広島県内の、思わず写真を撮りたくなるほどの美しい城を厳選してご紹介します。歴史に思いを馳せながら城を散策するのも楽しく、天守閣や石垣はインスタ映えするスポットとしてもおすすめです。お気に入りのお城を見つけて、素敵な写真と思い出を残してみませんか。
広島城は1589年、中国地方の大部分を支配していた毛利輝元によって、水陸交通に恵まれたこの地に築城が始まりました。この時、石垣や堀、天守閣をはじめとする建物や城下町を含む大規模な工事が行われました。
明治時代以降も天守閣やいくつかの建物は残されましたが、原爆によってすべての建物が全壊しました。
天守閣は1958年に再建され、現在では資料や模型を用いて広島の歴史を紹介する博物館として機能しいます。また、企画展やさまざまな普及事業が行われています。
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毛利元就が居城として使用した郡山城は、中国地方最大級の山城です。
築城の時期は不明ですが、15世紀中頃には郡山の南東に位置する独立した尾根上に毛利氏の本城として存在していました。16世紀中頃の元就の時代に全山が城郭化されたと考えられています。
1591年に本拠地を広島城に移した後も郡山城は維持されていたとされていますが、1600年の関ヶ原の戦い後の国替えにより廃城となりました。
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三原城は1567年、毛利元就の子である小早川隆景によって、川の河口にある大島と小島をつないだ埋め立て地に建てはじめられたと伝わっています。
この城は海に浮かんでいるように見えるため「浮城」と呼ばれ、日本で初めて海の中から立ち上げた高石垣を持つことで知られています。
現在では山陽本線が本丸を通過しており、残っているのは天守台とその周囲の堀や船入櫓など一部のみですが、国史跡として保護されています。
1983年に水軍の故郷である因島に築かれた、全国でも珍しい城型の水軍資料館です。
村上水軍は南北朝時代から室町・戦国時代にかけて、この地域の海上を支配し、水軍王国としてその力を誇示しました。
本丸には武具や遺品、古文書などの歴史的な資料が展示されており、展望台を兼ねる隅やぐらは船の資料館として活用されています。
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全国的にも珍しい、新幹線のホームからすぐ近くに見えるお城として有名です。徳川家康のいとこである水野勝成によって1619年に築かれました。
城内には天守閣や、国の重要文化財に指定された伏見櫓・筋鉄御門などの城郭建築があり、城跡は国の史跡として保存されています。
天守閣は1945年の戦災で焼失しましたが、1966年に再建され、現在は福山市の歴史を伝える博物館として、歴代藩主の遺品や資料が展示されています。
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