琵琶湖を一望!1泊2日で大満喫できる湯元舘のおすすめの過ごし方
1200年もの歴史を持つ「おごと温泉 湯元舘」は、琵琶湖や比叡山を眺望できる唯一無二の温泉宿です。そこで今回は、1泊2日でも満喫できるおすすめの過ごし方と、湯元館イチオシの湯どころをご紹介。
歴史あるおごと温泉にたたずむ老舗旅館

滋賀県は大津市にある「おごと温泉 湯元舘」は、約1200年の歴史を持つ老舗旅館です。
京都から約20分というアクセスの良さに加え、琵琶湖や比叡山などの周辺観光地も充実しています。また、多様なニーズに合わせた客室も展開され、一度は泊まりたいと思う魅力が盛りだくさん。
ここでは、そんな「湯元舘」のおすすめポイントをご紹介。
琵琶湖の絶景を望むロケーション
湯元舘最大の魅力と言えば、琵琶湖を見渡せる絶好のロケーションです。
最上階の露天風呂や湖側の客室からは、時間とともに変化する湖の表情を楽しむことができます。また、朝焼けや夕暮れに染まる湖面は特に美しく、夕食前の湯めぐりもおすすめ。
4種類の湯処
湯元舘では、趣の異なる4つのコンセプト湯が存在。それぞれが異なる魅力を持っており、「月心の湯」「湯幻逍遥」は、いずれも露天風呂として設計されています。
開放感あふれる空間から琵琶湖や比叡山の雄大な景色を楽しむことができ、時間帯によって変化する眺望が心を癒してくれることでしょう。
1泊2日でも満喫できる湯元舘の理想の過ごし方

前述の湯処に加え、湯元舘では趣の異なる2種類の貸切風呂もあります。ひとつは木の温もりを感じる湯処、もうひとつは石の力強さを感じる空間。それぞれが「木」と「石」をテーマに設計されており、言葉では表しきれない奥深い魅力が、実際に湯に浸かることで静かに伝わってきます。
また、客室も多彩なタイプが揃っており、訪れる人それぞれのスタイルに合わせて選べます。今回は、どの客室に宿泊しても「湯元舘」の魅力をしっかり堪能できるおすすめの過ごし方をご紹介。
それでは、さっそく次の内容を見ていきましょう。
1日目:最寄駅から〜ホテルまでの移動

湯元舘へはJR「おごと温泉駅」からのアクセスが便利です。
宿の専用無料送迎バスが利用でき、駅からスムーズに移動可能。また、無料駐車場も完備されているので車での来館も安心です。
ホテル到着後〜チェックインの流れ
湯元舘周辺には、日本最大の湖である琵琶湖を間近に望める「雄琴温泉港」や、無料の足湯を備えた「雄琴温泉観光公園」など、散策にぴったりのスポットが点在。
チェックアウト後も自然と癒しに触れながら、旅の余韻をゆったり楽しむことができますまた、湯元舘の別邸「はなれ葭蘆葦(かろい)」では、専用のプライベートラウンジでチェックが可能です。
和菓子とお茶でもてなされるその空間は、まさに日本らしい上質なおもてなしのひととき。
色とりどりの浴衣を自由にセレクト

チェックイン後には、好みに合わせて浴衣を選べるサービスがあります。(有料)男女ともに多彩な色柄が用意されており、旅の気分を高めてくれることでしょう。お気に入りの浴衣で館内を歩けば、まるで温泉街にタイムスリップしたような気分が味わえます。
客室やラウンジで過ごす穏やかな時間

館内には和モダンなデザインの客室をはじめ、落ち着いた雰囲気のラウンジや読書ができるライブラリー、カフェテラス「花雲水」などが整っています。
湯上がりに読書を楽しんだり、景色を眺めながらカフェタイムを過ごしたりと、自分らしいリラックスタイムを過ごすのもおすすめ。
湯元舘自慢の温泉で癒しの湯巡り
・自然と一体化する露天風呂「湯幻逍遥」

湯幻逍遥は、自然に囲まれた庭園風のつくりが特徴で、ほかの湯処とは異なり、リラクゼーションを重視した設計となっています。寝湯やミストサウナなどが備えられており、心身をゆっくりと整えたい方に最適です。
・絶景の「月心の湯」で贅沢な湯浴み

