のみ。早朝の浅草に響きわたる鐘の音、一度は聞いてみたいものですね。
仲見世通り裏
雷門までの戻り道は、仲見世通りの裏を通ることをオススメします。混み具合が中央の通りより穏やかな上に、物珍しいお土産屋さんやお食事処がたくさん並んでいるからです。
また、裏通りからちらっと拝見できる仲見世通りの風景も見所の一つ。かき氷やソフトクリームで乾いた喉を癒しながら、のんびりと帰路を楽しみましょう。
浅草寺
住所 :東京都台東区浅草2-3-1
最寄り駅:各線「浅草駅」
アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩5分
東武伊勢崎線「浅草駅」徒歩5分
都営地下鉄浅草線「浅草駅」徒歩7分
つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩5分
電話番号:03-3842-0181
公式HP :浅草寺
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94年生まれ。神戸出身、東京在住。アメリカからの帰国子女。旅、アート、食が大好きな大学生。