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黒部ダムまで行くなら、長野県大町市からが時短?乗り換え案内付き!
富山県と長野県をつなぐ山岳ルート、立山黒部アルペンルート・黒部ダムの麓、長野県大町市までのアクセス方法、所要時間や料金、メリット、黒部ダムまでの行き方をご紹介します。
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目次
- 大町市はどこにある?魅力の紹介
- 東京から大町市へ、新幹線を利用して最短時間の行き方(快適さを求める方)
- 電車に乗ってお越しの場合(東京、大阪より)
- 東京、大阪から信濃大町駅へ、高速バスを利用しての行き方(安く抑えたい方)
- 飛行機に乗ってお越しのお客様(札幌、神戸、大阪、福岡、札幌新千歳空港から)
- 信濃大町駅から立山黒部アルペンルート黒部ダムへ
- 黒部ダムまで短時間で行くことができるので、周辺の観光をすることができる。
大町市はどこにある?魅力の紹介
長野県大町市は冬季オリンピックの開催地の白馬村と、田園風景が美しい安曇野の間に位置し、松本城のある松本市、新幹線停車駅の長野市までも1時間ほどの場所にあります。そして、世界的に有名な立山黒部アルペンルートの長野県側の入り口で、3000メートル級の北アルプスの麓にあり、昭和時代の街並みが残る、昔なつかしい日本の風景と、新しいおしゃれなカフェなどが良い感じで調和している街です。夏はウォーターアクティビティ、冬はスキーと雄大な自然の中で遊べるフィールドが豊富な、別名【信濃大町】とも呼ばれています。
観光スポット情報は(https://kanko-omachi.gr.jp/)をご覧ください。
街からは北アルプスの迫力ある景色と共に、四季の移ろいを感じられる風景を見ることができます。清涼な水を蓄えるの3つの湖、エメラルドグリーンの湖水を持つ3つのダム、水も自然も豊富な中でアクティビティなども盛んで、自然の恵みを多く受けられる街です。
東京から大町市へ、新幹線を利用して最短時間の行き方(快適さを求める方)
「北陸新幹線」を利用することで、手軽に東京から少ない乗り換えでアクセスすることが可能です。長野まで来る北陸新幹線には「かがやき」「はくたか」「あさま」の3種類があります。「かがやき」は停車駅が少なく1時間20分ですが全席指定なので、予め座席を指定する必要があります。「はくたか」は小さな駅もカバーしているので1時間30分と乗車時間が若干長く自由席(予約なしで乗れる席)もあります。「あさま」は1時間40分ほどと少し長いですが、終点が長野なので、乗り過ごす心配がなく安心です。こちらも自由席があります。
新幹線のきっぷは「みどりの窓口」などで購入することが可能です。普通車指定席の料金は、シーズンにより異なりますが、2023年11月の価格では、片道大人1人あたり8140円です。
※北陸新幹線の予約はこちら(https://www.eki-net.com/en/jreast-train-reservation/Top/Index)をチェックしてください。
長野駅に到着後は、『特急バス長野〜大町・扇沢線』に乗換えし、約1時間10分で信濃大町駅に到着します。特急バスは、今年からキャッシュレス決済(タッチレス)の利用が可能になりました。JCB、American Express、Diners Club、Discover の決済が使えます。現金のお支払いでも可能です。座席の予約なしで、車内で支払えます。満車の際は、増便対応です。
『特急バス長野〜大町・扇沢線 雷鳥ライナー』 長野駅→信濃大町駅間は、片道大人1人2600円です。
※特急バス扇沢線の詳細はこちら(https://www.alpico.co.jp/traffic/express/nagano_omachi/)をチェックしてください。
★信濃大町駅下車で街歩きを楽しんでいただきたいですが、そのまま直接立山黒部アルペンルート扇沢駅まで行くことも可能です。
『特急バス長野〜大町・扇沢線 雷鳥ライナー』 長野駅→扇沢駅間は、片道大人1人3100円です。
★特急バス・路線バス「オプション利用券」を(//www.alpen-route.com/_wp/webticket_op1-1)は更に便利です。
「WEBきっぷ」ご利用のお客様を対象に、「扇沢~長野」を運行する特急バスや、「扇沢~信濃大町」を運行する路線バスに乗車できる「オプション利用券」を販売します。「WEBきっぷ」と合わせて購入することで、当日はスムーズに各乗り物へご乗車いただけます。
