【石川・富山・福井】石川県内の紅葉スポット|2023年版
石川県の南西部にある加賀市と小松市には、渓谷のせせらぎに沿って整備された鶴仙渓遊歩道をはじめ、広々とした森と壮大なる峡谷の自然に浸りながら紅葉を楽しむことができる県民の森や荒俣峡など各所に紅葉スポットが数多くあります。情緒あふれる日本庭園の兼六園や人気温泉街の山中温泉ではライトアップも実施。随所に渡り心に沁みる秋の彩りが癒してくれます。
鶴仙渓(加賀市)
見ごろ/11月中旬~11月下旬
石川県の人気温泉街「山中温泉」。鶴仙渓(かくせんけい)はその街中を流れる大聖寺川の中流に位置する渓谷だ。大聖寺川沿いに約1.3キロに渡って「鶴仙渓遊歩道(かくせんけいゆうほどう)」が整備されており、地元客や観光客の目を楽しませる。有名なこおろぎ橋付近は、風情あふれる紅葉スポットとして人気。温泉街の名所を風情ある灯りで照らす「Kakusenkei Light」も話題で、夜になるとライトアップされた鶴仙渓が美しく照らされる。
■住所/加賀市山中温泉河鹿町地内
県民の森(加賀市)
見ごろ/11月上旬~11月中旬
石川県加賀市にある森林の中にある大きな公園。広々としたスペースでは、バーベキュー、キャンプ、ハイキングなど、自然を感じる時間を過ごすことができる。園内にはヤマメなどが生息する水がきれいな川が流れており、子どもたちでも安全に遊べる場所もあるのでファミリーにも人気だ。日本百選にも選ばれており、森には杉、ナラ、ブナ、カエデなどが自生する。秋の紅葉はそれぞれに色づく木々の様子が美しく、見応えがあると評判だ。
■住所/加賀市山中温泉杉水町
荒俣峡(小松市)
見ごろ/11月上旬~11月中旬
川の中に点在する奇岩を縫うように流れるせせらぎと紅葉の美しさから、「加能八景」の1つに数えられている。周辺には400メートルほどの遊歩道が整備されており、ぐねぐねと蛇行した流れや河畔に点在する奇岩なども面白く、風光明媚な自然が訪れる人の目を楽しませる。11月上旬ごろからモミジ、コナラなどが色づきはじめる。荒俣峡に二本ある橋のうち、おすすめは下流側の保名(やすな)橋から眺めた景色。大小様々な岩が独特な景観をつくっている。
■住所/小松市赤瀬町
白山白川郷ホワイトロード(白山市)
見ごろ/10月中旬~11月中旬
石川県白山市と岐阜県白川村を結び、白山国立公園内を通過する山岳ドライブルート。石川県を代表する紅葉スポットとしても知られる。標高差が約900mあるので、白山の眺望や蛇谷峡谷に流れ落ちる滝などの雄大な景観とともに、約1ヶ月もの間、紅葉が楽しめる。見どころは日本の滝百選に選ばれた姥ヶ滝(うばがたき)や、ふくべの大滝、最高地の三方岩駐車場など。白山白川郷ホワイトロード内にはトレッキングコースがいくつもあり、こちらも人気だ。
■住所/白山市中宮
手取峡谷(白山市)
見ごろ/11月上旬~11月中旬
白山市吉野にある迫力満点の手取峡谷。手取川の流れがつくりあげた美しい峡谷は眺めているだけで心が癒される。釜清水(黄門橋)から河原山(対山橋)までの約8キロにわたり、高さ20〜30メートルの絶壁が続き、手取川の清流が流れる。ことに黄門橋や不老橋からの眺めは格別。絶景スポットとしても有名な綿ヶ滝は、まるで綿が落ちるように流れる美しい滝。落差約30mの高さからダイナミックに落ちる様子は迫力満点だ。
■住所/白山市吉野
兼六園(金沢市)
見ごろ/11月中旬~12月頭
日本三名園の一つで金沢を代表する観光名所。カエデやサクラ、ケヤキなど多彩な木々の紅葉が楽しめる。見どころは霞ヶ池、瓢池の水辺に見える紅葉、山崎山などを。他にも眺望台からは医王山方面の山々の紅葉を大パノラマで見ることができる。栄螺山側から霞ヶ池を見ると湖面に映る紅葉がまた何ともいえない美しさ。またいっぱいの落ち葉も園内を秋らしさで彩る。落葉もまた晩秋にかけての特別な楽しみと言えるだろう。
■住所/金沢市兼六町1
東野のイチョウ並木(宝達志水町)
見ごろ/11月中旬~11月下旬
宝達志水町東野にあるイチョウ並木で、約300mに渡って道路両脇に植えられている。見ごろ時期には、黄金色に染まる鮮やかなイチョウ並木を見ることができる。
■住所/羽咋郡宝達志水町東野
石動山(中能登町)
見ごろ/11月中旬
山岳信仰で繁栄を築いた昔の面影を残す国指定史跡。頂上付近にある能登最大のブナの林を楽しみに、紅葉シーズンには多くの人が訪れる。
■住所/鹿島郡中能登町石動山
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