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【工芸体験】今川氏から四百年続く、駿河の伝統工芸
静岡市には今川氏から現在にまで続く伝統工芸があるのをご存じですか? 生活に紐づく駿河の伝統工芸をご紹介いたします。
静岡が駿府と呼ばれていた時代からお椀などの漆器が作られていたことがわかっており、徳川家康が築いた江戸時代に産業として発展していきました。
駿河漆器を始めとし、駿河蒔絵や駿河塗下駄といった伝統工芸が次々に興り、お椀や重箱といった製品は輸出漆器として江戸末期には大量に輸出されていきました。その他にも駿河竹筋細工や駿河雛具、賎機焼きといった、駿府城や久能山東照宮の造営に際し全国から集まった職人が伝えた技術が静岡には存在しています。
静岡市駿河区丸子にはそんな伝統工芸品の作成を体験できる、国内最大級の施設があります。
歴史と未来を結ぶ場所「駿府の工房 匠宿」
「駿府の工房 匠宿」では駿河竹千筋細工、和染、木工、漆、陶芸といったさまざまな工芸体験をすることできます。
体験だけでなく、本格的にものづくりを学ぶための様々な教室をご用意しておりますので、出来上がる作品はもちろん、ものづくりの背景や講師の技術も直接ご覧いただけるかけがえのない時間となると思います。
工芸の後は施設内にある「駿河竹千筋細工」で装飾したカフェで、地元産のはちみつや県内産の食材、調味料を使ったフードやドリンクをお楽しみください。
・「駿府の工房 匠宿」 https://www.visit-shizuoka.com/spots/detail.php?kanko=10
静岡中部の観光情報は公益財団法人するが企画観光局まで https://www.visit-shizuoka.com/
富士山を背景に、雄大な南アルプスの山々と日本一深い駿河湾まで、自然に恵まれた静岡県中部地域「するが」。そして、いたるところで目を奪われるのが、美しい茶畑です。 産地それぞれで気候や風土に適したお茶作りが行われているのがお茶の面白さ。 お茶を楽しむ風習は、やがて「するが」の文化となり、日々の暮らしにも根付いています。 地域ごとに個性を放つ「お茶テロワール」に知的好奇心が刺激され、するがの茶畑のある風景と銘茶が、あなたの心をおもてなしします。 本地域は、東京・名古屋の間に位置し、新幹線で約1時間、大阪からは約1時間40分とアクセスが非常に良いため、大都市との組み合わせての訪問が可能です。 また、日本有数のクルーズ寄港地である富士山清水港と富士山静岡空港を有しており、各地からのアクセスも便利です。 【観光】 環境負荷の少ない自転車を活用してお茶の産地中心に巡るアドベンチャーツーリズムのほか、都会の喧騒からはなれた地で風土を感じながら緑茶味わったり、日本古来の庭園で池を見渡しながら茶道の作法や茶器について触れて学ぶこともできます。 これら茶の輸出で栄えた清水港は、するが湾から富士山を眺めることができる世界一の港と称され、多くのクルーズ船が訪れるほか、ヨットや海水浴などのマリンスポーツも楽しめます。 また富士山の雪解け水が川となって注ぎ込み、海溝が深く魚介の繁殖に適した駿河湾は、天然の良漁場です。アジやカツオ、シラス、金目鯛、日本では駿河湾でだけ獲ることができる桜エビなど、新鮮な地魚を味わうことができます。 【MICE】 観光はもちろんMICEの開催にも適しています。景勝地での「リゾートMICE」、シティホテルでの「都市型MICE」、コンベンションセンターでの「大型MICE」、地方都市最大規模の展示場での「見本市・展示会」という4つのスタイルを、目的やご要望に応じてご提案いたします。 特に、「リゾートMICE」は富士山が見えるため、表彰式での利用がお勧めです。 ユニークベニューは「船の貸し切り」や「富士山が見える庭園」等、富士山関連が多数あり、視察・エクスカーションは、静岡ならではの「お茶関連産業」、「日本一深い駿河湾」や「富士山関連」がお勧めです。また、アトラクションの相談や紹介、観光パンフレットの提供、などで皆様をサポートします。