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いまさら聞けない 神社の正しい参拝方法
日本には、都会でも田舎でも、いたるところに大小さまざまな神社があります。 日本ではどんな信仰を持っているかに関わらず、誰でも気軽に境内(神社の敷地)に入って参拝することができます。日本に来て神社を見学するのなら、ぜひ参拝してみてください。 参拝の仕方にはシンプルなルールがあります。この記事では基本的な参拝の流れをレクチャーします。
神社にお参りしてみよう
日本には、都会でも田舎でも、いたるところに大小さまざまな神社があります。
日本ではどんな信仰を持っているかに関わらず、誰でも気軽に境内(神社の敷地)に入って参拝することができます。日本に来て神社を見学するのなら、ぜひ参拝もしてみてください。
参拝の仕方にはシンプルなルールがあります。この記事では基本的な参拝の流れをレクチャーします。
神社でのお参りの手順
①まずは鳥居の前で一礼
「礼」とは、敬意を込めてお辞儀をすることです。境内の入り口の鳥居をくぐる前に一度礼をしましょう。神さまに対する、「おじゃまします」というあいさつです。
②手水舎(ちょうずや)で身を清めます
参拝の前には、身体の汚れを落とし清らかにする(身を清める)という習慣があります。普通に神社に参拝するときは、手を水で清めます。
まずこのような手水舎(ちょうずや)を見つけましょう。
柄杓(ひしゃく)という大きなスプーンのような道具があるので、たっぷりと水をすくいます。
左手→右手の順番に水をかけ、手についたホコリやゴミを洗い落とします。
左手で水をすくい、口をゆすぎます。ゆすぎ終わったら、使った左手にもう一度水をかけます。
手を清め終わったら、最後は口が上になるよう柄杓を傾けて、残った水を柄にかかるよう流します。これには柄杓を清める意味があります。
③本殿の鈴を鳴らします
本殿(神様が居るとされる建物)の前に立ってください。本殿を見上げると、大きな鈴がぶら下がっているはずです。鈴から垂れている紐の束をつかんで、大きく揺すります。
ガラガラというとても大きな音がしますが、問題はありませんので驚かないでください。
④お賽銭(さいせん)をいれます
神様にお供えするお金のことを、日本ではお賽銭(さいせん)と呼びます。お賽銭には5円硬貨を使うことが多いのですが、これはお金を節約しているわけではありません。
日本語で「5円」と「ご縁」は同じ音なので、「よいご縁がありますように=よい出会いがありますように」という願いを込めて、5円硬貨を使うのです。
本殿の前に設置されている箱に、お賽銭をいれます。金額は任意です。5円でなければいけないルールはありません。
⑤礼拝します
まず礼を2回します。
2回、音を鳴らして手を叩きます。
手を叩き終わったら、そのまま合掌(がっしょう)(指は組まず、まっすぐのばしたまま手を合わせます)します。願い事を声に出して唱えてもOKです。
お祈りが終わったらもう一度礼をします。
以上の一連の動作の流れを「二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)」などと呼ぶこともあります。
⑥最後に鳥居の前で本殿に向かって一礼
鳥居を通って境内から出る時、もう一度本殿に向かって礼をします。神さまに「おじゃましました」「ありがとうございました」という気持ちを伝える意味があります。
実際に神社にお参りしに行ってみよう
神社での参拝方法はおわかりいただけたでしょうか?
神社の境内は静かで落ち着いた雰囲気の、とてもリラックスできる空間です。街歩きの合間の気軽な休憩スポットとしてもオススメです。
もしも観光や休憩で神社に行く機会がありましたら、ぜひお参りにもチャレンジしてみてください。
参考記事
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【浅草寺・浅草神社】いまさら聞けない 「お守り」の扱い方
東京生まれ東京育ち東京在住の20歳。大学生をしています。動物とたわむれることと散歩をすることがとっても好きです。世界中の野生の動物に会いに行ったり、世界中の街を散歩しに行ったり、いつかできたらいいなぁ、なーんて思ってます。