富士山・河口湖エリアの花火大会&夏祭り8選!
東京や神奈川からアクセス抜群の富士五湖で開催される花火大会についてご紹介致します。是非富士山周辺観光と合わせて富士五湖の花火大会をお楽しみください!
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目次
- 日本のお祭りならではの魅力
- 1. 夏を告げる「富士山・河口湖山開きまつり花火大会」
- 2. 富士五湖の花火大会のスタートを飾る「山中湖報湖祭」
- 3. 水の神様を祀る花火大会「西湖竜宮祭」
- 4. 日本の千円札本栖湖の「神湖祭」
- 5. 富士五湖花火大会最大級「河口湖湖上祭」
- 6. 村の平和と繁栄を祈念した「忍野八海祭り」
- 7. 音楽と花火が融合した「精進湖涼湖祭」※2024年は開催中止
- 8. 富士五湖周辺の伝統的な夏祭り
- 夏以外にも楽しめる花火大会
- 富士五湖周辺のお祭と合わせて楽しむおすすめ観光スポット5選
富士五湖エリアでは、毎年8月1日から8月5日までの5日間、各湖で花火大会が開催されます。
「河口湖湖上祭」は山梨県内有数の花火大会で有名ですが、その他の湖「山中湖」「西湖」「本栖湖」「精進湖」で行われた花火大会もそれぞれ特徴があり見ごたえ抜群です。また、日本のお祭りの定番「屋台」も数多く並び、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、チョコバナナなどの屋台グルメを楽しみながら花火を鑑賞することができます。
今回は、東京や神奈川からアクセス抜群の富士五湖で開催される花火大会についてご紹介します。
是非富士山周辺観光と合わせて富士五湖の花火大会をお楽しみください
日本のお祭りならではの魅力
1. 屋台
お祭りに欠かせない「屋台」は、第二次世界大戦後の闇市から生じたと言われています。
闇市とは、戦後の日本の混乱期に成立した商業形態で、食糧管理制度の下で配給以外のものを入手することは違法でしたが、配給だけで生きぬくことは難しく、野菜や魚、生活用品などの他、うどんやお酒を提供する飲食店が並ぶ闇市で必要な物を手に入れていたそうです。その後、扱うものも多種多様になり、現在の「屋台」になったそうです。
屋台グルメの定番と言えば焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、チョコバナナ、クレープなど、老若男女問わず日本人が大好きな食べ物が並びます。
注意:現金のみの取扱店が多い為、100円玉を多めに持って行くことをおすすめします。また、一万円札ではなく、千円札に予め両替しておくと良いかもしれません。
2. 浴衣
浴衣の語源は、「湯帷子(ゆかたびら)」と言われ、平安時代(794年~1185年)に貴族が蒸し風呂に入る時に着ていた着衣でした。その後、安土桃山時代(1568年~1600年)には、湯上りの水分を吸い取らせて着るもの(現在のバスローブ)となり、江戸時代(1603年~1868年)に、庶民の間に広がったと言われています。昭和初期の洋装が一般化する前は、寝間着(パジャマ)として用いられていたそうです。明治時代(1868年~1912年)になると浴衣が夏の普及着とし定着し、現在の浴衣へ進化しました。
浴衣の生地は、木綿や麻が使われていることから吸水性が高く、風通しが良い事から汗をかきやすい夏に着用されるようになったそうです。現在、日本では様々な柄の浴衣が販売されていて、特に10代20代の女性の間では、お祭りなど特別なイベント時のオシャレ着として人気です。
1. 夏を告げる「富士山・河口湖山開きまつり花火大会」
富士山の山開きを告げる花火大会が毎年7月1日山開き当日に開催され、夏山シーズンの始まりと共に富士五湖に活気をもたらします。山梨県内でいち早く実施される花火大会としても有名です。
開催日時:2024年7月6日(土) 20:00~20:30
開催会場:大池公園
2. 富士五湖の花火大会のスタートを飾る「山中湖報湖祭」
「山中湖報湖祭」は、関東大震災後の大正14年に、東京大学の学生たちが、湖上で花火を打ち上げたことを発端とし、その後、文豪・徳富蘇峰により「報湖祭」と命名。霊を慰め、災難がないように湖の恵に感謝と祈りを捧げる意味が加わり、毎年8月1日に「報湖祭」が開催されるようになりました。
