旅の準備はじめよう

羽衣屋は、2024年にオープンした和装写真スタジオ。京都観光で着物を着て、特別な一枚を写真に残したい方におすすめの施設です。羽衣屋では、日本の伝統的な衣装を着て写真撮影ができます。今回の記事では、そんな羽衣屋の衣装コレクションを紹介します。
羽衣屋は、2024年に京都市東山区にオープンした和装専門の写真スタジオです。周囲には祇園、八坂神社、清水寺など歴史的な観光名所が点在し、京都の主要観光スポットからのアクセスも良好な立地にあります。
羽衣屋は、50年以上にわたり日本の婚礼業界を支えてきた実績をもとに誕生しました。着付けやヘアセット、写真撮影までウエディング業界での経験が豊富なスタッフが手掛けています。
羽衣屋の基本のフォトプランには、以下のものがあります。
・大奥プラン
・振袖プラン
・将軍プラン
・着物プラン
・童プラン
それぞれのプランに合わせた多彩な衣装をご用意しています。どんな衣装が着られるのか詳しく見てみましょう。
大奥プラン:左からShirogane Kikumon Junihitoe-Style(銀色菊紋十二単風)・A Profusion of Flowers & Coffered Ceiling(百花繚乱格天井)・Courtly Scenery Design & Scenic Beauty(御所解風光明媚)・Red and White Flower Irises(紅白花の菖蒲)
初めに紹介するのは、大奥プランの打掛。大奥プランは羽衣屋のメインとなるプランです。大奥のように華やかな打掛をまとって撮影できます。衣装選び放題に加え、掛下や簪でより煌びやかにコーディネートを楽しめるのもポイント。
背景や衣装、撮影データはあとに紹介する打掛プランよりも充実しています。
振袖は袖丈が長く、華やかな柄が特徴で現在も成人式や結婚式の参列など、第一礼装として着られています。振袖散策プランでは、たくさんの振袖の中からお好きな柄を選んで撮影できます。
甲冑(かっちゅう)は、日本の武士が戦で身につけた防具で、主に鉄や革で作られています。戦国時代の武将たちは、甲冑のデザインで個性を表現しました。羽衣屋の甲冑は、熟練した職人が当時の甲冑を丁寧に再現したものです。
羽織袴(はおりはかま)は、日本の伝統的な男性の正装で、紋服と呼ぶこともあります。羽織(はおり)と袴(はかま)を組み合わせた装いです。武士が礼装として着用していた歴史があり、現在では結婚式や成人式などで着られています。
直垂(ひたたれ)は、日本の伝統衣装の一つで、平安時代に庶民や武士が着ていた衣服が起源とされています。のちに武士や貴族の装束として発展し、江戸時代には格式の高い礼服とされました。直線的なデザインとゆったりとしたシルエットが特徴で、胸元には装飾的な房(ふさ)が付けられています。現在では、雅楽などの古典音楽の場や相撲の行司の装束として受け継がれています。
着流しとは男性が和服を着る際に袴を着用せずに着る着方で略式の装いです。江戸時代に町人たちが着用したスタイルで普段着や外出着とされていました。現在では、暑い季節や気軽な和服の装いとして親しまれています。
童プランの衣装は日本の文化である七五三のお参りで実際に着られている衣装です。七五三は、三歳、五歳、七歳のときに子供の成長を祝う日本の伝統行事です。三歳と七歳は、一般的に女の子の成長を、五歳は男の子の成長を祝います。
着物姿や袴姿で写真を撮ったり、神社やお寺で参拝する慣わしがあります。
七五三で着る着物は、「四つ身着物」・「四つ身羽織」と呼ばれる、子供用に仕立てられた着物です。七五三の衣装には子供の成長や幸せを願う意味が込められています。
ここまで、羽衣屋の衣装を紹介してきましたが、この章では羽衣屋の基本プランに追加できるオプションプランについて紹介します。
「店前ロケーション撮影」では、その歴史ある街並みを背景に、和装姿で特別な一枚を残すことができます。プロのカメラマンが撮影を担当し、旅の思い出を美しくカタチにします。
京都の歴史的な街並みを背景に、伝統的な和装を美しく引き立てるロケーションで、特別なひとときを過ごしませんか?
※店前ロケーション撮影では、甲冑を選べませんのでご注意ください。
※このオプションは夫婦プランと家族プランでご利用いただけます。
※このオプションは12時までご利用いただけます。
このオプションでは京都の美しい街並みを、伝統的な人力車に乗って巡る、他にはない体験ができます。
美しい着物姿で人力車に乗り、日本の伝統文化に触れながら、特別なひとときをお楽しみください。ご自身のカメラでの撮影なので、旅の思い出をしっかりと残すことができます。
※店前ロケーション撮影では、甲冑を選べませんのでご注意ください。
※このオプションは12時までご利用いただけます。
※写真撮影はご自身のカメラによる自撮りとなります。
いかがでしたか?
今回の記事では京都にある写真スタジオの衣装について紹介しました。羽衣屋では子供から大人までたくさんの衣装の中から自分にあったものを選ぶことができます。
カップルやご家族などさまざまな利用者層に応じたプランを展開しているほか、着物や甲冑、打掛など一度は目にしたことのある日本の歴史的な衣装を身に纏って素敵な思い出を作ることができます。
撮影プランや予約の詳細については、羽衣屋の公式ホームページをご覧ください。
株式会社レックは、「小さな結婚式」「ラヴィファクトリー」をはじめとする結婚式に関わる事業を50年ほど前から展開しており、現在も日本中で年間4万組以上のお客様のサポートをしています。日本の伝統的な衣装を着用して、京都の風情を満喫できるロケーションや、日本らしい景色やイメージを再現できるバーチャル背景のスタジオでウェディングフォトをはじめとした、様々なシチュエーションフォトが撮れる「羽衣屋(はごろもや)」を2025年3月に京都市東山区にオープンしました。私たちのこれまでの実績と日本らしい温かいおもてなしを通して、250年前の江戸から続く特別な伝統文化体験を提供します。