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神奈川県の1~12月の気温や、各季節に適した服装、観光に見どころを紹介します。神奈川県は東京都に次いで全国2番目に人口の多い都市。年間通じて気象災害は少なく、鎌倉やみなとみらいなど観光地が複数あることで訪れる人も多い県です。
神奈川県は東京都の南に位置する県。東京都の次に人口が多く、政令指定都市も複数擁しています。
県内には鎌倉、箱根、みなとみらいなど、さまざまな特色を持つ観光地が多く存在しており、年間通して県外から訪れる人の多い県です。
そんな神奈川ですが、神奈川を観光したいと考えている人が気になるのは、現地の気温や適しや服装ではないでしょうか?神奈川は比較的冬は暖かく、夏は涼しい気候なのが特徴です。そういった場合はどんな服装が適しているか気になる人もいるでしょう。
この記事では、神奈川旅行を検討している人へ向けて、時期ごとの気温や気候、適した服装をご紹介します。各時期の観光の見どころも併せてご紹介するので、ぜひ楽しんでご覧くださいね。
まず、神奈川における年間通しての最低気温・最高気温を紹介します。
2024年1月~2024年12月の最低気温は1月の2.4℃、最高気温は8月の31.4℃でした。
先述した通り、神奈川において冬は比較的暖かく、夏場は比較的涼しいという特徴があります。
そのため、冬場でも氷点下まで気温が下がることはほとんどなく、夏場も極端な真夏日はあまりありません。
降水量については、秋に差し掛かる9月と10月が最も多く、平年値が梅雨の時期である6月や7月よりも高いという特徴があります。
神奈川の気候の大きな特徴としては、太平洋側気候で、温暖かつ雨量が多いということが挙げられます。冬場は晴天の日が続くため、乾燥に注意する必要があるでしょう。
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神奈川の1月~3月は最も寒さの目立つ時期。
とはいえ、一番寒い1月でも氷点下まで気温が下がることは滅多にありません。
3月になると最高気温が20℃を超える日もあり、温暖な地域であることがわかりますね。
冬でも他の地域に比べて暖かいとはいえ、やはり出かけるときはしっかりとした寒さ対策が必要です。暖を取れるインナーを着た上でセーターなどの暖かい素材のトップスを着る、アウターは寒さだけではなく防風機能のあるものを、さらにマフラーや手袋を着用することで完全防備できます。
観光の見どころとしては、吾妻山公園や江の島シーキャンドルの夜景がおすすめ。吾妻山公園は1月に菜の花が満開となるため、一面黄色に染まった美しい景色が拝めます。また、江の島シーキャンドルでは冬にイルミネーションが施されるため、美しい夜景が楽しめるのがポイントです。
以下で1月~3月各月の気温に関して詳細をまとめます。
神奈川の1月は年間通して最も気温の下がる月。出かける際は寒さ対策を徹底しましょう。最低気温は毎日2℃~3℃を推移し、最高気温は10℃前後です。寒暖な土地と比べて暖かい地域ですが、風が吹くと体感温度は低くなるため、マフラーや手袋を着用し、必要ならカイロも用意しておきましょう。
2月は1月に比べて少し気温が上がりますが、それでもまだ寒さを感じるでしょう。雨の降る日が少なく晴天が続く傾向にあるため、乾燥対策も必要です。出かける際にはボトムスの下からタイツを履くなど工夫し、帰宅後はうがいをしたり、加湿器を焚いたりして対策しましょう。
3月になると寒さが落ち着き始め、日によっては暖かさを感じることも。「寒い」から「肌寒い」に変わる時期ですね。下旬に向かうにつれ最低気温は3度~4度ほど上がり、最高気温もほぼ毎日15℃付近まで上がります。しかし、変わらず雨は少ないため、肌や喉の保湿など乾燥対策をしっかり行いましょう。
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神奈川の4月~6月は年間通して最も過ごしやすい時期だといえます。
4月の時点で最高気温は20℃付近まで上がり、5月や6月には「暑い」と感じる日もあるでしょう。最低気温も4月中旬には10℃台まで上がり、6月下旬には20℃台になります。
この時期の服装でおすすめなのは、カーディガンなど薄手のアウターです。薄手の羽織ものを着用すれば、肌寒さを防げ、厚着ではないのでそこまで暑さも感じないでしょう。
観光の見どころとして、4月に桜が満開を迎えるみなとみらいのさくら通り、三ッ池公園、三渓園などが挙げられます。特に、三渓園では夜に桜のライトアップが行われるため、昼間とは違った風情を感じられるでしょう。
以下で4月~6月各月の気温に関して詳細をまとめます。
4月になると最低気温も10℃台まで上がり、最高気温に至っては20℃を超える日もあります。暖かさを感じる日も増えますが、朝夜は冷えを感じるため、カーディガンなどの薄手のアウターを持ち歩きましょう。この時期は依然雨が少ないため、引き続き乾燥にも注意が必要です。
5月はさらに気温が上がり、暖かく過ごしやすい日が続くでしょう。ただ、半袖で過ごすにはまだ肌寒さを感じることもあるため、やはり薄手のアウターは用意しておくべきです。まだ雨も少なく気候も過ごしやすいため、お出かけにはうってつけの時期ですね。
徐々に暑さを感じ始める6月。最高気温が30℃付近まで上がることもあり、夏が近づいていることを感じる時期です。また、この時期には梅雨も到来するので、雨量も増えていきます。お出かけする際はいつ雨が降っても大丈夫なように折り畳み傘を持ち歩くのがおすすめです。
