【東京から2時間】電車で行く北杜市1泊2日のんびりモデルルート
東京から2時間。北杜市は、車窓から美しい八ヶ岳を望む高原列車『小海線』が走る自然豊かな町。あわただしい日常を離れて、手作り体験やカフェ、森の散歩。ローカル線で、のんびりと楽しむ1泊2日のモデルルートをご紹介します。 出かけてみませんか?
1.旅のスケジュール

| 日 | 時間 | プラン | 愉しみ方 |
| 1日目 | a.m. | 移動 ー 新宿発 特急あずさとローカル線『小海線』で清里へ | 車窓から美しい景色を眺めながら日常をスイッチOFF |
| p.m. | ホテルに到着&ランチ | 人気の清里名物カレーをFastPassで楽しむ | |
| 手織り体験&清里の味探し | 自分だけの1枚を織る楽しさを知る&清里の味を楽しむ | ||
| night | 森のクラシカルホテルに宿泊 | 森の声や星空に包まれて静かに過ごす&バーで好みのカクテルを楽しむ | |
| 2日目 | a.m. | ナチュラルガーデンを散歩 | ナチュラルガーデンとショップを巡り自分へのお土産を探す |
| a.m. ~ p.m. | 移動 ー ローカル線『小海線』で小淵沢へ | 景色を眺めながら次のリゾートへスイッチON | |
| p.m. | 駅前カフェでひと休み | オーストリア仕込みのケーキを楽しむ | |
| シャトルバスで駅近リゾートへ | タウンリゾートでお散歩ショッピングを楽しむ | ||
| 帰路 | 高原の余韻とともに特急あずさで新宿へ |
2.八ケ岳高原を走るローカル線『小海線』とは?
八ヶ岳の麓を走る『JR小海線』(こうみせん)。
山梨県北杜市の小淵沢(こぶちさわ)と長野県小諸市(こもろし)を結び、標高1,000mを超える高原地帯を進みます。

星空を楽しむ観光列車「HIGHRAIL1375(ハイレールイチサンナナゴ)」も運行し、 移動の時間そのものが癒し旅となる、特別なローカル線です。
3.1泊2日モデルルート|清里エリアを楽しむ1日目
Day 1 a.m. 移動 ー 新宿から2時間 清里へ

旅は新宿駅から始まります。
JR中央線 特急あずさに乗れば、小淵沢までは2時間とアクセス良好です。
休日の朝はゆったり、
新宿 10:00発 ー 小淵沢 11:52着 がおすすめです。
※最新運行状況は公式ウェブサイトをご確認ください。

小淵沢に着いたら、高原列車『小海線』に乗り換えて、清里へ向かいます。
アクセスはシンプル、乗り換え1回だけなので、初めての北杜旅でも安心です。
小淵沢 12:02発 ー 清里 12:29着 が接続良好でおすすめです。
※最新運行状況は公式ウェブサイトをご確認ください。
車窓から、雄大な景色を眺めていると、気持ちもほどけ、急いでいた日常のリズムが、穏やかな流れに変わっていきます。
ローカル線『小海線』お役立ちTips

・ 小淵沢駅と清里駅は交通系ICカードが使えるから安心。
・小海線のドアは乗下車時ともに手動式。ボタンを押すのを忘れずに。
・途中下車(甲斐小泉駅・甲斐大泉駅)する場合は車内で精算。※無人駅
・小淵沢駅と清里駅はどちらも駅前に観光案内所があるから困った時も安心。
Day 1 p.m. ランチ ー 清里名物 Rockのカレー

清里に着いたら、今夜のお宿 ホテル・ハット・ウォールデンに向かいます。
駅から徒歩10分。アクセスは簡単、1本道。駅から下り坂をまっすぐ進むとホテルに到着します。
まずは、荷物を預けて、受付で宿泊者限定特典(Rock FastPass・萌木の村ショップ・施設の割引チケット)を受け取りましょう。清里に来たら、やっぱり、萌木の村 Rockの名物カレーは外せません。早速、FastPassを使って行列をスキップしましょう。
Rockに関する他の記事は👇
Day 1 p.m. 体験 ー 自分だけの一枚

萌木の村の一角にある、lou b. 手織り体験工房。オーストラリア・タスマニア出身のルイーズさんが、故郷に似た自然豊かな清里に移り住み、創作活動を続けています。
工房では、オリジナル作品の展示販売に加え、初心者でも気軽に楽しめる手織りを体験できます。タテ糸はあらかじめセットされているため、約500色の中から好きなヨコ糸を選び、手と足をゆっくり動かすだけで織り始められます。
糸と向き合う静かな時間は、心をほどき、自分自身に戻っていくひととき。織り上げた布は、スマホケースやティッシュケースなど、好きなものに加工できます。自分だけの一枚に出会いに来ませんか?
お役立ちTips: ホテル・ハット・ウォールデン宿泊者は、限定チケットでお得に体験可能です。
Day 1 p.m. ひとやすみ ー 清里の味を少しずつ

