東京のコンセプトラブホ10選！日本のラブホテル文化も解説

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日本のラブホテルは、カップル専用のホテルと思われがちですが、近年は、パーティー会場や、コスプレを楽しむ場所としても活用されています。「カップルズホテル」「ファッションホテル」とも呼ばれるラブホテルの特徴や歴史、また東京でオススメのコンセプトラブホ10選を紹介します。

ライター

Mizzochi

Mitoyo, Kagawa, Japan

企業のIR/CSR分野のPR、国際協力分野の情報誌編集を経て、2017年10月にMATCHAに参加しました。2019年4月から香川県三豊市に移住。訪日観光客向けの記事を書くほか、地域おこしにも携わっています。

インターネットサービスやレンタカー、ホテルなどのほか、また西日本の観光スポットの記事を主に担当しています。

Hotel Lotus Ikebukuroの部屋　Picture courtesy of Booking.com

ラブホテルとは、世界でも類を見ない、日本独自のホテルの形態と言われています。近年は「カップルズホテル」「レジャーホテル」「ファッションホテル」と呼ばれることもあります。

ラブホテルは、主にカップルが2人きりになれる場所を提供するためのホテルです。

しかし、内装がゴージャスだったり、アミューズメントパークのような設備が設けられていたりすることから、近年は、写真撮影をしたり、女性同士がパーティーをしたりして楽しむ場所としても日本では使われるようになってきています。

本記事では、そんなラブホテルがなぜ日本に誕生したのかや、東京のオススメのラブホテルなどを紹介します！

ラブホテルが日本に誕生した理由

SWEETS HOTEL MACHIDAの外観 Picture courtesy of Booking.com

日本はかつて、祖父母や子どもも含む大家族でひとつの家に住むのが一般的でした。さらに、日本の伝統的な家屋では、ひとつの部屋を昼は居間、夜は寝室と、多目的に使っています。

こうした中、家の中に夫婦が2人きりになれる空間はほとんどありませんでした。そのため、夫婦が2人きりの時間を楽しめる宿が発展したといわれています。

もっとも、ラブホテルは大々的に広告がしづらい事業です。そのため、外観を見ただけで分かるようにする工夫として、ラブホテルには、奇抜な外観のものが発展してきました。内装に関しても、まるでアミューズメントパークのような、多種多様なデザイン・設備が生まれました。

こうしたユニークな点が注目され、近年は、女性たちだけで集まってパーティーをする「女子会」も人気となっています。

ラブホテルの特徴

Photo by Pixta

ラブホテルには、さまざまな特徴があります。

当日・直前予約でも泊まれる

ラブホテルは、当日や直前の予約でも泊まれる施設が多くあります。急な予定変更や思いつきにも柔軟に対応し、素早く部屋を確保できるその利便性の高さは、ラブホテルならではの魅力です。

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デイユースで使える

ラブホテルの場合、宿泊だけでなく、2～3時間滞在するだけのデイユース(休憩)プランがあります。宿泊よりも安いので、経験としてラブホテルを見てみたかったり、短時間でパーティーに使ったりする場合は、デイユースの活用を検討してみてくださいね。

充実したアメニティ

ラブホテルには、避妊具や生理用ナプキンなど、一般のホテルにはないアメニティがあります。また、ホテルによっては、化粧水などのコスメ用品が充実しているところがあります。

1人で快適に泊まれるラブホテルも

近年は、一般のホテルと同じように1人で泊まれるラブホテルも多くあります。その一方で、ベッドやお風呂が広く、場合によってはビジネスホテルより快適に過ごせることもあります。

筆者は以前、池袋で一夜を過ごした際、ラブホテルとは知らず、とあるホテルを予約してしまったことがあります。しかし、金額はお手頃なうえ、ベッドやお風呂が実に快適で、よく疲れが取れました。

18歳未満は宿泊禁止

ラブホテルは、風俗営業法により18歳未満の方は入ることができません。実際、Booking.comやagodaでラブホテルを調べると「Adult only」と出てきます。

客のプライバシーを守る配慮

ラブホテルは、お客さんのプライバシーを守るため、客と従業員および客同士が会わないよう、廊下などが複雑なつくりになっている場合があります。また、受付が自動になっているところが多いのも特徴です。

「ラブホテル街」がある場合も

ラブホテルは、自治体による立地制限などから、特定の区画に「ラブホテル街」ができていることがあります。東京の場合、新宿や上野、錦糸町、鶯谷などには、多くのラブホテルがあります。

東京でオススメのラブホテル10選

エンタメ性たっぷりのラブホテルから、初めての人でも泊まりやすいラブホテルまで、東京でオススメの10選を紹介します。

ホテル目黒エンペラー

Picture courtesy of Booking.com

「ホテル目黒エンペラー」は、1973年創業のラブホテル。日本で初めて建てられた、ユニークな外観の「お城型ホテル」として、ラブホテルにおけるレジェンド的な存在です。1度閉館したものの、2007年にリニューアルオープンしました。

部屋は全32室あり、3人以上で楽しめる「女子会プラン」も用意されています。

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ホテルバリアンリゾート錦糸町

Picture courtesy of Booking.com

日本のラブホテルチェーンにおいて特に有名な「ホテルバリアンリゾート」。錦糸町をはじめ、東京や横浜、大阪など10以上のホテルを展開しています。

インドネシアのバリ島をイメージしたホテルで、客室はすべてバリ風洋室。家具は大半がバリ島からの直輸入です。

ユニークなのは、3人以上で楽しめる女子会プランに加え、「推し会プラン」があること。これは、好きなキャラ・アイドルがいる人同士で集まって盛り上がることのできるプランです。推しキャラ・アイドルへの気持ちを表現できる「尊いボタン」や、DVDを見ながら盛り上がれるペンライトなど、さまざまな小道具が用意されています。

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