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立山黒部アルペンルートついでに寄りたい グルメ、観光スポット10選
立山黒部アルペンルートの麓で、HAKUBA VALLEYエリアにある長野県大町市で隙間時間に立ち寄れるおすすめスポット10ヶ所を紹介します。大町市は、別名【信濃大町】(駅名)と呼ばれることもあります。 【信濃大町なび】という観光公式サイトがありますので、こちらもご覧ください。 https://kanko-omachi.gr.jp/
2〜3時間
1時間無料、60〜90分100円、最大1500円と格安です。
立山黒部アルペンルート扇沢駅や、HAKUBAVALLEYスキー場のバス発着所『信濃大町駅』周辺の徒歩で散策できるおすすめスポットを紹介します。
まずは信濃大町駅からスタート!立山黒部アルペンルート扇沢駅、HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場・爺ガ岳スキー場のバス発着点です。
信濃大町駅を右側に進み、商店街を5分ほど歩いた場所にある和菓子の名店『喜久龍』へ寄りましょう。
歴史的な価値がある建物として、日本の登録有形文化財というものに指定されている、130年以上も前に建てられた『塩の道ちょうじや』です。
この周辺を取り仕切っていた庄屋とよばれた住宅で、今は貴重な資料館となっています。日本で昔使われていた道具、部屋の展示公開や、併設している流鏑馬会館では、今もこの土地で毎年行っていて、後で立ち寄ろうと思っている『若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ)』の夏祭りの様子などの展示もあります。(入館料は別途かかりません)。全国でも珍しい、子供が活躍するお祭りです。
『喜久龍』から『塩の道ちょうじや』は、徒歩4分です。
駐車場の奥、公衆トイレ(無料)の左隣にあるこの家(民家)は、この辺りの町家造りが分かりやすい建物です。(民家なので敷地内への立ち入り禁止です)。塩の道ちょうじやの展示でもあったように、商店街に面したこの周辺の家の下には小さい川が流れていて、その水を生活用水として使っていました。商店街に面している建物は、京都にある町家造りに習って造られていて、間口が狭く奥が深い建物の構造が多いです。そんな雰囲気の建物を見ながら散策するのも楽しいですよね。
駐車場の右奥にある路地を進んだ左側にある路地が、下仲町ポケットパークです。次の目的地『ai coffee』は、この通りにあります。
オーナー夫妻は、海外で暮らしていたこともあり英語が話せます。何か困ったことがあれば相談してみてくださいね。店内から見える景色は、四季折々美しく落ち着く空間です。美味しいスイーツもあります。心地よい空間をぜひ味わってみてください。
ai coffeeを出て右に進むと、壁に山の絵が描かれた建物があります。信濃大町は北アルプスの麓でもあり、こちらの2階では、北アルプスの山小屋さんが営むカフェ『三俣山荘図書室(みつまたさんそうとしょしつ)』があります。登山上級者におすすめの北アルプス裏銀座にある三俣山荘さんがやっているカフェです、登山に興味がある方は、山に関する展示なども多いので、面白いかもしれません。絵の左側にある扉を開くと2階へ上がれます。 https://m-toshositu.com/
日本で一番長い信濃川の最上流部に位置する北アルプスの麓のこの街は、美味しい水が生まれる街です。
先程のai coffeeさんも、この街の水に惚れ込み、移住してお店を開業しました。最近、この街の美味しい水を利用して、何かのお店を開業される方が増えて来ました。
この街には、水にまつわる物語があり、その水の飲み比べができます。(無料)
下記、女清水・男清水参照。
男清水はこちらを参照ください。 https://matcha-jp.com/jp/place-master/13060
女清水の目の前にある横断歩道を渡ってすぐです。北アルプスの麓が水源になっている男清水の方が、若干硬度が高いです。ぜひ飲み比べをしてみてくださいね
創舎わちがい
男清水の水飲み場が次のおすすめスポットです。
この街の歴史ある食文化を生かした料理(郷土料理)が食べられるお店です。若一王子神社の夏祭りなどに、泊まりに来たお客様に振る舞われる、おもてなし料理を食べることができます。(予約が必要です)。一日一組限定で、料理体験もできます(英語使用)。こちらも予約が必要です。
