大阪から徳島へ！「阿波の伝統文化」を体験する日帰り旅　

• 目次
• OCAT発！阿波の伝統文化を体験する日帰り旅
• 7:35 OCAT発の高速バスで徳島へ
• 10:30～徳島県立阿波十郎兵衛屋敷で人形浄瑠璃鑑賞
• 12:00～ご当地グルメ「徳島ラーメン」でランチ
• 13:00～藍染体験ができる「藍の館」へ
• 15:00～阿波踊り会館で踊って楽しむ！
• 16:45 JR徳島駅発の高速バスで大阪へ
• お得なアクセス情報
• まとめ

OCAT発！阿波の伝統文化を体験する日帰り旅

大阪・難波から気軽にアクセスできる徳島で、日本の伝統文化にふれてみませんか？

OCAT（大阪シティエアターミナル）より出発している高速バスなら日帰りでアクセス可能。ここでは大阪を起点に日帰りで徳島阿波エリアのおすすめ観光ルートをご紹介。

※日帰りコースに掲載している高速バス、路線バスの時刻は作成時点のものであり変更となる場合があります。

OCATとは？

大阪シティエアターミナル、略してOCATは、JR難波駅に直結している大型複合施設のビルです。地下鉄、近鉄・阪神と、主要の路線へアクセスしやすい場所となっています。

OCATビル内には、ショッピングモールやレストラン街もあり、観光の合間や移動時の休憩など、隙間時間の利用にもぴったりです。またお土産の購入にもうってつけの場所です。

詳細については下記の記事にまとめておりますので、OCAT周辺や内部のことを詳しく知りたい人は以下の記事も読んでください。

OCAT・大阪シティエアターミナル

〒556-0017 大阪府大阪市浪速区湊町１丁目４−１

大阪シティエアターミナル（OCAT）は、大阪市浪速区湊町に位置する多機能商業複合施設です。南大阪市内バスのターミナルや関西国際空港行きのバス発着所があり、JR難波駅に直結しています。また、6階建ての商業フロアにはショップ、レストラン、案内所が併設されています。OCATは音楽パフォーマンスが頻繁に行われるスポットでもあり、屋外の「ポンテ広場（Ponte Square）」は、大阪の若者たちによるストリートダンスコミュニティの練習や交流の場となっています。

7:35 OCAT発の高速バスで徳島へ

朝7:35、OCAT（大阪シティエアターミナル）から高速バスに乗って出発！約2時間半でJR徳島駅に到着（10:09頃予定）。快適な移動で、旅の始まりにぴったりです。

10:30～徳島県立阿波十郎兵衛屋敷で人形浄瑠璃鑑賞

JR徳島駅前バスターミナル 7番のりば から徳島市営バス「川内循環バス」（右回り）に乗車（所要約15分・運賃240円）してください。「十郎兵衛屋敷」で降りたら施設はすぐ目の前です！

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷は、徳島の伝統芸能「阿波人形浄瑠璃」を楽しめる施設です。江戸時代の庄屋屋敷を再現しており、人形のしくみや浄瑠璃の歴史を学べます。毎日定期公演があり、実際の舞台を間近で体験できます。

11時からの定期公演（約35分間）を鑑賞。

  開館時間　9:30〜17:00（ただし、7月1日～8月31日は18：00まで）

  休館日　　12月31～1月3日

  入場料　　一般　410円 ／高・大学生　310円／小・中学生　200円  

※施設改修工事のため、2025年11月17日（月）〜2026年4月中旬頃まで休館します。再オープンは4月下旬を予定しています。

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷　公式サイト（日本語）

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷　公式サイト（英語）

12:00～ご当地グルメ「徳島ラーメン」でランチ

再び「川内循環（右回り）」でJR徳島駅へ。（所要約15分、運賃：240円）ぜひ徳島名物の「徳島ラーメン」でランチを楽しみましょう。

「徳島ラーメン」は、濃厚な豚骨醤油スープに、甘辛く煮た豚バラ肉と生卵をのせるのが特徴で、「すき焼き風ラーメン」とも呼ばれます。白ごはんとの相性も抜群で、地元では一緒に食べるスタイルが定番。

スープの種類は茶系・黄系・白系などがあり、お店ごとに味わいが異なるのも魅力です。JR徳島駅周辺には有名店も多く、観光の合間に気軽に立ち寄れるのもポイント。一杯で徳島の食文化を感じられるご当地グルメです。

徳島のラーメンガイド（日本語）

徳島のラーメンガイド（英語）

13:00～藍染体験ができる「藍の館」へ

JR徳島駅前のバスターミナルから、徳島バス「鍛冶屋原線」  にご乗車ください 。乗車時間 は約30分、「奥野（おくの）」で下車します。（運賃：460円）バス停から徒歩約10分です 。