手織りの合間に、ほっとひと休み。
萌木の村から数分、森の空気に包まれながら、清里のやさしい味を楽しめる ともにこの森がおすすめです。
📍アン・グーテ・ア・ラ・カンパーニュ
美しくやさしいフランスのグーテ~おやつ~が並びます。カフェスペースにある大きな窓から清里の自然を望むことができ、静かなティータイムを過ごすことができます。
📍清里ジャム
地元産フルーツの低糖度ジャムや、スコーン、焼きたてパンが店内に並びます。カフェスペースにはテラスもあり、清里の自然を満喫しながら、ジャムとスコーンのセットなどを楽しめます。
📍清里ミルクプラント
限定酪農家から毎朝搾乳された清里産のミルクを使ったソフトクリームや手作りチーズに出会えます。職人がひとつひとつ大切に手作りするその味は、ミルク本来の旨味たっぷりです。
📍だいずや
清里産大豆を使った濃厚豆腐や納豆、豆腐ドーナツ、豆乳ソフトなど、大豆の美味しさをいろいろな形で堪能できます。店舗前のテーブルでいただく寄せ豆腐は、濃厚で豆本来の旨味が感じられます。 ※冬季休業あり
清里の自然の贅沢を、少しずつ味わいながら歩くひととき。それもまた、この旅の楽しみのひとつです。
Day 1 night 宿泊 ー 森のホテルでのんびりと

ヘンリー・デイヴィッド・ソローの随想『ウォールデン 森の生活』に記された、「人間は物に満たされた生活より、質素な生活のほうが想像力をかきたて、心豊かな人生を送れる」という思想に着想を得て、1978年に開業したホテル ハット・ウォールデン。
「自然とともに生きる」をコンセプトに、手塗り漆喰のやわらかな色合いと木のぬくもりに包まれた、静かでクラシカルな空間が広がります。アンティーク調の客室の窓からは穏やかな森の風景が広がり、森の気配や満天の星空とともに、心ほどける夜を過ごせます。 理想の暮らしの原点を感じられる場所として、今も多くの人に親しまれています。
※清里駅までの送迎は要相談。

アンティークの趣を大切にした「スタンダードツイン」から、ゆったりとしたソファとベッドスペースを備える「デラックスルームA」、落ち着いた滞在をかなえる「和洋室(33㎡)」等、多様な客室が、思い思いの過ごし方に寄り添います。

ホテル併設のBar Perchは、ウッディーで落ち着いた空間に身を委ねながら、多彩なウイスキーや受賞歴をもつオリジナルカクテル、山梨の果実を使った一杯をゆっくり味わえるオーセンティックバー。バーテンダーとの対話に身を任せれば、その日の気分に寄り添う一杯へとやさしく導いてくれます。バー玄人の方も初心者の方も気負わずお酒を楽しめます。
レストラン ネストでは、八ヶ岳の豊かな恵みを生かした創作料理を提供しています。地元食材に魅了されたシェフがフレンチの技法で素材の力を丁寧に引き出し、朝は“八ヶ岳のおばんざい”をテーマにした新鮮野菜のやさしい味わいが並びます。敷地内に息づくハーブや花々も料理を彩り、清里の自然そのものを味わう、満ち足りたひとときへと誘います。
4.1泊2日モデルルート|小淵沢エリアを楽しむ2日目
Day 2 a.m. 森の散歩 ー 自分へのおみやげを探す

萌木の村は、標高約1200mの清里高原にある複合観光施設。約32,000㎡におよぶ萌木の村敷地全体で700種超の植物が育つナチュラルガーデンや、清里名物カレーを楽しめるRock、メリーゴーラウンド、オルゴール博物館、各種クラフトショップ、工房、ホテルなど様々な楽しみが詰まっています。
📍インフォメーション庭tekuteku
「ナチュラルガーデンズMOEGI」の世界観や自然の営みを伝えるビジターセンター。展示や書籍、苗の販売に加え、アロマや生活雑貨など八ヶ岳の自然を感じる品々もそろっています。ガーデン巡りの始まりに立ち寄るのがおすすめです。
📍森のメリーゴーラウンド
1993年に萌木の村の丘に設置された、大人も楽しめる回転木馬。アメリカ製ならではの左回りの動きや、一体ごとに異なる動物の意匠が魅力で、まるで小さな美術館のような存在です。遠くに見える山々、四季の花々とともに彩られる風景は、フォトスポットとして長く親しまれています。
📍オルゴール博物館 ホール・オブ・ホールズ
オルゴールや自動演奏楽器の音色を楽しめる音楽博物館。学芸員の解説とともに響く繊細な音色は、時代を超えた感動へと誘います。館内ショップでは多彩なオルゴールもそろい、心に残る一品や大切な人への贈り物にも出会えます。
📍萌木の村 エッセンガルテン
地元食材や県産酒、生活雑貨がそろうショップ。萌木の村ROCKのオリジナルグッズやカフェも新設されています。アルチザン パレ ド オール監修ソフトなどを味わいながら、庭に囲まれた穏やかな時間を楽しめます。
萌木の村に関する他の記事は👇
Day 2 a.m. ~ p.m. 移動 ー 小海線で次のリゾートへ

