東洋一の金産出量を誇った金山の軌跡を辿る地底博物館
今日はツアーガイドと一緒に地底博物館へ行きましょう。 この緑いっぱいの道に沿って、最初にやって来たのは地下博物館の入り口です。 右手には「近代化産業遺産」、左手には「東洋一の金山坑道」の看板があります。早速中に入ってみましょう。
東洋一の金山坑道
この緑いっぱいの道に沿って、最初にやって来たのは地下博物館の入り口です。
右手には「近代化産業遺産」、左手には「東洋一の金山坑道」の看板がありました。早速中に入ってみましょう。
神棚
トンネルを入ると右手に小さな神棚がありました。日本の家庭や会社は神様の加護を願って神棚を設けています。
特に当時はまだ地下採掘作業が比較的危険だったため、出入りの際に、神様に祈ったのでしょう。
我々も郷に入っては郷に従えといいますから神様に祈りましょう。
ハンス・ハンター
さらに奥へ進むと二股に分かれており、右側の分かれ道が入り口です。
ここにはマネキンが設置されており、ヨーロッパ人のように見えます。金山の重要な創設者の一人ハンス・ハンターというイギリス人でした。
彼はここに高度な採掘技術をもたらし、7年間で4.6トンの金と9.5トンの銀を採掘することができたそうです。
秘密の部屋
隣の部屋にはマネキンが3人がいますが、その1人が私たちにも同じことをさせようと言わんばかりに手を挙げています。
ここは労働者がこっそりと金を持ち出しているかどうかをチェックする場所だったようです。
竪坑
さらに奥に進むと、大きな空間に井戸のようなものがあります。
ここは竪坑といいます。5つの竪坑があり、これが第1竪坑です。
地下540mまで掘り下げられた5本の内の1本です。竪坑の深さ30mごとに1本の横坑道が掘られていました。
空気
空気圧縮機の一つの大事な役割は、抗道に新鮮な空気を補給する大切な役割を果たしてくれます。
お酒
焼酎もここで保管されていますが、その理由は室温が一年中一定で日光が当たらないためです。
酒質は日光や気温と大気の変化に左右されますので、室温が一年中一定で日光が当たらないところで熟成すれば、酒質の劣化リスクを避けることができます。ここはお酒を保管するのに最適な場所ですね。
3年の熟成を経て出荷するそうです。きっととても美味しいお酒になるでしょう。
どうでしょうか。かつての東洋一の金山を見てみたくなりましたか?ぜひ鯛生金山に遊びに来てください。
2018年4月、インバウンド(訪日外国人旅行)を推進する大分県内の個人・企業の集合体として「インバウンド推進協議会OITA」が設立されました。その後、2023年7月に一般社団法人「インバウンド全国推進協議会」と改組・改称し、観光産業における4つの課題「観光人材の育成」「観光素材の発掘、情報収集」「情報発信、プロモーション」「受入環境の整備」の解決へ向け、その具体的な方策に基づいた様々な事業について全国を対象に展開しています。