【広島・宮島】「厳島いろは」旅館とホテルの機能を兼ね備えたモダンジャパニーズな宿
広島県宮島の宿「厳島いろは」は、日本のこれまでの観光旅館ではなく、洋風ホテルでもありません。日本の文化や伝統が息づく「旅館」と、海外からのお客様にも馴染み深い「ホテルの利便性」両方を兼ね備えた新しい宿です。
自然の素材を生かしたモダンジャパニーズなしつらえ
厳島いろはの客室は、「木」や「土」、「石」といった自然の素材を生かし、日本の文化や伝統にインスパイヤされたクールな空間となっています。
和室だけの純和風の客室もございますが、ほとんどの客室はツインベッド・和室・リビングを備えた和洋室。ホテルのような快適さも重視しながら、日本ならではの素材を使用した館内では、旅館のような雰囲気を体験していただけると思います。その中でも、昨年のリニューアルに伴い新設した客室『スイートルーム』についてご紹介いたします。
スイート海 - 五感を呼び覚ます、とっておきの特別室。
『スイート海』のポイントは何と言ってもその眺望です。客室へお入りいただくと、窓一面に広がる広島湾がカスタマーをお迎えします。従来はこの窓辺には障子を使用しておりましたが、その構造上、全開に出来ないという欠点がありました。
そこでこの度導入したのが和紙のプリーツスクリーンです。和の温もりを残しつつ、眺望を最大限にご堪能いただけることと思います。
バスルームや寝室の足元に使用しているタモ材にはツキノミ加工を施しました。室内では靴を脱いで過ごす日本人にとって、床の素材は非常に重要です。ツキノミ加工によって素足に吸い付くようなその心地良さを、皆様にも是非体験していただきたいと思います。
窓の外に広がる景色と、石、木、左官、和紙などの素材が持つ質感・手触りが一体となり五感を呼び覚ます、とっておきの特別室です。
スイート山 - 自然素材に包まれる、もうひとつの特別室。
客室にお入りいただくとまず目に飛び込んでくるのが、透かし積みのレンガ壁です。
ザラザラとした通常のレンガとは異なり、釉薬を用いて作られた艶やかなレンガ壁。見る角度によって微妙に色を変化させる、釉薬レンガの風合いをお楽しみください。
山側の客室であることから、浴室は洞窟をイメージ。一つ一つ違うムラの表情を持つ信楽焼のタイルが、洞窟のような奥行きを感じさせます。
時間や季節によって様々な表情を見せる山並みと自然素材に包まれて、ゆったりとした時の流れを感じていただけることと思います。
この他にも和紙の壁紙や釉薬タイルなど、日本ならではの素材を存分に使用したスイートルーム。一見すると洋風なデザインに感じられますが、選び抜かれた一つ一つの素材が、日本ならではの温もりを感じさせてくれるのです。
日本ならではの素材が持つ温もり
昔の日本の家づくりには、今よりはるかに多くの職人が関わっていたのだそうです。大工、左官職、瓦焼き職人、タイル屋など、それぞれの職人がその家のためを思い、切磋琢磨し力を発揮していました。そうして出来た家には、手仕事による技や温もりが宿ります。
厳島いろはの客室で使用している素材は、日本の伝統や温もりを感じられるものを厳選しました。日本人にとってどこか懐かしさを感じられる空間であるだけではなく、海外からのお客様にとっても、日本ならではの素材の温もりや職人の手仕事による技を感じられる空間となっています。
厳島神社から徒歩わずか7分!絶景が楽しめる「厳島いろは」
世界遺産の厳島神社から徒歩わずか7分の「厳島いろは」は絶景の中でオールインクルーシブステイが楽しめるモダンジャパニーズな宿です。詳しくは下記関連記事と公式サイトをご参考下さい。
[広島・宮島]厳島神社から徒歩7分!絶景の中でオールインクルーシブステイが楽しめる「厳島いろは」
https://matcha-jp.com/jp/12135
古より伝わる聖域 神の島・宮島で眠り、目覚める。 移ろいゆく四季、 弥山へと続く歴史的な町並み、 瀬戸内の風を感じながら、 海と空に抱かれてゆったり寛ぐ―― 。 記憶の奥底から感覚を研ぎ澄ます 厳島いろはでのひとときを 心をほどいて、お過ごしください。