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丹波栗の収穫が始まりました
丹波篠山市の秋の味覚丹波栗の季節がやってきました。大粒で甘みが強く、数百といわれる栗の品種の中でもトップクラスの味です。 丹波篠山では丹波栗を心置きなく味わうことのできる栗フェアも開催予定ですので、この機会にぜひお越しください。
丹波栗とは
丹波栗とは現在の京都から兵庫県までを指す丹波地方で栽培されている和栗の総称です。
丹波栗は「日本一の栗」「栗の王様」と評されており甘味があり、大きさ、風味、色つやもよい丹波栗は栗の最上級品として、高級な和菓子や洋菓子に使われ高く評価されています。秋には全国から多くの観光客が「丹波栗」を目当てに訪れます。
また丹波篠山市で生産される丹波栗は寒暖差が激しい気候と風土により、古くから大きさ、美味しさに優れた産物として評価が高く、そのブランドはゆるぎない地位を築いています。
丹波栗の歴史
丹波栗の歴史は古く、平安時代から朝廷に栗を献上していたとの記述があり、江戸時代に書かれた食材の解説書『本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)、元禄 14(1700)年』には、「古より丹波、但馬、阿波の諸州栗子を産す。延喜式の神祇大膳に之を載せたり。今も丹波の山中より出ずるものを上品とす。大きさ鶏卵の如し、諸州之を栽培するも丹波に及ばず」と記されており、丹波栗が他の地域の栗よりも大きく、良い品質であったことが分かります。
丹波篠山市でも、平安時代後期の帳簿『大山荘立券坪付(おおやまそうりっけんつぼつけ)、康和4(1102)年』(大山荘は現在の大山地区を指す)に「栗林五町、所々に在り」と記されており、当時から栗が栽培されていたことがうかがえます。現在でも、栗の名が入った夏栗山(なつぐりやま)や栗栖野(くりすの)、栗柄(くりから)といった地名が存在し、丹波栗は長年の歴史と共に、私達の身近な農産物として親しまれて来ました。
丹波栗食べ歩きフェア2024
今年も丹波地方の秋の味覚「丹波栗」を味わうことのできる丹波栗食べ歩きフェアの開催が決定しました。丹波栗を用いた料理・お菓子等を提供する店舗や栗拾いができる観光栗園を「丹波栗食べ歩きマップ」で紹介。丹波篠山市内の『観光栗園・飲食店・物販店・直売所』をご紹介します!
ぜひ、丹波篠山市にお越しください!
【開催期間】 令和6年9月14日(土曜)~11月4日(月曜)
・栗拾い
令和6年9月17日(火曜)~10月14日(月祝)
・生栗の販売
令和6年9月28日(土曜)~10月14日(月曜)
・飲食・栗加工品の販売
令和6年9月14日(土曜)~11月4日(月曜)
【会場】 市内全域
▽詳しくはこちらから(ぐるり!丹波篠山・丹波篠山市公式観光サイト)
https://tourism.sasayama.jp/tanbaguri/
丹波篠山は歴史と伝統があふれる町です。 丹波篠山市の中心には篠山城跡があります。今も立派な石垣が当時のまま残っており、それを取り囲むようにして城下町の町並みが広がっています。 丹波篠山の町並みや文化は京都の影響が色濃く反映されており、実際に城下町を歩いてみると、あちこちに京都のような町並みを発見できるはずです。