電車に乗ってお越しの場合(東京、大阪より)
東京からは、
1.上記の北陸新幹線を利用する他に、中央本線『特急あずさ』で行き方もあります。本数は少なめ(1日1〜2本)ですが、新宿から信濃大町駅直通もあります。所要時間は3時間16分、2023年11月の価格では、大人片道7390円です。自由席はありません。『指定席特急券』と『座席未指定券』という2種類の特急券があります。ちなみに料金は同じです。『座席未指定券』というのは乗車当日のすべての列車にのるけれど、座席は指定されていないという券。このきっぷを持っている人は、座席上のランプが赤色の座席に座ることができます。座席上のランプは3色あります。赤→しばらく空席なので座っていて大丈夫。黄→次の駅からお客さんが来るから席を立つ準備をしてください。緑→指定されているから座ることは駄目。ご注意くださいね。
みどりの窓口、指定席券売機、インターネットできっぷを購入できます。(https://www.jreast.co.jp/nagano/ticket-less/)
2.もう1つの方法として新宿駅〜松本駅は1の特急あずさを使用→松本駅到着後、6番線からのJR大糸線へ乗り換え→信濃大町駅 という行き方もあります。新宿出発の特急あずさは、約1時間に1本と本数は多めです。所要時間は4時間ほどとなりますが、金額は1の信濃大町駅直通電車よりも若干安いです。きっぷ購入は上記。大糸線は普通列車なので、座席の指定はありません。
大阪からは、
1.東海道新幹線で名古屋駅まで乗車、名古屋駅で『中央本線特急しなの』に乗車して松本駅まで、松本駅から信濃大町駅まで大糸線各駅電車でお越しいただけます。
新大阪駅〜名古屋駅 東海道新幹線 約50分 のぞみ・ひかり 約6670〜6880円
※東海道新幹線の詳細はこちら(https://jr-central.co.jp/info/fee.html)をチェックしてください。
※車両、座席、シーズンにより金額が違います。
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名古屋駅〜松本駅 中央本線しなの 約2時間 しなの 約6340円
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松本駅〜信濃大町駅 大糸線 約1時間 680円
※新大阪駅〜信濃大町駅 を一括して購入した方が、2000円ほど安いですよ。きっぷは「みどりの窓口」などで購入することが可能です。一括購入したきっぷで途中下車する時は、下記の決まりがあります。ご注意ください。JR東海(https://faq.jr-central.co.jp/6)参照。
●途中下車について
・「途中下車」とは、旅行途中(乗車券の区間内)でいったん改札口の外に出ることをいいます。
・片道の営業キロが100キロを超える普通乗車券は後戻りしない限り何回でも途中下車ができます。
・ただし、以下の場合は途中下車できません。
1)大都市近郊区間内のみをご利用の場合
2)普通回数乗車券
3)「お得なきっぷ」(一部を除く)
4)特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、乗車整理券
5)「名古屋市内」などの特定の都区市内発着となる乗車券で、同じゾーンの駅で途中下車する場合(山手線内発着となる場合も同じ)※5)には以下の例外があります。
・大阪市内発または着となる乗車券で大阪駅と北新地駅とを当日中に移動する場合に限って、大阪駅または北新地駅での途中出場ができます。
・神戸市内発着となる乗車券で、東海道・山陽新幹線のご利用のために、新神戸、三ノ宮、元町、神戸、新長田の各駅で途中出場ができます。(ただし、当日中の乗継ぎに限ります)
東京、大阪から信濃大町駅へ、高速バスを利用しての行き方(安く抑えたい方)
もっと安く、手軽に旅がしたいという方にオススメなのが、移動手段の中で最も安い高速バスです。バスタ新宿駅から信濃大町駅までバスの直通運行があります。新宿〜白馬線に乗車し、信濃大町駅まで約4時間30分で、運賃は3400円〜6400円(変動あり)です。
バスタ新宿駅、大阪駅阪急三番街、名古屋名鉄バスセンターなどの主要バスターミナルから、大町市へ向かう途中の長野県松本市までの便を利用していただくのもおすすめです。大人1人当たり片道約3600円~6700円が主流で、「アルピコ」、「バス比較なび」、「willer」などバス会社によってはさらに安いものもあるので、より手軽に旅の予定がたてられそう。所要時間は新宿からは約3時間20分、名古屋からは約3時間30分、大阪からは約5時間45分です。
