ジャパンブランドを深掘り! GENSEI&ニンと巡る、革靴の名店【リーガル編】
日本独自の文化として発展を続ける日本の革靴。その魅力を探るべく、日本靴工業会に参画する革靴ブランドにフォーカスした連載がスタート!インフルエンサーのGENSEIさん&ニンさんを案内役に迎え、職人技が光るブランドのショップをクルーズします。
日本の革靴を堪能できるモデルコース
日本の革靴の世界を堪能するべく、本連載では「リーガル(REGAL)」「ハルタ(HARUTA)」「大塚製靴」「東立製靴」「マドラス(MADRAS)」「エイゾー(EIZO)」の6社の直営店を訪問! 第2回となる今回は、フォーマルからカジュアルまで、さまざまなシーンに合う革靴を展開するリーガルの店舗をフォーカスします。
リニューアルオープンした「REGAL ヤエチカ」
今回訪れたのが、今年9月にリニューアルオープンしたばかりの「REGAL ヤエチカ」。「リーガル(REGAL)」ブランドのリブランディングに伴い、新たなコンセプトストアとしてデザインを一新した店舗です。

壁面や什器には、大谷石や木目といった天然素材をふんだんに取り入れ、なだらかな曲線を取り入れることで、厳選されたアイテムを心ゆくまで堪能できる空間に。「ビジネスシーンだけではなく、幅広いシチュエーションで革靴を楽しんでほしい」という思いのもと、さまざまな革靴スタイルを提案しています。

広々とした店内で革靴を物色する2人。メンズ・ウィメンズともに豊富にラインナップしているため、次から次へと気になるモデルに手が伸びます。


◆2人が選んだシューズはこちら


悩んだ末、GENSEIさんが選んだのは、クラシックなプレーントゥに防水透湿素材のゴアテックスを掛け合わせたモデル「02BLGTX」。オーセンティックなスタイルながら、カジュアルスタイルにもマッチするデザインです。


続いてニンさんは、ダブルモンクをセレクト。上品ながらカジュアルシーンで合わせやすいデザインに仕上げた一足で、アウトソールにはヴィブラムを採用しているため、歩きやすいのも特徴。肉厚のオイルドレザーは、履き続けることで経年変化が楽しめるのだそう。
プロの技で靴が蘇る、独自のシューケアサービスを体験!
リーガルの店舗では、シューケアサービスを実施。同社独自の資格制度「シューケアアドバイザー」を持つプロのスタッフによる短時間のケアから専門的なメンテナンスまで、幅広く対応しています。新品の靴にクリームを施して潤いを与える「プレメンテナンス」や、ベーシックな靴磨き「クイック」であれば、所要時間10分〜で完了するのも嬉しいポイント。今回は「クイック」のメニューを体験することに。



ブラシで汚れとホコリを落とした後、ローションでさらに汚れを拭き取り、クリームを塗布してブラシをかけ、最後は乾拭きで仕上げます。ちなみに、シューケアの間は木製のシューキーパーを入れていますが、シューキーパーには革に含まれた余分な湿気を吸い取るほか、靴の型崩れを防ぐ効果があるのだとか。湿気を吸った革は型崩れを起こしやすく劣化の原因となることから、日頃からシューキーパーを入れることで軽減できるのだそうです。
サービスを終えた革靴がこちら。熟練の技によって靴が徐々に輝きを取り戻す様子を目にすることで、心まで満たされていきます。

■REGAL ヤエチカ

所在地:東京都中央区八重洲2-1八重洲地下街外堀地下2番通り
電話番号:03-3271-7655
営業時間:10:00〜20:00
リーガル 公式サイト (https://www.regal.co.jp/shop/default.aspx)
■日本靴工業会とは?
日本の風土や日本人の足に合う良質な革靴の提供と普及を目的とするNPO法人。革靴の仕様や品質に関する情報提供や日本の革靴規格(JIS)の策定、革靴の製造過程で生じる環境問題への対応など、幅広い活動に取り組んでいます。今後は、激しさを増す国際競争の中で日本の革靴を更に発展させていくことを目標に掲げています。
参画企業:岩手製靴、エイゾー、大塚製靴、共和工業、チヨダシューズ、東立製靴、ハルタ、マドラス、宮城ハルタシューズ、リーガルコーポレーション(五十音順)
記事 転載元:
FASHIONSNAP 前編
https://www.fashionsnap.com/article/jsma-vol-1/
FASHIONSNAP 後編
https://www.fashionsnap.com/article/jsma-vol-2/
日本独自の文化として発展を続ける日本の革靴。その魅力を探るべく、日本靴工業会に参画する革靴ブランドにフォーカスした連載がスタート!インフルエンサーのGENSEIさん&ニンさんを案内役に迎え、職人技が光るブランドのショップをクルーズします。