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奈良の伝統工芸体験・伝統舞楽鑑賞ツアー & 奈良の工芸と社寺特別展示
1,300年以上の歴史を持つ奈良で、伝統工芸の制作体験、伝統神事、伝統工芸の特別展示や販売を実施。
奈良の伝統工芸の制作体験と氷室神社の伝統神事を鑑賞
【奈良の伝統工芸「古楽面(秋篠寺伎芸天)」彩色体験】
奈良の社寺で実施される神事(舞楽など)で使用される「古楽面(秋篠寺伎芸天)」の彩色の体験ができます。面の制作で60年以上活動する作家・中坊竜童氏による指導や、お話を聞きながら貴重な体験ができます。
≪古楽面≫
伎楽・舞楽に使用された面を精巧にもしたもの。伎楽・舞楽は7世紀初め頃に仏教とともに大陸から伝わり、面を着けて舞いました。正倉院宝物にも面が多くあります。これらの面は、能や狂言にも影響を与えました。第二次世界大戦後は、これらの面が装飾用の工芸品として評価され、日本中の百貨店などでも販売されるようになりました。現在でも雅楽が演奏される奈良では面が制作されています。
【氷室神社 南都流舞楽 鑑賞 & 氷献灯】
奈良の歴史ある神社「氷室神社」で行われる、ここでしか見れない舞楽を特別席で鑑賞。神社名の通り「氷」を祀る神社ならではの、氷の献灯も体験できます。
≪南都流舞楽≫
南都流舞楽は氷室神社に置かれた南都方楽所で受け継がれていた舞楽です。明治時代に奈良・大阪・京都の三方楽人が国に召集されて、現在の宮内庁式部職楽部の「雅楽」になります。
その一方で奈良に残った楽人や舞があり、今日まで受け継がれています。それが「南都流舞楽」です。
※南都とは「奈良」のこと。京都に対して南に位置することから。また、奈良の興福寺のことを、京都・滋賀にまたがる比叡山延暦寺(北嶺)の対の言葉として用いられました。合わせて「南都北嶺」と呼ばれます。
中坊竜童氏が制作した古楽面を着用し、奈良の伝統的な舞楽(題目『右方 大神(おおが)流 納曽利』)を鑑賞します。この題目は、氷室神社の神主家に相伝されてきたもので、走舞と呼ばれる激しい動きで舞踊します。
≪氷献灯≫
日没頃から境内で氷の灯籠にろうそくの灯をともし、幻想的な雰囲気に包まれます。この献灯も体験します。
なら工藝館で展示鑑賞と工芸品販売
≪なら工藝館となら工芸≫
なら工藝館では、ならの伝統工芸品の展示と販売を行っています。今から約1,300年前に奈良に都(平城京)が置かれ、シルクロードの終着点と呼ばれ、世界中の文化が奈良に流入し、様々な文化が発展します。その中には工芸品の技術も、数多く導入されました。当時の技法を今日に伝えているのが奈良工芸であり、なら工藝館では、8分野の工芸作品の展示が見れます。
また、現代においても奈良の社寺の儀式などに使用される工芸品を制作する職人も多く、なら工藝館では、その職人たちの渾身の力作を購入することができます。
イベント日時
開催日:2023年11月1日(水)、11月15日(水)、12月1日(金)、12月15日(金)、2024年1月15日(月)
時間(全日程同様):13:30~17:30 終了
集合場所:なら工藝館 1階ロビー
料金:1人 22,000円(税込)
参加方法 :事前予約制
参加方法
参加の際は、①お名前、②参加人数、③参加希望日、④参加者の国籍、⑤日本在住の有無、⑥メールアドレスを下記メールアドレスまでお送りください。
【メールアドレス】public-service@shopro.co.jp
メール受信後、24時間以内に返信を予定しております。
イベントスケジュール
13:20 なら工藝館 集合
13:30~ なら工藝館 工芸体験
奈良の伝統工芸「古楽面」彩色体験(中坊竜童氏)
展示見学、作品購入
15:45~ 移動 奈良のまちなみ案内付き
16:30~ 氷室神社 神事体験
氷室神社由緒・舞楽の紹介
舞楽の鑑賞
氷献灯、氷みくじ参加
17:30 終了