松本バスターミナルに到着後は、目の前にある松本駅6番線のJR大糸線に乗り換え、約1時間で信濃大町駅に到着します。
そのまま直接
高速バスの座席タイプには、3列シート車と4列シート車があり、座席のスペースがゆったりしているのは3列シートです。距離もあるので、仮眠を取っている間に立山黒部アルペンルートの麓へ、という旅行も可能です。
※高速バスの予約はこちら(https://www.alpico.co.jp/traffic/)をチェックしてください。
飛行機に乗ってお越しのお客様(札幌、神戸、大阪、福岡、札幌新千歳空港から)
札幌、神戸、大阪、福岡、札幌新千歳空港から信州まつもと空港までの国内線は、フジドリームエアラインズの便が利用できます。
※詳細、予約は、(https://www.fujidream.co.jp/)をご覧ください。格安チケットは(https://www.fujidream.co.jp/fare/)をご覧ください。
信州まつもと空港から大町市方面シャトルバス(完全予約制)(https://www.pref.nagano.lg.jp/airport/kurashi/kotsu/kuko/matsumoto/bus.html#azuminooomachihakuba
信州まつもと空港⇔信濃大町駅前、大町温泉郷 大人・小人片道2000円、約1時間30分。
信濃大町駅から立山黒部アルペンルート黒部ダムへ
富山県と長野県をつなぐ山岳観光ルート『立山黒部アルペンルート』は、乗り物を乗り継ぎ標高2450メートルまで簡単に行くことができます。(https://www.alpen-route.com/index.php)
アルペンルートのメインスポットで観光放水が有名な黒部ダムを見学したい場合は、長野県から行く方が近くて便利なんです。黒部ダムは大町市の立山黒部アルペンルート扇沢駅から電気バスに乗り16分で行くことができます。
1.信濃大町駅→立山黒部アルペンルート扇沢駅 (https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/ogizawa/)
路線バス『扇沢線』で、約40分、大人片道1650円です。
・信濃大町駅を出て左側に歩いて行くと、扇沢線きっぷ売り場があります。そちらで路線バスのきっぷを購入してください。
※きっぷ売り場の窓口が閉じている時は、バス車内にて購入できます。
2.扇沢駅→黒部ダム駅 (https://www.alpen-route.com/timetable/)
扇沢きっぷ売り場できっぷを購入。 16分、片道大人片道1800円。
※黒部ダムの更に先、富山を目指して、乗り物を乗り継ぎ山岳ルートを楽しむこともできます!
黒部ダムまで短時間で行くことができるので、周辺の観光をすることができる。
黒部ダムへ行ったあとは、歴史的文化の漂う街大町市で、美味しいグルメ、日本酒、温泉、街歩き、アクティビティ、宿泊などを楽しんでくださいね。また違う記事で街歩きをご紹介しますので、ご覧ください!
その昔、宿場町として栄えた当時の町並みが今も残り文化を感じることができる長野県大町市は、山々に囲まれた地形で市街地の標高も700メートルと高い場所にある山岳都市です。街からも迫力ある北アルプスの絶景を見ることができ、雄大な自然とも距離が近く、自然を感じながら歴史ある街散策ができるのも信濃大町の特徴です。観光客には、大町市の主要駅名の『信濃大町』と呼ばれることが多い人口3万人弱の小さい市です。 信濃大町は、世界的に有名な『春の雪の大谷』『夏の黒部ダム観光放水』を散策できる山岳観光ルート『立山黒部アルペンルート』の麓でもあり、年間100万人に近いお客様をお迎えしている街でもあります。 そして標高3,000m級の山々が連なる北アルプスへの登山客や、水が綺麗な信濃大町の青木湖、中綱湖、木崎湖での、ウォーターアクティビティ、キャンプ、サウナのお客様にも大勢お越しいただいています。 信濃大町は、長野県北西部に位置し、東は長野市、西は富山県、南は松本市、北は白馬村の中心に位置し、旅の拠点として利用いただけると更に便利です。 蕎麦・ジビエ肉・山菜などの自然が近い土地ならではの郷土食、美味しい水で作った日本酒・地ビール・珈琲、日帰り温泉・温泉宿など、魅力たくさんのこの街を世界中の方に知っていただきたいと思っています。 お越しいただいた皆様には、ぜひ #shinanoomachi を付けて魅力を発信していただければ有り難いです。よろしくお願いします。