森のリゾートを離れ、異国の気配をまとったタウンリゾートに向かいます。
清里駅 10:15発 --- 小淵沢 10:37着 または、
清里駅 12:54発 --- 小淵沢 13:17着 のいずれかがおすすめです。
※最新運行状況は公式ウェブサイトをご確認ください。
早めに出発してたっぷり楽しむか、ゆっくりと旅立つか、その日の気分に合わせて選べるのも、この旅の心地よさです。
駅からは、次の目的地へ向かう 無料シャトルバス を利用できます。
小淵沢駅 11:45発 または 14:10発 がおすすめです。
※最新運行状況は公式ウェブサイトをご確認ください。
乗車時間はわずか約5分。出発までのひとときは、駅前のカフェでのんびり過ごすのがいいでしょう。
Day 2 p.m. バスの待ち時間に ー オーストリア仕込みのケーキに満たされる

シャトルバスを待つあいだは、小淵沢駅前のカフェでひと休み。Happy Medium Clubは、本格エスプレッソと食事を、いつでも味わえるオールデイダイニングです。
店内では、オーストリア仕込みのマイスターが手がける上品でどこか懐かしいケーキに、心ほどけるひとときを。屋上からは、富士山や八ヶ岳、南アルプスを望み、旅の景色がゆるやかにつながります。地下にはお土産ショップもあり、立ち寄る楽しみがさりげなく広がります。
Day 2 p.m. 駅近リゾートへ --- タウンリゾートでお散歩ショッピング

イタリアの巨匠建築家 マリオ・ベリーニ が手がけた リゾナーレ八ヶ岳。石畳が続く全長160mのメインストリート ピーマン通り には、レストランやカフェ、雑貨店など八ヶ岳の暮らしを感じる15以上のショップが並びます。
季節ごとの装飾やマルシェ、ワインイベントなども開かれ、訪れるたびに新しい楽しみに出会える、散歩するように満喫したい場所です。
イベント:八ヶ岳の冬を満喫できる「スノーリゾートタウン」
開催期間: 2026年1月27日~3月6日
📍時ハ知ラズニ
厳選した鮮魚を炭火で丁寧に焼き上げる炭火料理専門店。 遠赤外線でふっくらと仕上がった魚は奥深い味わい。 旬の一品と地元食材を、落ち着いた和の空間でゆったり味わえます。
📍Books&Cafe
約3,000冊の本が並ぶBOOKS&CAFE。 ゆっくり好きな本を探すのも、ドリンクやケーキとともに読書にひたるのも、 こだわりの雑貨や地元クラフト作家の作品にふれるのも心地いい。 ここでは、それぞれの「ゆっくり」に出会えます。
📍金熊香水八ヶ岳リゾナーレ本店
八ヶ岳南麓の自然に抱かれた金熊香水は、日本の気候や暮らしに寄り添うやさしく柔らかな香りを丁寧に生み出す小さな工房。18種類の香りを2~5種自由に重ね、“じぶんだけのかおり”を作ることもできます。
リゾナーレ八ヶ岳に関する他の記事は👇
Day 2 p.m. 帰路 ー 旅の余韻とともに日常へ

旅の締めくくりは、やっぱり駅。
小淵沢駅の屋上展望デッキは、富士山や八ヶ岳、南アルプスの山並みを一望できる穴場スポットです。旅の余韻に静かに浸る、やさしいひとときを過ごせます。
構内には、こだわりの品がそろうショップMASAICHIもあり、買い忘れたお土産や最後のショッピングを楽しむことも。美しい景色に包まれながら、少しずつ日常へ戻っていく時間が流れます。
5.まとめ
いかがでしたか?
北杜市には、ゆったりとした時間を運ぶ小海線が走り、車がなくても心満たされる旅を楽しむことができます。
海外での運転に不安がある、国際免許を持っていない ―― そんな理由があっても大丈夫。移動そのものを味わうローカル線の旅が、北杜ならではの特別な時間を運んでくれます。
速さではなく、心地よさを選ぶ旅へ。スローに流れる北杜の風景とともに、あなただけの特別な時間を見つけてください。
山梨県の北西部、長野県との県境に位置します。八ヶ岳、南アルプス、金峰山など3,000m級の山々に囲まれ、南に富士山を望む、広大なエリアです。 東京から車で約2時間、富士山から車で約1時間、松本から車で約1時間の距離にあり、アクセスも良いことから、年間を通じて多くの観光客が来ています。 「名水の里」としても知られ、日本名水百選には、3か所が選ばれています。この豊かな水の恵みは、天然水として親しまれ、ミネラルウォーターは日本有数の生産量を誇っています。 清らかな水からは酒も生産されており、美しい自然景観と豊かな食を楽しむことができます。