最上階(11階)にある「月心の湯」は、琵琶湖を一望できる展望露天風呂です。広々とした空と、水面を眺めながら湯に浸かる時間は贅沢そのもの。晴れた日には、近江富士のシルエットが見えることもあり、雄大な景色に心が解きほぐされていきます。
滋賀の味覚を堪能する京風会席ディナー

・とろける近江牛のしゃぶしゃぶ
夕食は、滋賀の旬の素材を活かした京風会席料理を提供。なかでも人気は、三大和牛のひとつ「認証近江牛」のしゃぶしゃぶ。口の中でとろける柔らかさと上品な脂の甘みが魅力で、地元の美味を心ゆくまで堪能できます。
・季節の食材で彩る美しい献立
季節ごとに内容が変わる会席料理では、春の山菜、夏の鮎、秋の松茸、冬の鍋料理など、旬を取り入れた料理が楽しめます。一品一品が丁寧に仕上げられ、見た目の美しさも格別。
夜も楽しい館内アクティビティ

温泉宿の定番、お風呂上がりの卓球を楽しむのも温泉の醍醐味です。浴衣姿で気軽に楽しむことができ、家族や友人、カップルでラリーを交わせば、どこか懐かしい気持ちがよみがえるはず。
夜をもっと楽しみたい方には、カラオケルームやゲームセンターもおすすめ。また、年に数回行われる「館内コンサート」や「夏休み毎日近江牛ステーキ1キロが当たるビンゴゲーム大会」など、湯上がりのちょっとしたレクリエーションに、心を躍らせてみてはいかがでしょうか。
2日目:朝風呂と朝食で始まる爽やかな朝

和洋ビュッフェで迎える朝のひととき。
朝食は「ダイニング山咲楽」にてビュッフェ形式で提供。地元の食材を使った和洋の料理が並び、「近江の国」の味覚を豊富に楽しめます。体に優しいメニューもそろっており、健康に気を遣っている人にもおすすめ。
出発までの時間を自由に満喫
朝食後には、再び温泉に浸かって目覚めの時間を味わったり、ラウンジでのんびりと過ごしたりするのもいいでしょう。出発までの時間も慌ただしくならず、旅の締めくくりまで心地よく過ごせます。
チェックアウト後の周辺散策
湖畔の散歩が楽しめる「おごと温泉港」

旅の余韻を楽しみたい方は、宿から徒歩5分ほどの「おごと温泉港」へ足を延ばしてみてください。遊覧船に乗ることもでき、琵琶湖の湖上散策を楽しめます。湖風を感じながらの散歩は、旅の終わりにぴったりです。
足湯とお土産探しが楽しめる観光公園

「おごと温泉観光公園」も徒歩3分。無料で利用できる足湯や、地元の特産品がそろうお土産コーナーが魅力です。観光マップも用意されており、近隣エリアの観光情報を手軽にチェックできます。
湯元舘で叶う心解ける贅沢な滞在

湯元舘は、温泉、料理、癒しを調和させた宿です。1泊2日という短い滞在でも、十分に満ち足りた時間を過ごすことができ、日常から離れて心と体をリセットしたい方にとって、まさに理想的な場所でしょう。
家族旅行やカップルでの滞在はもちろん、友人同士、女子旅、さらにはひとり旅まで、多様な旅のスタイルに応えてくれるのも湯元舘の大きな魅力。
温泉地への旅行を検討されている方は、ぜひそんな湯元舘へ訪れてみてください。
宿の詳細と簡単な予約は下記よりチェック。
約1200年前、伝教大師最澄が世界遺産である比叡山延暦寺建立の職人の労をねぎらうために開湯されたとされるおごと温泉。その中でも湯元舘は創業96年の歴史を持つ老舗旅館。11階からびわ湖を望む露天風呂や森の中の温泉と錯覚するような露天風呂など趣の異なる4つの温泉や、日本三大和牛のひとつである「認証近江牛」をはじめ、旬の食材を吟味した京風会席も人気の秘密。京都から電車で20分の近距離にありながら、琵琶湖や比良山系など自然と和のぬくもりを感じる事ができる宿です。