徒歩4分で到着します。
色々なジャンルの飲食店などが揃う大町名店街です。
地面には、3年に1度この土地で開催している、北アルプス国際芸術祭のアートが描かれています。
(北アルプス国際芸術祭 https://shinano-omachi.jp/
日本では最近、レトロが流行っているので、昔の雰囲気を残すこのアーケード商店街は、若年層の間でも観光スポットとして人気があります。
大町名店街から徒歩4分ほどで、信濃大町の美味しい水を使用したクラフトビール醸造所『北アルプスブルワリー』へ到着します。樽の中にある、できたてのクラフトビールの飲み比べができます。コーヒー店舗も営むオーナーが作るコーヒー風味のコーヒーパンチは、ここでしか味わえないオンリーワンの味わいです。ぜひお楽しみください。※車の運転手は、アルコール飲酒禁止です。日本では厳しい罰則があります。お気をつけください。
店舗を出て、左側(来た方と反対側)へ向かいます。徒歩17分ほど歩いたところに若一王子神社があります。
さきほど見た流鏑馬会館に展示されている夏祭りの模様は、こちらの神社の夏祭りです。
ここの神社は、神社でありながら、仏教の三重の塔や観音堂もあり珍しいです。
神社の参拝方法は、MATCHAさんの記事になっています。
いまさら聞けない神社の正しい参拝マナー https://matcha-jp.com/jp/874
商店街から見える、3000メートル級の北アルプスも、迫力があって美しいです。楽しみながら散策してみてください。
そろそろ休憩したい徒歩20分弱ほど歩いた場所に、美味しい手作りケーキをその場で食べられる店舗『cake &cafe立田屋(りゅうだや)』があります。この街を代表する老舗です。日本では、ダイエットや健康志向の方が多いため、ケーキは甘さ控えめで、無農薬などの素材にこだわる店舗も多く繊細な味わいです。日持ちのする焼き菓子も多いので、お土産にもおすすめです。
この街の美味しい水で作った、ビール、お酒、おつまみ、工芸品、お菓子などの購入をしていただいたら、徒歩5分ほどの信濃大町駅へ戻ります。街歩きを堪能していただけたでしょうか?今回は、悪天候でも歩きやすい屋根付きの商店街を中心にした散策ルートをご案内しました。
信濃大町は上記以外にも、隣り合った3つの湖アクティビティが盛んな木崎湖・中綱湖・青木湖、エメラルドグリーンの湖水を持つ3つのダム大町ダム・七倉ダム・高瀬ダム、北アルプスを一望できる大町山岳博物館がある東山など訪れていただきたい自然豊かな観光地があります。温泉宿が複数ある大町温泉郷に宿泊し、ゆっくり散策してみてください。
首都圏から信濃大町駅へのアクセス方法
東京、名古屋、大阪から信濃大町駅までのアクセス方法は、こちらを参考にしてください。
このモデルコースで紹介したスポット
その昔、宿場町として栄えた当時の町並みが今も残り文化を感じることができる長野県大町市は、山々に囲まれた地形で市街地の標高も700メートルと高い場所にある山岳都市です。街からも迫力ある北アルプスの絶景を見ることができ、雄大な自然とも距離が近く、自然を感じながら歴史ある街散策ができるのも信濃大町の特徴です。観光客には、大町市の主要駅名の『信濃大町』と呼ばれることが多い人口3万人弱の小さい市です。 信濃大町は、世界的に有名な『春の雪の大谷』『夏の黒部ダム観光放水』を散策できる山岳観光ルート『立山黒部アルペンルート』の麓でもあり、年間100万人に近いお客様をお迎えしている街でもあります。 そして標高3,000m級の山々が連なる北アルプスへの登山客や、水が綺麗な信濃大町の青木湖、中綱湖、木崎湖での、ウォーターアクティビティ、キャンプ、サウナのお客様にも大勢お越しいただいています。 信濃大町は、長野県北西部に位置し、東は長野市、西は富山県、南は松本市、北は白馬村の中心に位置し、旅の拠点として利用いただけると更に便利です。 蕎麦・ジビエ肉・山菜などの自然が近い土地ならではの郷土食、美味しい水で作った日本酒・地ビール・珈琲、日帰り温泉・温泉宿など、魅力たくさんのこの街を世界中の方に知っていただきたいと思っています。 お越しいただいた皆様には、ぜひ #shinanoomachi を付けて魅力を発信していただければ有り難いです。よろしくお願いします。