旅の準備はじめよう

日本の宗教に関する建物と言えばお寺と神社です。お寺と神社の違いや参拝方法の違い、神社でオススメのグッズやお墓参りの方法など、日本の宗教に関する事柄を紹介します。
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簡単にいうと、お寺は仏教、神社は神道という異なる宗教の施設です。
見た目の違いとしては、仏像やお墓のある所がお寺で、鳥居のあるのが神社と言えるでしょう。
一般的なイメージで言えば、お祈りやお祝いをするところが神社、法事をしたり、祖先をまつる場所がお寺、というイメージもあります。
お寺と神社では宗教が違うので、当然参拝方法も異なります。
神社参拝の流れは以下の通りです。
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手水舎と呼ばれる手洗い場で手と口を洗い、身を清めます。
本殿には大きな鈴が吊るされており、そこから長いヒモが垂れています。このヒモを握り、大きく降って鈴を鳴らしましょう。
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お金を放り投げている人も多いですが、静かに入れるのが正式です。
2回お辞儀をして、2回手を叩いてください。
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指は組まずに、まっすぐ伸ばして手を合わせます。指の節はぴったりとは合わさず、少しずらします。
6.もう一度お辞儀をしする
最後にもう一度お辞儀をします。4~6の、拍手の回数やお辞儀の回数は、神社によって異なることがあります。より正しい参拝をしたい方は、神社の方に聞いてみてください。
さらに詳しく参拝の流れを知りたい方は、下記ページへどうぞ!
お寺を参拝する際の大まかな流れは、下記の通りです。神社と一番違う点は、お寺では手を叩かないということです。
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神社と同様に手水舎がある場合は手水舎で手を洗います。
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常香炉(じょうこうろ)がある場合は、煙を体にかけましょう。これには身を清める意味があります。常香炉とは、こちらの写真のような、屋根があって、煙が出ている設備です。
繰り返しになりますが手は鳴らしません。手と手を合わせながら、そのままお辞儀をします。
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お祈りが終わったら軽く一礼して、本堂から退きます。
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日本人が神社やお寺の参拝に来て、楽しみにしているのがおみくじを引くことです。おみくじでは、運勢を占うことができます。
良くない結果が出ても、あまり気にする必要はありませんよ! 100円~200円なので、楽しむために引いてみましょう。
おみくじをもっと楽しみたい方は、下記記事でどうぞ。
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1〜12月の各月に星座が割り当てられるのと同様に、日本では各年に干支と呼ばれる動物が割り当てられます。割り当てられる動物は12種類おり、1年に1種類の動物が割り当てられます。
そのため、「今年の干支はウサギだね」などと、日本人は会話するのです。
神社ではその年の動物の絵柄がついたお守りを販売しています。自分の生まれた年の動物が売られていたら、おみやげに買って帰るのもよいでしょう。
自分の生まれた年の干支を知りたい方は こちら(English)をどうぞ。(外部サイト)
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お守りとは、神社やお寺で入手することができる開運アイテムです。安全を守ってくれたり、運気を呼び寄せてくれたり、お願いごとによって様々なお守りがありますよ。
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絵馬(えま)とは、願いごとや願いごとが叶ったお礼として、神社やお寺に奉納する木製の額のことでした。現在では、神様に願いごとを届けるために奉納するものとして用いられることが多いです。詳しくは、日本のことば事典「絵馬・ご利益」こちらでご覧ください。
御朱印とは神社やお寺に参拝したことを証明してくれるサインです。たくさんの寺社を参拝する方なら、ぜひ集めたいですね!
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お寺にはお墓があります。お墓を参拝するときなどには、作法を守ってご先祖様を供養しよう。「お墓参り」のやり方を確認してからお墓参りに行きましょう。
いかがでしたか? いろいろなルールがあるように感じられますが、日本人でもしっかりルール分かっている人はあまり多くはありません。あまり緊張せずに、日本の神社やお寺に親しんでみてくださいね。
A Japanese teacher, calligrapher, singer in my room!