藍住町歴史館「藍の館」は、江戸時代後期に建てられた藍商・奥村家邸宅（13棟）の歴史ある建物を活かした阿波藍専門博物館です。

館内では、阿波藍の栽培から染色、伝統工具や藍商の文書など、藍にまつわる資料を豊富に展示。最新の展示とともに、阿波藍の歴史や文化を体系的に学べます 。

体験コーナーでは、灰汁（あく）発酵染めの本格的な藍液を使い、ハンカチなどに輪ゴムや絞りを施して、自分だけの模様を作成。20～40分程度ででき、予約不要で気軽に参加可能です。

入館料は大人300円、学生200円、小人150円。藍染体験は素材によって1,000円前後です。敷地内には美しい庭園もあり、景観と伝統工芸を同時に楽しめる充実のスポットです。

藍の館（公式サイト）

藍の館（英語パンフレット）

15:00～阿波踊り会館で踊って楽しむ！

再び徳島バスでJR徳島駅に戻り、徒歩で阿波踊り会館に向かいましょう。 約10分・約800m の道のりです。駅北口を出た後、新町橋方面へ直進し、信号を渡れば到着します。

徳島市の中心にある阿波踊り会館は、世界に誇る阿波踊りを一年中楽しめる文化施設です。2階ホールでは、館専属連「阿波の風」による舞（昼）や、有名連が日替わりで踊る（夜）公演を開催。公演後は観客もステージで踊りに参加可能、体験型が魅力です。

 ３階の 阿波おどりミュージアムでは、 阿波おどりの歴史や文化を楽しく学べます。衣装や鳴り物、小道具などを展示し、昔と今の阿波おどりを紹介しています。踊りの体験ができるブースもあり、初めての方でも阿波おどりの魅力や変遷をわかりやすく知ることができます。  

阿波踊り会館の入場料は、施設や公演により異なります。例えば、昼公演（40分、公演＋体験コーナー）を体験する場合は、大人：1,300円、小・中学生：700円になります。

1階には徳島の特産品や阿波踊りグッズを揃えたショップ、5階は眉山ロープウェイ山麓駅もあり、観覧・体験・買物・眺望と多彩な楽しみが一つにまとまったスポットです

阿波踊り会館（日本語）

阿波踊り会館（英語パンフレット）

16:45 JR徳島駅発の高速バスで大阪へ

帰りは、JR徳島駅から16：45発の高速バスで帰路に就きます。OCATターミナルへの到着は19：10。日帰りながら充実感はたっぷりです。

OCATには飲食店があるので、夕食を食べたり、ショッピングをする場所もあるので、一日の旅の最後はOCATで過ごすことも可能です。

藍の館

藍の館

〒771-1212 徳島県板野郡藍住町徳命172

藍の館は、徳島県板野郡藍住町にある藍に関する博物館。藍住町の歴史館。とくしま88景に選定。阿波歴史文化道に指定。

阿波踊り会館

阿波おどり会館

〒770-0904 徳島県徳島市新町橋２丁目２０番地 阿波おどり会館２階

お得なアクセス情報

日帰りコースに掲載している高速バスの時刻は作成時点のものであり変更となる場合があります。

最新の時刻表をお確かめください。

  大阪⇔徳島　路線：　運行便及び時刻表　【大阪⇔徳島】時刻表

・詳細/購入

チケットのご案内はこちら（日本語）

チケットのご案内はこちら（英語）

長時間移動も快適！充実の車内設備でストレスフリー

長距離の移動では、車内の快適さが大切。高速バス全車にトイレを完備しているので、急なトイレの心配も不要です。また、スマホの充電に便利なコンセントまたはUSBポート（Type-A）を搭載し、さらにフリーWi-Fiもご利用いただけるので、移動中も動画視聴や調べ物などが快適に行えます。

※一部の車両では、充電設備・Wi-Fi設備が未対応の場合がございます。

外国人観光客にはSETOUCHI ROUND PASSもおすすめ

「SETOUCHI ROUND PASS」は、訪日外国人向けに考えられた瀬戸内海エリアを効率的に周遊できる、便利な特別な乗車券です。

このパスでは、大阪〜徳島・高松〜広島・広島〜大阪を結ぶ高速バスの片道乗車券と、高松〜徳島を結ぶ特急「うずしお」の乗車券がセットになっています。

さらに、四国キヨスクの対象店舗でお買物券も付いており、観光とお買い物を同時に楽しめます。

料金：大人 17,700円

詳細・購入

まとめ

大阪OCATを拠点に、日本中の素敵な場所に行くことが可能です。

そんな中でもこの記事では徳島県の阿波地区で一日を過ごすモデルコースを紹介しました。乗り換えなしでアクセスできる気軽さ、知的な刺激と地元グルメの満足感。

大阪OCAT発・徳島日帰り旅には、そんな「心が動く体験」が凝縮されています。

いつもより少しだけ早起きして、ユニークな旅行スタイルを楽しんでみてはいかがですか。