【2025年版】瀬戸内国際芸術祭参加者必見!直島、豊島を巡る2泊3日モデルコース
3年に一度開催される『瀬戸内国際芸術祭』が、2025年4月から再び幕を開けます。今回は、岡山県宇野港を拠点に2泊3日で巡るアート旅モデルプランをご紹介します。
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目次
- 瀬戸内国際芸術祭2025とは? アートと自然が織りなす特別な体験
- 1日目:岡山県宇野港を拠点に、直島でアート巡り
- アート旅に最適ホテル「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」
- 2日目:豊島で自然とアートの融合を堪能
- 3日目:宇野駅・宇野港周辺で楽しむアートと日本文化を堪能できる道の駅
- 岡山空港から宇野港までのアクセス
瀬戸内国際芸術祭2025とは? アートと自然が織りなす特別な体験
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内海の島々を舞台に、3年に一度開催される、日本を代表する国際的な現代アートの祭典です。アーティストの作品展示や地域文化とのコラボレーションを通じて、島々の文化や歴史などの魅力を体感できます。
1日目:岡山県宇野港を拠点に、直島でアート巡り
岡山県宇野港からフェリーに乗り、直島(宮浦)へ向かいます。所要時間は約20分ほど。
瀬戸内海の島々を眺めながらの乗船はあっという間です。
宇野港~直島(宮浦)への時刻表は、公式サイトの時刻表から参照ください。
直島は、瀬戸内国際芸術祭のメインスポットとして広く知られており、島全体に点在する美術館やアート作品が訪れる人々を魅了します。
直島には、建築家・安藤忠雄氏が手掛けた「ベネッセハウス ミュージアム」や、地下空間に広がる「地中美術館」、そして李禹煥(リ・ウファン)氏の作品を展示する「李禹煥美術館」など、著名な美術館が数多く存在します。
そして、直島の魅力は美術館だけではありません。
島内に点在する草間彌生の象徴的な「南瓜」をはじめ、屋外アート作品も、訪れる価値があります。直島・本村地区を中心に進められている「家プロジェクト」では、現在7軒の家屋や寺社が改修され、島の文化を継承しながら、現代アートと巧みに融合しています。実際に散策しながら、ゆったりと流れる島の時間や暮らしを感じることができるでしょう。
そして島を巡るには、自転車での移動が最適です。
島の一部には坂道もありますが、島の涼風を感じながら瀬戸内海の美しい景色が見えた瞬間は圧巻です。
電動自転車のレンタルも可能なので、体力に不安がある方でも快適に楽しめます。
アート旅に最適ホテル「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」
直島から宇野港へ戻り、アート旅の拠点としてご提案したいのは「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」。
KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新
玉野競輪場に併設する、日本初のスタジアム一体型ホテルです。149室中126室が競輪場に面しており、競輪選手たちの練習風景、レースがある日はレースの迫力を近くで体感することができます。
宇野港・宇野駅から車で約10分と近い距離なので、移動にも便利です。
一部の客室からは、穏やかな瀬戸内海の絶景を一望できます。窓から見える景色はまるでアート作品の一部のようで、滞在中もアート旅の余韻を感じながら過ごすことができます。
そして旅行の醍醐味であるお食事は、眼前に広がる競輪場を望みながら食べる「Cafe&Restaurant FORQ」はいかがでしょうか。
Cafe&Restaurant FORQ
岡山瀬戸内食材を使った、ジャンルを問わない創作料理。スタジアムを望む、玉野競輪場内のレストラン。
夕食はお酒が進むおつまみや一品メニューをはじめ、季節の鮮魚や地元肉を使ったローストビーフ丼などを含むコース料理など幅広くご用意しています。瀬戸内の恵みをぜひご堪能ください。
2日目:豊島で自然とアートの融合を堪能
そして2日目は「豊島(てしま)」です。宇野港から豊島(家浦港)まで、直島と同じくフェリーで移動します。所要時間は約40分です。
時刻表は、公式サイトの時刻表を参照ください。
豊島には直島と同様、多種多様な美術館や作品が点在しています。豊島を巡る道中の瀬戸内海と島々の景色を楽しむことができることも島旅の醍醐味です。
まずは豊島の代表的な美術館「豊島美術館」です。
水滴のような形をした建物が特徴的なこの美術館は、伝統的な絵画や彫刻とは異なり、建造アートと呼べる特別な空間が広がります。自然の音や光と共鳴するドームの中に立つと、まるで自然と一体化するような不思議な感覚を味わえます。
鑑賞後は、併設のカフェでリラックスすることもおすすめです。
その後、豊島の絶景を楽しめる海のレストランへ。美しいテラス席からの眺めは、まさに「映える」景色。早めの時間なら予約なしでも利用でき、地元食材を使ったパスタなどの軽食が楽しめます。
また豊島には、世界中の人々の心臓音を聴くことができる美術館「心臓のアーカイブ」があります。
ここでは、アーティスト クリスチャン・ボルタンスキー氏が人々の生きた証として、さまざまな人の心臓音を恒久的に保存し、作品として展示しています。また自分の心臓音も記録することができ、不思議なアート体験ができるスポットです。
豊島巡りでは、直島とはまた違った、心に響くアート体験ができるでしょう。
また今回ご紹介した直島、豊島の美術館は事前予約が可能なため、スムーズな観覧を希望される方は、ご予約もご検討ください。
3日目:宇野駅・宇野港周辺で楽しむアートと日本文化を堪能できる道の駅
実は宇野港近郊でもアート旅を楽しめます。岡山県玉野市の玄関口、宇野駅・宇野港周辺には、アートとローカル文化を楽しめるスポットが揃っています。
また日本文化の一つでもある道の駅へ訪れてみることもおすすめです。玉野市の「道の駅みやま公園」へぜひ訪れてみてください。
地元の特産品を購入する時におすすめです。道の駅では、地元の採れたて野菜や鮮魚の販売、花や米などここでしか買えないご当地商品を販売しており、地元の方から愛されているスポットです。
道の駅で販売しているお野菜や鮮魚を使ったカフェもあり、ぜひ旅の疲れを癒しながらお食事をお楽しみください。
Miyama Cafe PUUT(みやま カフェ プート)
玉野の食材をたっぷりと使った、身体が喜ぶ食事を味わえるパーク・カフェ。『道の駅 みやま公園』に併設しているので、休日のおでかけや、お買い物の合間に、お気軽にお立ち寄りください。
定休日:毎週火曜日※カフェの営業時間は季節や稼働状況により変動いたします。
岡山空港から宇野港までのアクセス
岡山空港から宇野港までは、バスと電車を利用して約1時間半でアクセス可能です。宇野駅から宇野港までは、徒歩で3~5分程度で到着できます。
温故知新の運営施設は、カジュアルから超高級、老舗旅館から新築ホテル、都会から離島まで多彩です。 その全てに共通しているのは、他に類例のない個性があること。 私達はそれぞれの土地の記憶に耳を澄ませ、カスタムメイドで独自の宿泊コンセプトを立てています。