「兵庫県朝来市の見どころ3選」日本を支えた近代化産業遺跡の歴史と絶景を見に行こう!
竹田城跡、天空の城、日本のマチュピチュというワードで知られる兵庫県の北部に位置する朝来市。今回はそんな竹田城跡と朝来市には他にどんな見どころがあるか紹介します!!
1.雲海が見れる「天空の城」竹田城跡
雲海だけじゃない!竹田城跡の見どころ!
竹田城跡と言えばとても有名な雲の上に浮かんでいる城跡をイメージすると思います。
とても幻想的で地元の方も足を運ぶほど美しい絶景です。
➀雲海の出やすい時期
「雲海が見れたら運がいい!」など言いますが、雲海が出るためには条件があります。
条件その➀:前日の夜から明け方の気温が低くなり、日中に向けて暖かくなる寒暖差が10℃以上ある日
条件その② :当日の朝の天気が良く、風がない日
条件その③:前日の日中が温かく、湿度も高い日
条件より、秋の9月~11月が雲海の出る確率が高いです。
また、毎年9月~11月は「勝手に雲海予報」といういう形で予報をしているサイトがあります。
②400年前の状態を維持している「石垣」
竹田城跡の石垣は「穴太積み」という方法で作られており、自然にある石を加工しないままに積み上げています。
石垣の角が上に行くほどそっている様子も見てわかります。
このように積み方にも特徴のある石垣なのでぜひ注目してみてみてください!
③ご来光を拝めるスポット!
みなさん朝早くに登り雲海が見れなくてもガッカリしないでください。
天気の良い日は綺麗な日の出を見ることができます。
早起きは三文の徳という言葉通り、ご来光を拝めたら気持ちが清々しいのでぜひそちらにも注目してください!
2.史跡 生野銀山
織田、豊臣、徳川、日本の歴史的重要人物の直轄鉱山として栄えた!
幕府の直轄鉱山として戦国時代の財政を支えた鉱山の一つ「生野銀山」
1868年には日本初の官営鉱山(政府直轄)となりました。明治政府は近代化を推し進めるため、「お雇い外国人第1号」のフランス人技師を雇い、製鉱所(精錬所)を建設し、生野に日本の近代化鉱業の模範鉱山・製鉱所の確立をめざしました。1896年には三菱合資会社に払い下げられ、以後、三菱の経営で国内有数の大鉱山として稼働してきましたが、1973年に閉山し今は一部を観光坑道として現代に歴史を伝えています。
掘り進んだ坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達しており、採掘した鉱石の種類は70種にも及んでいます。
朝来市出身のアイドル、銀山ボーイズたちが当時の様子を再現!時代により掘方が違う様子もご覧ください。
3.神子畑選鉱場跡
不夜城と呼ばれた、東洋一の生産高な選鉱場!
当時は24時間稼働しており、夜中になると選鉱場が光る姿が不夜城と呼ばれ、規模や生産量ともに東洋一の「神子畑選鉱場」。
1967年に明延鉱山が閉山し、それに伴い神子畑選鉱場も閉鎖となりました。
当時の壮大な様子を残してあるシックナー、その迫力に今注目されているスポットです。
また春に神子畑ではミツマタが綺麗に咲きます。
4.まとめ
朝来市にはたくさんの見どころがあります。
是非みなさん、遊びに来てね!
アクセスについては、こちらの記事もご覧ください。
天空の城「竹田城跡」を見に行こう!兵庫県朝来市へのアクセス方法
問合せ先
情報館「天空の城」 079-674-2120
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