新井旅館の魅力:伝統と歴史が息づく温泉宿
新井旅館は、明治5年創業の老舗旅館で、伊豆修善寺温泉の中心部に位置します。国の登録有形文化財に指定された美しい木造建築と、趣のある庭園が訪れる人々を魅了し続けています。
旅館の歴史と特徴
新井旅館は、明治から大正にかけて建てられた建物が多く、そのほとんどが現在も客室として利用されています。特に、風情豊かな木造建築は、まるで時が止まったかのような感覚を味わわせてくれます。
登録有形文化財の宿: 昭和初期に建てられた「花の棟」や、広々とした空間が魅力の「天平大浴堂」など、数々の建物が国の登録有形文化財に指定されています。
文豪に愛された宿: 芥川龍之介や泉鏡花といった多くの文豪が逗留し、作品の舞台としても登場しました。館内には、彼らが過ごした部屋が今も残されています。
美しい庭園: 旅館を囲むように広がる庭園は、四季折々の表情を見せ、散策するだけでも心が癒されます。
温泉と料理
修善寺温泉の湯は、肌に優しく、身体の芯から温まります。新井旅館では、趣の異なる3つの大浴場と、貸切風呂で湯浴みを楽しむことができます。
天平大浴堂: 総檜造りの広々とした空間で、湯に浸かりながら歴史の重みを感じることができます。
「木造りの湯」と「白壁の湯」: 趣の異なる2つの浴場で、日によって男女が入れ替わります。
また、伊豆の新鮮な海の幸や山の幸をふんだんに使った会席料理は、旅の大きな楽しみの一つです。旬の食材を活かした、職人の技が光る料理を心ゆくまでご堪能ください。
交通アクセスと周辺観光
電車でお越しの場合: 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から、バスまたはタクシーで約10分です。
車でお越しの場合: 東名高速道路「沼津IC」から伊豆縦貫道を経由し、国道136号線を利用して約40分です。
新井旅館の周辺には、修善寺温泉街の散策スポットが豊富にあります。「竹林の小径」や「独鈷の湯」など、風情ある景観を楽しみながら、歴史散歩をしてみてはいかがでしょうか。
伊豆市インバウンド推進プロジェクトチーム(通称「IIP」)は、伊豆の観光資源を活かした魅力ある国際観光地を目指し、伊豆市への外国人観光客の誘致や受け入れ体制の整備等を促進することを目的として設置した組織です。 伊豆市は、自然と農業が豊かで、温泉や海水浴場、山岳地帯など、様々な観光スポットがあります。また、東京から電車で約2時間とアクセスが良く、日帰り観光や週末旅行にも最適な場所です。 【カバー画像に関する注意事項】 カバー画像は、伊豆市を彩る写真コンテスト入賞作品です。 撮影者:尾島 裕樹 作品名:「小雪(しょうせつ)を彩る」 カバー画像の無断転用及び複製を禁止します。 カバー画像の利用については、伊豆市観光情報サイトでご確認ください。