富士五湖の花火大会のスタートを飾る「山中湖報湖祭」は、その大きな湖を利用して山中・旭日丘・平野・長池の4地区それぞれの場所から花火が打ち上げられます。メイン会場となる山中地区で打ち上げられる花火は色鮮やかな種類の花火が打ち上げられます。
開催日時:2024年8月1日(木) 20:00~
開催会場:山中地区・山中湖畔/平野地区:山中湖みさき
山中湖交流プラザきららは花火打ち上げの為、入ることができませんのでご注意ください。
3. 水の神様を祀る花火大会「西湖竜宮祭」
青木ヶ原樹海の中、パワースポットとして有名な国指定天然記念物「竜宮洞穴」に祀られている水の神「豊玉姫命」。豊玉姫命を祀る「竜宮神社(剗海神社)」の祭典が『西湖竜宮祭』です。
『河口湖湖上祭』などに比べると小規模で落ち着いた雰囲気の花火大会ですが、湖面に浮かぶ灯篭と花火の共演が楽しめます。色とりどりの花火が約700発打ち上げられ、湖畔沿いの最前列で鑑賞すれば迫力満点の花火を見ることができます。
開催日時:2024年8月2日(金)
開催会場:西湖湖畔
4. 日本の千円札本栖湖の「神湖祭」
日本の千円札の絵柄として有名な本栖湖。3方向を山々に囲まれているので、打ちあがる花火の轟音が心地よく響き渡ります。本栖湖周辺は多くのキャンプ場がありますので、キャンプをしながら花火をゆっくり眺めるのもおすすめです。
開催日時:2023年8月3日(土)19:30~
開催会場:本栖湖湖畔
5. 富士五湖花火大会最大級「河口湖湖上祭」
「河口湖湖上祭」は、富士山世界文化遺産構成資産の一つ「河口浅間神社」の湖で世のけがれ一切を水に流す行事「身曽岐祭」を起源とし、この行事に富士河口湖町大石地区に別荘を持ち日頃から河口湖の観光開発に関心と努力をはらっていた島津公爵への感謝の意を兼ね湖上より花火が打ち上げられたことが加わり、現在の『河口湖湖上祭』となりました。
「河口湖湖上祭」は、富士五湖の中で、最も大きな規模で行われ、5夜連続の花火大会の最終日に行われるということもあり、約1万発の花火が盛大に打ち上げられます。湖ならではの演出「水上花火」は、半円の花火を打ち上げ、湖面に映る半円の花火と合わせると1つの花火が出来上がるユニークな花火も見ることができます。
開催日時:2023年8月5日(土) 20:00~
開催会場:大池公園
河口湖周辺は交通規制により、周辺道路・駐車場は大変混みあいます。お時間に余裕を持ってお出かけください。
6. 村の平和と繁栄を祈念した「忍野八海祭り」
忍野村で毎年8月8日に開催されるお祭りで、村の平和と繁栄を記念して忍野八海の守護神「八大竜王」を祀る夏祭りです。例年はキャラクターショーや盆踊りなど様々な催し物の他、悪霊を追い払い、全ての動植物の新しい芽吹きを呼び寄せて村民の幸せと村の平和・繁栄を祈念する、高座山「八文字焼」は圧巻です。
クライマックスの音楽に合わせて上がる花火など見どころたくさんのお祭りです。
開催日時:2024年8月8日(木)
開催会場:忍野八海
7. 音楽と花火が融合した「精進湖涼湖祭」※2024年は開催中止
約500発の花火とジャズの生演奏が夏の湖畔を華やかに演出する花火大会。精進湖で開催される花火大会「涼湖祭」と「精進湖音楽祭」が融合した花火大会。打ち上げ場所が近く、真上に上がる花火が迫力満点です。
8. 富士五湖周辺の伝統的な夏祭り
吉田の火祭り・すすき祭り
『吉田の火祭り』は、北口本宮富士浅間神社と諏訪神社の両社による例祭です。400年以上の歴史を持ち、日本三奇祭の一つにも数えられています。上吉田地区の金鳥居から北本宮富士浅間神社までの区間に高さ3メートルの大松明が90本ほど立ち並び幻想的な風景を創り出します。
また、翌日27日午後に行われる『すすき祭り』は、氏子崇敬者が「すすきの玉串」を持ち、二基の神輿のあとに従って高天原を廻ることから『すすき祭り』と呼ばれています。
この祭りの終了とともに、富士五湖はめっきり秋めきます。
開催日時:火祭り2024年8月26日(月)/すすき祭り2024年8月27日(火)
開催会場:北口本宮冨士浅間神社
夏以外にも楽しめる花火大会
河口湖冬花火
