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青森県で開催される「弘前城雪燈籠まつり」は、弘前公園で開催される冬の名物イベント。大雪像や雪燈籠、ミニかまくらが幻想的な雰囲気を演出し、プロジェクションマッピングや滑り台など大人から子どもまで楽しめます。その見どころや日程、アクセスを紹介します。
弘前城雪燈籠まつりは、青森県弘前市の弘前公園で開催される冬の風物詩として人気のお祭りです。
昭和52年の開始以来、毎年2月に開催され、「みちのく五大雪まつり」の一つとして知られる本祭り。例年20万人以上が訪れる大規模イベントで、歴史ある弘前城と美しい雪景色、多彩な催しを楽しめます。
祭り期間中は、市民手作りの雪燈籠が並び幻想的な雰囲気が魅力です。ローソクを灯したミニかまくらや大雪像、天守のライトアップが観客を幽玄の世界へ誘ってくれます。
このほかにも、プロジェクションマッピングや屋台、大きな滑り台など、歴史ある弘前城を美しい雪景色とともに、大人から子供まで楽しめるコンテンツが豊富に揃っています。
それでは、弘前城雪燈籠まつりの主な見どころなど、ポイントをご紹介していきましょう!
Photo by 弘前市観光情報サイト
四の丸エリアでは、弘前の四季や祭りをテーマにしたプロジェクションマッピングが行われます。大雪像をスクリーンに、弘前の四季や祭りをテーマにした映像演出が映し出されます。大迫力の映像を会場でじっくり堪能しましょう。
なお、プロジェクションマッピングは、祭りの期間中、毎日17:30から(2月9日(日)は18:30)から30分間隔で上映されます。最終上映は20:30(最終日のみ19:30)となっています。
大雪像は、弘前城雪燈籠まつりを象徴する雪のモニュメントです。例年異なるテーマで制作されますが、今年は明治27年(1894年)に開業し、令和6年(2024年)12月1日に130周年を迎える「弘前駅初代駅舎」がテーマです。
多くの人々が交流する「まちの顔」ともいえる弘前駅は、歴史的建造物として親しまれています。弘前らしさや観光資源の魅力をアピールしつつ、来場者に祭りを楽しんでもらいたいという想いを感じられるでしょう。
Photo by 弘前市観光情報サイト
子供の遊び場として、
・大型滑り台:10:00~21:00(最終日は20:00)
・中型滑り台:10:00~16:00
という2つ滑り台が設置されます。子供だけでなくもちろん大人の利用もOK。
また、レクリエーション広場では、そり遊びや雪遊び用の遊具の貸出しもあり、親子で雪遊びを楽しめます。さらに、同エリアでは雪上サッカーフェスティバルも開催され、キックターゲットやドリブルチャレンジなどが盛りだくさんの内容で、サッカー好きにはたまらないイベントだと言えるでしょう。
Photo by Pixta
開催期間:2025年2月7日(金)~2月11日(火・祝)
開催時間:10:00~21:00(最終日11日は20:00)
会場:弘前公園(国指定史跡「弘前城跡」)
ライトアップ:16:30(日没)~21:00(最終日は20:00)
ミニかまくら:約300基(西の郭・蓮池周辺)、雪燈籠:約150基
公式サイト:弘前観光コンベンション協会
《注意事項》
・弘前公園内での許可のないドローン撮影は禁止
・ペットは ケージ・ペットカート(バギー)・抱き抱え をすれば入場可(建物内は入場不可)
・弘前公園駐車場は利用不可
Photo by Pixta
最寄り駅からのアクセスや当日の交通規制は次のとおりです。
▪︎最寄駅からのアクセス
JR奥羽本線「弘前駅」で弘南バスの土手町循環バスに乗車し、「市役所前」で下車(100円、約15分)、徒歩4分
公式サイトには交通規制情報について紹介されていませんが、事前にアクセス方法を確認しておきましょう。また、可能な限り公共交通機関の利用がおすすめです。
結婚式の専門式場やホテルのウェディングプランナーとして、数多くの結婚式をサポートしてきた経験を経て、自身の結婚を機にWebライターに転身。2012年に沖縄に移住し、子育てに奮闘中です。現在は、沖縄の観光情報や結婚式、エステなどの記事を書いています。