第2回 一夜一会を東京 赤坂にて開催
第2回“一夜一会”を2024年7月30日(火)、31日(水)の2日間にわたり開催致しました。開催のご様子を紹介致します。
第2回 一夜一会の食材について
春夏秋冬にわたり、開催しております「一夜一会」
今回、“夏”の食材では、脂がのり口の中に入れるとふんわりとろける「のどぐろ」、身が厚く濃厚な「岩カキ」をメインにしゃぶしゃぶやお寿司を提供致しました。
近年では、高級魚として広く認知されるようになった「のどぐろ(アカムツ)」。富山湾では、約80%が定置網漁や刺網漁など身姿の鱗が輝くような良質なものが多く水揚げされます。また、富山では「魚神(ぎょうしん)」とも地域名で呼ばれており、天神信仰が盛んな地元では、12月25日から1月25日までに天神様の掛け軸や木彫り、人形などを飾り、お帰りになる1月25日にお供えをするという地域文化もあります。その味は「白身のトロ」とも呼ばれる程、脂がのり、口の中に入れると“ふんわり”とろけるその身は極上の味として人気。今回は握りでは勿論、しゃぶしゃぶにて召し上がり頂きます。
そして、富山湾の夏の味覚を代表するもののひとつ、岩カキ。
冬に旬を迎えるマガキと違って夏が旬で、6~7月に盛漁期を迎えます。立山連峰をはじめとする山々から豊富な栄養分が注ぎ込む富山湾では、プランクトンが多く発生します。その豊富な栄養分によって育つ天然の岩カキは、マガキよりも2回りほど大きく、身は厚くてジューシー。濃厚な旨味がたっぷりで、食べ応えのあるボリュームが魅力です。
富山の食×日本酒×お茶のトリプリングの提供
今回は新たな取組として富山の旬の日本酒に加え、明治11年創業の富山のお茶屋"藤岡園"とのトリプリングをお楽しみ頂きました。
第3回 一夜一会の開催について
次回は、“秋”の食材、富山湾の王者と呼ばれる「ブリ」、そして冬の味覚と呼ばれる「ベニズワイガニ」をメイン食材に、約40年続いた『小杉寿し』の大将 井黒和人氏が食で富山の魅力を伝えます。また、今回も富山の日本酒とお茶のトリプリングをご準備。ぜひ、ご堪能くださいませ。
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富山にゆかりのある株式会社アトム 代表取締役 青井茂、富山を代表する北日本新聞社、富山出身のプロ野球選手・石川歩の異業種三者によって設立。私たちは富山と何かをつなぎ、富山と共に新しい事業を創造するチームです。 国内の各地域が東京の一極集中に歯止めをかけるため、それぞれの特徴を生かして持続的な社会を作ることを「地方創生」と定義するなら、TOYAMATOがめざす「地方覚醒」はまったく異なる概念を持つ。そこでは自治体や行政が主導するのではなく、富山を愛するマインドを持った多くの人たちが富山の魅力を再発見し、誇りに思い、みずからの意思で世界中へ発信していく。あくまでも主役は「人」であり、さまざまな人が混ざり合う多様性が、富山の魅力を高めていくと考える。