例年、1月中旬~2月中旬の土日祝日に河口湖で行われる花火大会。冬の澄み切った夜空を彩る花火をお楽しみいただけます。また、2月23日には「富士山の日」を記念した花火大会が開催されます。
The 絶景花火@Mt. Fuji
世界最高峰の花火師BIG4による富士山の絶景をバッグに打ち上げられる花火ショーで例年4月に「ふじてんスノーリゾート」で実施されます。
富士五湖周辺のお祭と合わせて楽しむおすすめ観光スポット5選
1. 北口本宮冨士浅間神社
1900年以上の歴史がある古社で、富士山世界文化遺産構成資産の1つに数えられます。
富士山吉田口登山道の起点で、毎年6月30日に行われる開山前夜祭や8月26、27日に行われる「鎮火祭(吉田の火祭り)」では太々神楽も奉奏されます。樹齢1000年ともなる本殿横にある大杉は圧巻です。
2. 河口浅間神社
富士山の噴火を鎮める為に建てられた神社で、富士山世界文化遺産構成資産の一つ。境内には樹齢1200年以上の「七本杉」がありパワースポットとして有名です。富士山の噴火を鎮めるために行われてきた伝統芸能「稚児の舞」は国の重要無形民俗になっています。また、河口浅間神社より徒歩30分ほどの場所には、富士山は一望できる遥拝所「天空の鳥居」、末社である「母の白滝」もあります。
3. 忍野八海
忍野八海は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池で富士山世界文化遺産の構成資産の一つとして認定されています。
かつてはこの地域にあった「忍野湖」が干しあがり、湧水の出口として残ったのが現在の忍野八海です。富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水層という溶岩の間で数十年の歳月をかけてろ過される為、底がはっきり見えるほどの透明度抜群の神秘的な池です。美しい湧水池は心が洗われるようです。
4. 竜宮洞穴(剗海神社)
国指定天然記念物であり最強パワースポットとして人気の「竜宮洞穴」。青木ヶ原樹海の中にある洞穴ですが、県道710号線沿いに入口があり、近くまで車で行くことができます。洞窟へ降りると夏でもひんやりと涼しい空気が漂います。
5. 富士山五合目
山梨県側の富士登山の玄関口「富士山五合目」には、神社やレストラン、お土産屋などが揃い人気の観光地となっています。また、五合目からは富士山頂や眼下には河口湖・山中湖などを見わたすことができる絶景スポットです。
富士観光トラベルでは、おすすめ観光スポットを巡る「神社周遊コース」「季節の花散策コース」などのタクシーツアーの他、行きたい場所などを事前にお知らせ頂ければお客様専用の特別プランを作成することも可能です。
世界に誇る日本のシンボル「富士山」や富士山構成資産など山梨県富士山北麓地域の魅力的な情報を発信します。 山梨県富士山麓に位置する富士五湖地方は、富士山の北側に位置し、「本栖湖」「精進湖」「西湖」「河口湖」「山中湖」などを有する自然豊かな地域です。 世界文化遺産「富士山」の構成資産には、「北口本宮冨士浅間神社」や「河口浅間神社」「冨士御室浅間神社」などの歴史ある神社、天然記念物「忍野八海」など静岡側の構成資産と合わせて合計25件登録されています。 多くの観光客が訪れる富士山麓には、春は富士山と桜と五重塔「忠霊塔」の共演を楽しむことができる「新倉山浅間公園」、夏は河口湖ハーブフェスティバルのメイン会場となる「大石公園」、秋は富士山と紅葉を眺める「河口湖もみじ回廊」、冬は大迫力の富士山を真正面にスキーやスノーボードが楽しめる「ふじてんスノーリゾート」などの多くの観光スポットがあります。 また近年は、富士山の大自然の中でトレッキングやサイクリングなどのアクティビティやキャンプなどを楽しむ方も増えています。 当社はこの富士北麓地域河口湖を拠点に、富士山の自然を活かして作られたテーマパーク「富士すばるランド」、富士山の天然水「ふじざくら命水」を使用してつくられた世界一のクラフトビール「富士桜高原麦酒」、富士山麓地下1000mから汲み上げる天然温泉「富士眺望の湯ゆらり」、ダイナミックな富士山を目の前にスキー・スノーボードなどの雪遊びが楽しめる「ふじてんスノーリゾート」などを運営しております。 四季折々変わる富士山の魅力をここ富士山麓河口湖よりわかりやすく発信していきます。