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暖かさから暑さに変わり始める7月~9月。
特に7月下旬には梅雨が明けるため、それ以降暑さが本格化します。とはいえ、35℃など極端な真夏日はほとんどなく、毎日安定した暑さといった印象です。
また、この時期には台風も増えるため、降水量がかなり多くなります。持ち運びが便利な折り畳み傘を用意しておくのがおすすめです。
雨が多くなると湿度が上がり、暑さも目立ち始めるため熱中症にも十分注意しましょう。熱中症対策用の飲料や携帯扇風機を持ち歩くなど対策が必要です。
イベントに関しては、7月に開催される鎌倉花火大会や湘南ひらつか七夕まつりがおすすめ。特に平塚市で開催される湘南ひらつか七夕まつりでは、色とりどりの七夕飾りが飾られ、多くの屋台が出店するため見どころ満載です。
以下で7月~9月各月の気温に関して詳細をまとめます。
梅雨が明け、暑さが本格化し始める7月。下旬に向かうにつれ、最高気温が30℃を超える日が増えます。外出時は熱中症対策用の飲料や携帯扇風機を持ち歩くなど、熱中症対策を徹底しましょう。また、日焼けが気になる人は日焼け止めを塗るなど対策が必要です。
30℃を超えない日がなくなる8月。最低気温も25℃付近を推移するのみなので、毎日暑さを感じるでしょう。また、この時期は台風も増えるため、外出する際は気象情報の確認を必ず行いましょう。引き続き熱中症対策も必須です。
9月に入ると暑さが少し落ち着きます。最高気温が30℃を超えない日も出てくるため、7月や8月に比べるとお出かけもしやすいでしょう。この時期は年間通じて最も雨が多くなるため、出かける際は折り畳み傘を持ち歩くのがおすすめです。気温が下がってきたとはいえまだ暑さは感じるため、引き続き熱中症対策も行いましょう。
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気温が下がり、徐々に冬の到来を感じさせられる10月~12月。
10月に入ると最高気温が25℃付近を推移するようになり、過ごしやすくなります。最低気温は下旬に向かうにつれ10℃付近まで下がるため、朝晩の冷えには要注意です。
11月・12月にはさらに気温が下がりますが、急激ではなく緩やかに寒くなっていくため、十分寒さに備えられるでしょう。
雪についても、12月に降ることは滅多になく、夏場に比べて晴れる日が多くなります。
寒さが本格化する前に、薄手のコートなどアウターの準備をしておきましょう。特に朝晩は冷え込むことも増えるため、外出する際はアウターの持ち歩きをおすすめします。
この時期には、横浜オクトーバーフェストや夜の横浜イルミネーションなど、都市部でもイベントが増えます。特に冬の定番であるイルミネーションはさまざまな場所で開催されるため、見どころがたくさんありますよ。
以下で10月~12月各月の気温に関して詳細をまとめます。
気温が落ち着き始める10月。昼間は過ごしやすく、朝晩は肌寒さを感じることが増えるでしょう。この時期はまだ雨が多いため、まだそこまで乾燥は目立ちません。少し肌寒さを感じることもあるため、出かける際は薄手のアウターを用意しておきましょう。
さらに気温が下がる11月。最高気温も20℃を下回り、日中でも肌寒さを感じることが増えるでしょう。最低気温は10℃を下回るため、出かける際は薄手のアウターが必須です。
寒さが本格化する12月。下旬に向かうにつれ、最低気温は5℃以下まで下がることも。この時期に雪が降ることはあまりありませんが、十分寒くなるため外出の際にはセーターやコートなどしっかり目の寒さ対策が必要です。また、乾燥も目立ち始めるため、加湿器を焚くなど乾燥対策を行いましょう。
神奈川における冬は、他の地域に比べて暖かいということが挙げられます。1月~3月には雪が降ることもありますが、晴天の日が多く、乾燥しやすいという特徴があります。
神奈川における夏の気候は、比較的涼しいというのが特徴です。35℃など極端な真夏日はほとんどなく、30℃付近の安定した暑さです。
神奈川で最も雨が降るのは6月~7月の梅雨の時期、8月~9月の台風の時期です。夏に出かける際は雨具を用意しましょう。
神奈川は基本的に太平洋側気候なので、基本的に冬は晴れる日が多く雪が降ることも少ないのが特徴です。雪が降ることもありますが、12月ではなく1月~3月が多いでしょう。
神奈川でおすすめの観光地は、鎌倉市の鶴岡八幡宮や川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアム、小田原市の小田原城址公園などが挙げられます。有名どころでいえば、横浜市の赤レンガ倉庫や横浜中華街が挙げられますね。
「神奈川ってどんな気候なのか実はよく知らない」
人口も観光地も多く、多くの人が訪れる神奈川ですが、上記のようにあまり気候について知られていないこともあるかもしれません。
神奈川は夏は涼しく、冬は暖かいという特徴のある地域です。
そのため、年間通じて観光には適しているといえる地域でしょう。
神奈川旅行を検討している人は、この記事で紹介した時期ごとの適した服装などを参考にしてくださいね。
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ライター
エンタメ系からお役立ち系まで、多岐にわたる記事を執筆。2024年10月にMATCHAに参加しました。
長年事務員として勤めた経験があり、オフィス系ソフトの操作、WEBデザイン、コーディングなどが得意です。
WEBライターとしては2022年5月より活動を開始しました。