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海外赴任が決まったら家族は帯同させる?メリット・デメリットや解決策、必要な準備
海外赴任が決まったものの「家族帯同と単身どちらを選ぶべき?」「家族に帯同してもらいたいけど現地での生活が不安」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。 この記事では、海外赴任に家族が帯同するメリット・デメリットやデメリットの解決策、海外赴任までに必要な準備について解説していきます。家族の帯同について悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
海外赴任は「家族帯同」と「単身」どちらを選ぶべき?
「家族帯同」と「単身」どちらを選ぶべきかは、以下の要素などによって異なります。
- 海外赴任の期間
- 赴任先の環境
- 家族の状況
- 会社からのサポートの充実
海外赴任の期間が短く、現地の治安があまり良くない場合は、単身赴任を選んだ方が安心かもしれません。一方で、会社からのサポートが充実しており、子どもがまだ小さい場合は、家族帯同を選ぶケースが多いです。
これらの要素や、後ほど紹介する家族帯同のメリット・デメリットを踏まえた上で、家族できちんと話し合うことが重要です。
海外赴任に家族が帯同している割合
海外赴任に家族が帯同している割合はどのくらいなのでしょうか?
労働政策研究・研修機構(JILPT)が2016年に行った「企業の転勤の実態に関する調査」によると、家族帯同の割合は52.5%であり、過半数を占める結果でした。一方で、単身赴任は44.2%、無回答は3.3%となっています。
また、年齢別でも家族帯同の割合を見てみましょう。(※調査対象は男性の駐在者)
20〜30代の多くは家族帯同で海外赴任していることがわかります。しかし、40代になると子どもの就学や受験などに支障が出るため、単身赴任の割合が高くなるようです。
海外赴任に家族が帯同するメリット
海外赴任に家族が帯同するメリットを5つ紹介します。
生活面・精神面でのサポートを受けられる
海外赴任で家族と一緒に生活することには、生活面や精神面でのサポートを受けられるという大きなメリットがあります。赴任後の数ヶ月間は、現地の生活に慣れるまで多くのストレスがかかるものです。
しかし、家族と一緒にいることで、家事を分担してもらったり、精神的な支えを得られたりします。そのおかげで、仕事に集中して取り組むことができるでしょう。
子どもの国際感覚が養われる
海外での生活は、子どもにとっても貴重な経験です。さまざまな文化や価値観、考え方に触れることで、国際的な感覚が養われます。その結果、広い視野をもてるようになり、将来の可能性も広がるでしょう。
新しいコミュニティができる
海外赴任に家族で帯同することで、新しいコミュニティもできます。同じように駐在している仲間や子どもの学校、地域などでさまざまな交流があり、日本では経験できない出会いがあるかもしれません。また、これらの交流の中で家族の絆もきっと深まるでしょう。
家族全員の言語スキルが向上する
家族全員の言語スキルが向上することも、家族帯同のメリットです。現地で生活をする中で英語に触れる機会が増えるため、自然と言語スキルが身につくようになります。とくに子どもは言語習得が早く、短期間で言語スキルが大きく伸びるかもしれません。
現地での生活を楽しめる
家族がいると、週末は一緒に旅行やお出かけを楽しむことができます。日本ではできない経験をたくさんすることで、海外生活がより楽しいものになるはずです。また、週末を家族と一緒に楽しむとメリハリがつき、より仕事に打ち込みやすくなるでしょう。
海外赴任に家族が帯同するデメリット
一方で、海外赴任に家族が帯同することのデメリットも確認しておきましょう。
配偶者は仕事を辞めなければいけない可能性がある
配偶者が日本で仕事をしている場合、その仕事を辞めなければならない可能性があります。仕事によっては、リモートで仕事を続けられたり、現地の支社に移動できたりするかもしれません。しかし、ビザの問題などもあり、一度仕事を辞める配偶者が多いです。
配偶者のキャリアが一時的に中断されてしまうことは、デメリットといえるでしょう。
子どもは転校・転園しなければならない
子どもがいる場合は、転校や転園をさせなければなりません。日本の友人と離れて新しい環境に適応することは、子どもにとって大きなストレスになる可能性があります。また、現地の教育機関のレベルが高くなく、教育の質に不安を感じることもあるかもしれません。
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