旅の準備はじめよう

「富山に行く予定があり、あらかじめ富山の気温について知っておきたい」という方もいるでしょう。そこで今回では、富山の月別の最低・最高気温や気候の特徴について解説します。季節ごとのおすすめの服装も紹介するので、富山を訪れる際は参考にしてみてください!
富山の気候は、日本海側気候で、四季がはっきりしているのが特徴です。
夏は晴れの日が多い一方で、冬は曇りや雨の日が多くなり、地域によっては豪雪に見舞われることも。
この記事では、富山の月別の最低・最高気温やおすすめの服装を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
Picture courtesy of (公社)とやま観光推進機構
ここからは、3〜5月の富山の最低・最高気温やおすすめの服装をご紹介します。
3~5月の富山の平均最低・最高気温と降水量は、以下の通りです。
平均気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 降水量 | |
6.9℃ | 11.8℃ | 2.6℃ | 164.6mm | |
12.3℃ | 17.6℃ | 7.4℃ | 134.5mm | |
15.1℃ | 21.9℃ | 8.9℃ | 122.8mm |
3月は、平均気温が6.9℃とまだまだ肌寒く、防寒対策が欠かせません。
4月に入ると、気温がぐんぐん上昇し、平均気温も12℃以上に。5月には、平均最高気温も21℃を超え、春らしい陽気を感じられるようになります。
この時期の富山では、チューリップや菜の花が咲き誇る絶景を楽しむことができます。富山県の東端にある朝日町では、花々と雪の残る山々とのコントラストが美しい「あさひ舟川 春の四重奏」が見られるので、ぜひ足を運んでみてください!
3〜5月に富山に行く場合、気温差に対応できるように、重ね着をしていきましょう。
薄手のニットやセーターに、ジャケットやカーディガンを合わせるのがおすすめです。
また、3月はまだ寒さが厳しいため、ダウンやコートも欠かせません。より快適に過ごしたい方は、マフラーや手袋、ニット帽なども持っていくと良いです。
Picture courtesy of (公社)とやま観光推進機構
次に、6〜8月の富山の最低・最高気温やおすすめの服装をご紹介します。
6~8月の富山の平均最低・最高気温と降水量は、以下の通りです。
平均気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 降水量 | |
21.4℃ | 17.7℃ | 25.7℃ | 172.6mm | |
25.5℃ | 22.1℃ | 29.8℃ | 245.6mm | |
26.9℃ | 23.2℃ | 31.4℃ | 207mm |
6月は、日中は暖かく過ごすことができますが、朝晩は冷え込むことがあるので注意しましょう。
また、7月に入ると徐々に気温が上がり、蒸し暑さを感じるようになります。また、8月は夏本番を迎え、30℃を超える日も多くなるため、こまめに水分補給をしましょう。
夏に富山を訪れるなら、黒部トロッコ電車の旅がおすすめ。新山彦橋やうなづき湖など、富山の自然を心ゆくまで満喫できます。
前述したように、6〜8月の富山は蒸し暑いため、通気性の良い服装を心がけましょう。
Tシャツにハーフパンツや、ノースリーブのワンピースにカーディガンなどがおすすめです。
また、汗をかくことも多いため、ハンカチや日焼け止めを持ち歩くと安心です。
Picture courtesy of (公社)とやま観光推進機構
続いて、9〜11月の富山の最低・最高気温やおすすめの服装をご紹介します。
9~11月の富山の平均最低・最高気温と降水量は、以下の通りです。
平均気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 降水量 | |
22.8℃ | 19.1℃ | 27.0℃ | 218.1mm | |
17.0℃ | 13.1℃ | 21.6℃ | 171.9mm | |
11.2℃ | 7.3℃ | 15.7℃ | 224.8mm |
9月は、平均最高気温が27℃と夏の暑さが残りますが、朝晩は肌寒さを感じることがあるので注意が必要です。
10月になると、ぐっと気温が下がり、冷え込みが厳しくなるため、訪れる際は温かい飲み物やカイロを忘れずに。
秋の富山では、各地で紅葉が見頃を迎え、五箇山の合掌造り集落などの紅葉の名所では絶景が見られます。
9〜11月に富山に行く場合は、朝晩の冷え込みに対応できるように、重ね着がおすすめです。
9月は、長袖のシャツやカーディガンでも過ごせますが、朝晩用に羽織ものを準備しておくと安心です。
10・11月は、気温が下がるため、ニットやセーターとあわせて、軽めのダウンジャケットなどを持っていきましょう。
Picture courtesy of (公社)とやま観光推進機構
最後に、12〜2月の富山の最低・最高気温やおすすめの服装をご紹介します。
12〜2月の富山の平均最低・最高気温と降水量は、以下の通りです。
平均気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 降水量 | |
5.7℃ | 2.5℃ | 9.5℃ | 218.6mm | |
3.0℃ | 0.2℃ | 6.3℃ | 259mm | |
3.4℃ | 7.4℃ | 0.1℃ | 171.7mm |
冬の富山は、曇りや雨の日が増え、最低気温が0℃近くなることも多々あります。
また、1月は月の3分の2は雪の日となり、平野部でも最大50㎝程度の積雪になることも。
この時期の富山は、天気は悪い日が多いですが、美しい雪景色とともに、紅ズワイガニやカキなどの海の幸も楽しめます。
12〜2月に富山に行く場合は、コートやダウンは欠かせません。
コットン素材のインナーに、セーターやフリースなどを重ね着したり、ジャケットやカーディガンを合わせるのもおすすめです。
また、手袋やマフラーなどの小物を身につけたり、スノーブーツなどの靴を履いていくと、極寒の中でも暖かく快適に過ごせるでしょう。
富山の10月の平均気温は17℃、平均最低気温は13℃、平均最高気温は22℃です。10月に入ると、ぐっと気温が下がり、特に朝晩は冷え込むため、ニットやセーターとあわせて、軽めのダウンジャケットを持っていくと良いです。
富山では、12月頃に初雪が降り、 12月下旬から2月中旬にかけて本格的に雪が降ります。また、1月は月の3分の2が雪の日となり、平野部でも50cm程度の積雪になることもあります。
富山は、暖流(対馬海流)の影響が強く、多くの水蒸気を海から得ることができます。また、 気温自体も高いので、飽和水蒸気量も多くなります。 これらの理由から、北陸地方は日本で最も多くの雪が降る地帯となっています。
富山の気候は日本海側気候で、夏は晴れの日が多い一方で、冬は曇りや雨の日が多くなり、地域によっては豪雪に見舞われることもあります。
富山を訪れる際は、今回ご紹介した季節ごとのおすすめの服装や持ち物を参考に、観光を楽しんでください!
2000年生まれ、岐阜出身。大学在学中に、Web制作会社など、合計5社の長期インターンに参加。ライターとして複数メディアの運営に携わる。大学卒業後、ドイツでのワーキングホリデーを経て、フリーの編集者・ディレクターとして独立。趣味は旅行、自然の中で過ごすこと、カフェ巡りなど。