【2024秋最新】心癒される紅葉名所７選！和歌山県の秋色絶景紀行

• 目次
• 【高野山蛇腹道】朱色と翠が織り重なる自然トンネル
• 【丹生都比売神社】自然と信仰の調和
• 【高野龍神スカイライン】紅葉狩りに天空ドライブ
• 【奇絶峡】渓谷と滝が織りなした自然芸術
• 【熊野古道中辺路】千年にわたって続く祝福を紅葉に
• 【古座川 一枚岩】秋の絶景を映す青い清流
• 【瀞峡】大自然の美術回廊
• おわりに

【高野山蛇腹道】朱色と翠が織り重なる自然トンネル

・見頃：10月下旬〜11月中旬

・住所：和歌山県　伊都郡高野町高野山

蛇腹道は、その独特な曲線と自然の美しさで知られる散策路です。蛇がとぐろを巻くように曲がりくねった道に沿って、古くからの石畳と調和した荘厳な雰囲気を作り出します。

特に春と秋は気候が穏やかで、快適に散策を楽しむことができます。秋頃、苔生した石段と石垣に沿って紅葉のトンネルが形成され、朝日に照らされた紅葉は金色に輝き、神秘的な雰囲気を醸し出します。

【丹生都比売神社】自然と信仰の調和

・見頃：11月中旬～下旬

・住所：和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230

紀伊山地の山々に囲まれた丹生都比売神社は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして世界文化遺産に登録されています。

11月中旬から下旬にかけて、境内に立ち並ぶ古木の紅葉が見頃を迎えます。丹（水銀）の女神である丹生都比売大神（にうつひめのおおかみ）をまつるこの古社で、紅葉と丹塗りの社殿が織りなす秋の風景は、まさに自然と信仰が調和した日本の原風景といえるでしょう。

【高野龍神スカイライン】紅葉狩りに天空ドライブ

・見頃：10月下旬～11月中旬

・住所：和歌山県田辺市龍神村龍神

紀伊山地の尾根を貫くのは、高野龍神スカイラインです。霊場・高野山から龍神温泉へと続くこの山岳道路は、秋になると色鮮やかな紅葉のトンネルへと姿を変えます。

紅葉シーズン、標高1000メートル前後を走るドライブウェイは深紅と黄金色に染められ、まるで天空の回廊のように道を彩ります。ごまさんスカイタワーからは、紅葉に染まる山々が連なる雄大なパノラマが広がり、運が良ければ雲海と紅葉の共演も楽しめるかもしれません！

【奇絶峡】渓谷と滝が織りなした自然芸術

・見頃：11月中旬〜11月下旬

・住所：和歌山県　田辺市上秋津

奇絶峡（きぜつきょう）は、和歌山県田辺市にある渓谷で、会津川が長い年月をかけて造り出した自然の芸術作品です。迫力ある渓谷と美しい滝が織りなす光景は、自然愛好者にとって夢のようなスポットだと思われます。ハイキングや写真撮影に最適で、特に秋の紅葉シーズンには息を呑むような景色が広がります。

【熊野古道中辺路】千年にわたって続く祝福を紅葉に

・見頃: 11月中旬～12月上旬

・住所：和歌山県田辺市中辺路町福定

古代から多くの巡礼者が歩んだ熊野古道は、紀伊山地の山々を縫うように延び、道すがら紅葉した樹々が旅人を迎えます。山間部の古道では、ツツジの紅葉やカエデの黄葉が織りなす色彩のコントラストが美しく、時折吹く風に乗って舞い落ちる葉は、まるで巡礼者を祝福するかのようです。

千年の時を超えて受け継がれてきたこの道で、紅葉は現代の旅人たちに、悠久の歴史と自然の織りなす秋の物語を静かに語りかけています。

【古座川 一枚岩】秋の絶景を映す青い清流

・見頃: 11月下旬～12月上旬

・住所：和歌山県　東牟婁郡古座川町相瀬

和歌山県古座川町にある一枚岩は、国の天然記念物に指定されている、高さ約100m、幅約500mの一枚の巨岩です。巨大な岩壁による圧倒的な存在感で訪れる人々を魅了しています。

秋になると、この雄大な岩肌を背景に、色とりどりの紅葉が華やかな錦を織りなします。深紅に染まるモミジ、黄金色に輝くカエデの葉が、苔むした岩壁に彩りを添え、清流古座川の碧い水面に映り込む様は、まさに自然が描く一幅の絵画のようです。

【瀞峡】大自然の美術回廊

・見頃：10月下旬～11月中旬

・住所：和歌山県　新宮市熊野川町玉置口

透明な川と雄大な岩肌が特徴の瀞峡では夏場は、カヤックでのアクティビティが楽しめます。豊かな緑に囲まれたこの場所は、家族連れにも人気で、リラックスした時間を過ごせます。
山々を縫うように蛇行する川と紅葉の風景は、日本の紅葉シーズンの絶景スポットとして知られています。

おわりに

和歌山県の紅葉は、自然の美しさと歴史的な趣が融合した独特の魅力があります。各スポットの見頃は天候によって前後する場合がありますので、訪れる際は最新の情報をご確認ください。秋の和歌山で、心癒される紅葉狩りをお楽しみください。

写真出典：公益社団法人　和歌山県観光連盟