岡山を代表する郷土料理【岡山ばらずし】
【海の幸や旬の野菜を華やかに盛りつけた岡山を代表する郷土料理】 魚のつけ酢と具を飯に混ぜ込み、一つひとつ味付けした具材をさらに飾り付けたばら寿司。岡山ばらずしの歴史、県内で食べられるお店や、さまざまな食材でアレンジされたばらずしから現代(令和)のばらずしまで、【岡山ばらずし】を一挙紹介!
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目次
- 【岡山ばらずし】とは
- 烏城黄金ずし
- 黄ニラばらずし
- 岡山ばらずしが食べられる飲食店(岡山県観光連盟会員)
- 岡山ばらずしの駅弁・お弁当(岡山県連盟会員)
- 倉敷美観地区内で岡山ばらずしが食べられるお店【大正亭】
- 【寿司和食 一心】
- 自由なスタイルで味わう岡山の郷土料理「晴寿司」
【岡山ばらずし】とは
岡山ばらずしは瀬戸内海の海の幸と旬の野菜を華やかに盛りつけたお寿司。江戸時代、備前岡山藩の初代藩主・池田光政(みつまさ)によって質素倹約が奨励され、「食膳は一汁一菜とする」という倹約令を発布。それに対して庶民が反発し、「ご飯の上に乗せても一菜は一菜」とごはんの上に魚や野菜を乗せて「ばら寿司」として食べたのが始まりと言われています。現在では、お祭りやお祝い時のハレの日に食べる郷土寿司として県民から愛されています。
烏城黄金ずし
岡山を代表する料理「岡山ばら寿司」をベースに、「金烏城」とも呼ばれる岡山城をイメージした創作寿司。天守閣の黒い壁を表す黒豆と、金色の瓦やしゃちほこを表す金粉と黄ニラを使用し、見た目にもこだわった豪華な新名物です。
黄ニラばらずし
ばら寿司の錦糸玉子の代わりに岡山特産の黄ニラを加えたもの。食欲を誘う良い香りで、食感も見た目もばら寿司にマッチしていま
岡山ばらずしが食べられる飲食店(岡山県観光連盟会員)
・喜怒哀楽(岡山ばらずし 1,620円)
・吾妻寿司(岡山ばら寿司 1,620円)
・稲荷ときわや(ばら寿司 756円)
・鷲羽山レストハウス(岡山まつりずし御膳 2,500円)
・西の屋(祭り寿司 1,080円)
岡山ばらずしの駅弁・お弁当(岡山県連盟会員)
・三好野本店(桃太郎の祭ずし1,000円)
・せとうち味倶楽部(黄ニラばらずし950円、かくしずし1,050円)
・慈恩精舎 (岡山ばらずし 1,404円)※前日までに要予約
・割烹ままかり(岡山ばらずし 4,320円/2~3人前)※2日前までに要予約※上記価格は税込みです。
倉敷美観地区内で岡山ばらずしが食べられるお店【大正亭】
食材と産地確認を徹底して行い、地産地消を心がけて、郷土料理を中心に提供しているお店。地元の人々にも親しまれており、観光で倉敷美観地区に訪れた際に寄りたいお店の1軒。
【大正亭 本町店】
住所〒710-0054 倉敷市本町2-14
TEL086-422-8100
営業時間12:00~14:30(OS)18:00~20:00(OS)※予約の状況により変更の可能性があります。
休日:不定休
【寿司和食 一心】
倉敷市南部、瀬戸内海にほど近い児島にある海鮮和食店。地元産の魚介を中心に、定食や丼もの、にぎり、会席料理、鍋料理(要予約)など幅広く楽しめます。毎週金曜日には岡山の郷土料理「ばらずし」を提供。鰆や穴子、がざえびなど、岡山ならではの食材がふんだんに使われています。
【寿司和食 一心】
所在地:岡山県倉敷市児島駅前1-68
TEL:086-472-7728
営業時間:11:30~14:00、17:00~22:00
定休日:月曜日
駐車場:5台 ※別場所に3台あり
自由なスタイルで味わう岡山の郷土料理「晴寿司」
「ばら寿司」は、古くからハレの日の料理として親しまれているもの。しかし、暮らし方や環境の変化にともない作り手が減少し食材の入手も困難に…。そんな中で、郷土の味を後世に繋ぐべく生まれたのが「晴寿司」です。シャリは岡山県産米、具材に旬な岡山県産食材を使用。郷土の食材、郷土の味を色んなスタイルで愉しめる、それが令和のばら寿司「晴寿司」なのです。魚介をはじめ、肉? フルーツ!?とバリエーション豊富な新スタイルのお寿司が話題。新たな岡山の地産地消グルメとして注目の「晴寿司(はれずし)」が食べられるお店を、岡山県の「地産地消協力店」登録店の中からご紹介。
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!