【高知】足摺岬と柏島の大自然と絶景を満喫!四国の秘境を巡る1泊2日周遊ガイド
都会の喧騒を離れて、四国の南端・高知県土佐清水市と柏島へ。断崖の上から望む太平洋の絶景、新鮮なグルメ、透明度抜群の海、そして昔ながらの街並みが残る景観。この記事では日本の自然と人々の暮らしを感じられる1泊2日の旅をご紹介します。
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目次
- 1日目:四国最南端の絶景スポット「足摺岬」で大自然を満喫
- 四国遍路の聖地 「金剛福寺」で自然と静けさに癒される
- 足湯に浸かりながら眺める自然の造形「白山洞門」
- 「土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場」の絶品清水さばランチ
- 土佐清水市のおすすめ宿泊施設
- 2日目:透明な海とレトロな街並みが特徴!四国最西端の小さな島「柏島」
- 旅の締めくくりは「延光寺」、歴史と伝説に触れる
- 都会を離れて、癒しの絶景旅へ出かけよう
1日目:四国最南端の絶景スポット「足摺岬」で大自然を満喫

四国の南端、高知県土佐清水市に位置する足摺岬は、日本でも屈指の海の秘境です。アクセスには時間がかかりますが、その分、雄大な太平洋の絶景と静かな自然にゆったりと癒される特別な場所として知られています。
白亜の灯台として国内最大級の足摺岬灯台は、広大な太平洋を一望できる絶景スポットです。晴れた日には水平線まで見渡せ、その雄大な眺めは訪れる人に感動をもたらします。

また展望回廊の入口には、地元出身で幕末に海外で活躍した歴史的人物ジョン万次郎の像が立ち、温かく訪問者を迎えます。季節によっては、ジョン万次郎像を横目に椿のトンネルを散策しながらのんびりとした時間を過ごせます。
四国遍路の聖地 「金剛福寺」で自然と静けさに癒される

亜熱帯の緑に囲まれた静かな参道の先にある金剛福寺は、四国のお遍路で特に神聖な場所として知られています。前の札所から約80kmと距離があり、まさに「修行の道場」と呼ぶにふさわしい厳かな空気が漂います。
伝統文化に触れながら静かな時間を過ごし、パワースポットの力を感じられる場所です。

足湯に浸かりながら眺める自然の造形「白山洞門」

足摺岬の近くにあり、無料で利用できる「万次郎足湯」。
眼下に広がる太平洋の中にぽっかり穴の開いた奇岩、「白山洞門」はぜひ訪れてほしい絶景ポイントです。高さ16m幅17mのと言われる大きな洞門は花崗岩の洞門の中では日本一の規模を誇ります。
旅の疲れがたまっているときは、ぜひ立ち寄って足湯で休憩しましょう。
「土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場」の絶品清水さばランチ

太平洋の大自然とおいしい空気を吸った後は腹ごしらえ。
「土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場」は海に面した食堂で海を眺めながら昼食が楽しめます。人気は「清水さばのぶっかけ丼」。ここでしか味わえない、鮮度抜群の刺身を是非堪能してください。
土佐清水市のおすすめ宿泊施設
このエリアでの宿泊は、ホテルから民宿などいくつかの選択肢があります。
お好みに合わせて、自分に合った宿泊先をお選びください。


2日目:透明な海とレトロな街並みが特徴!四国最西端の小さな島「柏島」

2日目は、土佐清水市から車で約1時間。海沿いの道を走ってたどり着くのは、四国最西端の秘境・柏島です。
大月町の西南端に位置する周囲4kmほどの小さな島で、2本の橋で本土とつながり、目の前には沖の島や鵜来島が見えます。

透明度の高い海と美しいサンゴ礁が魅力で、スキューバダイビングや磯釣りスポットとしても有名です。民宿が立ち並ぶ街並みはどこか懐かしく、ノスタルジックな気分に浸れます。
旅の締めくくりは「延光寺」、歴史と伝説に触れる

柏島を満喫した後に立ち寄りたいのが、土佐路の西南端に位置する延光寺。四国霊場第39番札所であり、巡礼の締めくくりを飾るお寺です。
境内にある「赤亀像」は、赤い亀が竜宮城から梵鐘を背負って現れたという伝説に由来するユニークな存在。また、弘法大師が名づけたとされる「宝医水」は眼病に効くとされ、多くの参拝者が訪れています。
2日間の旅の締めくくりに、静かな境内で心を落ち着けながら、四国ならではの伝説と祈りに触れてみましょう。
都会を離れて、癒しの絶景旅へ出かけよう
高知・土佐清水と柏島には、王道の観光ルートでは味わえない「日本の原風景」と出会える貴重な体験や魅力が詰まっています。四国を旅する予定があるなら、ぜひこの記事で紹介したスポットも旅の選択肢に加えてみてください。きっと心に残る旅になるはずです。
高知県幡多地域は四国の西南端に位置し、東は土佐湾、西は豊後水道に面する太平洋に突き出た半島で、四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の3市2町1村から構成されています。 全国的に有名な四万十川や足摺岬をはじめ、沿岸を流れる黒潮の恵み、全国でもトップの森林面積を誇る山の恵み豊かな自然大国です。